パワーアップ (アルバム)

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パワーアップ
AC/DCスタジオ・アルバム
リリース
録音 2018年8月、9月
ジャンル ハードロック
時間
レーベル コロンビア
プロデュース ブレンダン・オブライエン
チャート最高順位
  • 1位

(アルゼンチン、 オーストラリア、 オーストリア、 ベルギー、 カナダ、 フィンランド、 フランス、 ドイツ、 ギリシャ、 ハンガリー、 アイルランド、 イタリア、 ニュージーランド、 ノルウェー、 ポルトガル、 スコットランド、 スペイン、 スウェーデン、 スイス、 イギリス、 アメリカ)

  • 11位 (日本)
ゴールドディスク
  • 2xプラチナ (フランス)
  • プラチナ(オーストリア、ポーランド、ドイツ、スイス)
  • ゴールド(オーストラリア、イタリア、スペイン、イギリス)
  • AC/DC アルバム 年表
    ロック・オア・バスト
    (2014年)
    パワーアップ
    2020年
    ミュージックビデオ
    「Shot In The Dark」 - YouTube

    「Realize」 - YouTube

    「Demon Fire」 - YouTube

    「Witch’s Spell」 - YouTube

    「Through the Mists of Time」 - YouTube

    テンプレートを表示

    パワーアップ』(Power Up)は、オーストラリア出身のハードロックバンドAC/DC2020年に発表したアルバムである。

    解説[編集]

    2014年以来の6年ぶりの新作。スタジオアルバムとしては、通算17作目。 世界21カ国でチャート1位を記録しており、バンドメンバーだったマルコム・ヤングが亡くなって以来の最初のアルバムである。 全楽曲が2000年頃にマルコムとアンガスによって作曲された。

    ロック・オア・バスト ワールドツアー」が2016年に終了すると、相次ぐメンバーの降板などから、バンドは活動休止状態に陥る。 しかし、2017年マルコム・ヤングの葬式でメンバー全員が再会したことをきっかけに、2018年夏、アンガス、ブライアン、フィル、スティーヴィー、クリフがバンクーバーのスタジオに集結し、レコーディングを行った。

    また、このアルバムは当初2020年春頃にリリースを予定しており、それに伴うツアーも計画されていたが、新型コロナウィルスの流行により計画は中止となった。 また、バンドはミュージックビデオの撮影前にライブのリハーサルを行っており[1]、「コロナウィルスが収束すればワールドツアーを再び計画するだろう」とアンガスが発言している[2]

    収録曲[編集]

    全曲アンガス・ヤングマルコム・ヤングの共作。

    1. Play "リアライズ - Realize" 3:37
    2. Play "リジェクション - Rejection" 4:06
    3. Play "ショット・イン・ザ・ダーク - Shot in the Dark" 3:06
    4. Play "スルー・ザ・ミスツ・オブ・タイム - Through the Mists of Time" 3:32
    5. Play "キック・ユー・ウェン・ユア・ダウン - Kick You When You're Down" 3:10
    6. Play "ウィッチズ・スペル - Witch's Spell" 3:42
    7. Play "ディーモン・ファイアー - Demon Fire" 3:30
    8. Play "ワイルド・レピュテーション - Wild Reputation" 2:54
    9. Play "ノー・マンズ・ランド - No Man's Land" 3:39
    10. Play "システムズ・ダウン - Systems Down" 3:12
    11. Play "マネー・ショット - Money Shot" 3:05
    12. Play "コード・レッド - Code Red" 3:31

    参加ミュージシャン[編集]

    脚注[編集]

    1. ^ AC/DCのクリフ・ウィリアムズ、「数公演なら…」”. BARKS (2020年10月23日). 2023年5月24日閲覧。
    2. ^ アンガス・ヤング、規制下の公演に「同じヴァイブはない」”. BARKS (2020年10月9日). 2023年5月24日閲覧。