プラテカルプス

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プラテカルプス
Platecarpus2010.jpg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
: 有鱗目 Squamata
亜目 : トカゲ亜目 Lacertilia
下目 : オオトカゲ下目 Anguimorpha
上科 : モササウルス上科 Mosasauroidea
: モササウルス科 Mosasauridae
亜科 : プリオプラテカルプス亜科
: プラテカルプス属
学名
Platecarpus

プラテカルプスとは、モササウルス科に属す海生爬虫類のことである。全長は7メートルほど。

特徴[編集]

カンザス州から多く産出するモササウルス科の3種。上からクリダステス、プラテカルプス、ティロサウルス

ほかのモササウルス類同様、口には円錐形の鋭い牙が並んでおり、イカ小魚を捕食していたとみられている。

また、2010年に、ウミヘビのような尾ではなく、サメ魚竜のような尾びれを持っていたことが判明し、より海中生活に適応した姿をしていたことが分かった。これは、魚竜がモササウルス類繁栄の前にオントンジャワ海台の海底火山噴火の影響により[1]絶滅したため、モササウルス類が魚竜のニッチを受け継いだ証拠を示すものという可能性もある。

頭部と頸部から見つかった軟組織。気管軟骨が写真の下部に写っている。

また最近、皮膚組織や内部組織が保存された、きわめて状態のよいプラテカルプスの標本が見つかった。内部には心臓、肺、腎臓とおぼしき赤い組織が残っており、さらに気管軟骨と網膜とおぼしき組織までが保存されていた。腎臓は腹部の前方にあることもわかり、モササウルス類の体の構造を調べるためのよい足がかりになったといえる。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]