バレンシアガ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
バレンシアガ(Balenciaga)は、バスク系スペイン人のクリストバル・バレンシアガによって設立されたファッションブランドである。本社はフランス・パリ第8区のジョルジュ・サンク大通りにある。
目次 |
[編集] 概要
1914年創業。当初はスペインに本社を構えたが、1930年代にスペイン内戦の影響でパリに本社を移転し、それ以来パリを本拠地としている。20世紀前半のモード界では「クチュール界の建築家」と評され、1950年代にはディオールと肩を並べる名門に成長した。1970年代に一度倒産の危機を迎えるが、その後復活。1998年からグッチ・グループ系列に属し、フランスを本拠地とする流通会社PPR(元Pinault-Printemps-Redoute)の所有となっている。
婦人服を中心に、靴・バッグなどのレザーグッズ、宝飾品・時計、香水・ボディローションなどの商品を展開している。非対称な5角形の断面をもつ香水ボトルや、スタッズ装飾のあるバッグ・財布などがブランドアイコンとされる。
現在のデザイナーは、ニコラ・ゲスキエール(Nicolas Ghesquiere)。
[編集] 歴史
- 創業初期
- 1914年 - クリストバル・バレンシアガの手により、クチュールハウスとしてスペインに創業。
- 1930年代 - パリに移転。
- 1968年 - クリストバル死去。
- 1970~90年代
- 1998年 - グッチ・グループに買収される。ニコラ・ゲスキエールがチーフデザイナーに就任。
- 2000年代以降
- 2010年 - ニコラ就任後初めて香水シリーズの新作が登場。香水シリーズの新作は、これ以降、年に1回のペースで発表されている。
- 2011年 - グッチ・グループが解散し、PPRの保有会社となる。
[編集] 日本での展開
服飾・バッグ・小物類・宝飾品などはそのほとんどを日本法人であるバレンシアガ・ジャパンが取り扱っているが、セレクトショップへ流通している商品も数多い。サングラス・メガネフレーム類はサフィロジャパン、香水・コスメなどの商品はブルーベル系列のコティ・プレステージ・ジャパンが取り扱っている。路面店はなく、デパート内の直営店も少数である。
日本では、中央部にジッパーポケットを配置し、その下と下側の2角にベルトをスタッズで固定したルックスのバッグ・財布などが有名で、20代~30代の女性を中心に人気を集めている。