ファラガット (DD-300)

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USS Farragut DD-300.jpg
艦歴
発注
起工 1918年7月4日
進水 1918年11月21日
就役 1920年6月4日
退役 1930年4月1日
除籍 1930年7月22日
その後 1930年10月31日に解体のため売却
性能諸元
排水量 1,100トン
全長 314 ft 5 in (95.83 m)
全幅 31 ft 8 in (9.65 m)
吃水 9 ft 3 in (2.82 m)
機関 2缶 蒸気タービン2基
2軸推進、13,500shp
最大速 35 ノット (65 km/h)
乗員 士官、兵員95名
兵装 4インチ砲4門、3インチ砲1門、21インチ魚雷発射管12門

ファラガット (USS Farragut, DD-300) は、アメリカ海軍駆逐艦クレムソン級駆逐艦の1隻。艦名は、南北戦争時のモービル湾の海戦で勇名を馳せ、アメリカ海軍最初の海軍大将となったデヴィッド・ファラガットにちなむ。その名を持つ艦としては、水雷艇ファラガット (水雷艇) (Torpedo Boat No. 11/TB-11/Coast Torpedo Boat No. 5) に次いで2隻目。

艦歴[編集]

ファラガットはサンフランシスコベスレヘム造船ユニオン鉄工所で1918年7月4日に起工し、1918年11月21日にテンプリン・ポッツ英語版夫人によって進水、1920年6月4日に就役する。

竣工後、ファラガットは1920年7月3日にサンディエゴに到着し、1922年3月31日までの間は諸準備の期間にあてられた。オレゴン州沿岸部からパナマ運河地帯にいたる海域において定期的な訓練を行う一方、1923年7月27日にはシアトルアラスカから移動してきたウォレン・ハーディング大統領の巡閲を受ける。1か月あまりのちの9月8日の霧の夜に発生したホンダポイント遭難事件にも巻き込まれ座礁するが、ファラガットは遭難した8隻の駆逐艦とは違って離礁に成功し、同じく一度は座礁して離礁したサマーズ英語版 (USS Somers, DD-301) とともに難を逃れることができた。

1924年から1927年の間は、ファラガットは定期的にカリブ海での艦隊訓練に参加。1927年の演習終了後はニューヨークロードアイランド州ニューポートおよびノーフォークへの訪問を果たす。この間、1925年夏には西海岸からハワイへの横断飛行を行う水上飛行機への支援任務に就き、1928年春にもハワイを訪問した。

1930年、この年に締結されたロンドン海軍軍縮会議の結果、ファラガットはその姿を消すこととなった。1930年4月1日にサンディエゴで退役し、7月22日に除籍。1930年10月31日に解体のため売却された。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]

関連項目[編集]