ノーザンスパイ
| ノーザンスパイ | |
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| 開発 | アメリカ合衆国 |
ノーザンスパイは「スパイ」と「キング」とも呼ばれ、1800年頃にニューヨーク州イーストブルームフィールドで生まれた栽培リンゴの品種である。[1][2]ニューヨーク州で人気がある。
ノーザンスパイは、歴史的な株を記念する2013年に発行された4種類の33セント切手セットで米国郵政公社によってボールドウィン、ゴールデンデリシャス、グラニースミスとともに表彰された4つのリンゴのうちの1つである。[3]
日本へは北海道開拓使によって1872年に導入され、当初はさまざまな名前で呼ばれていたが、1900年に君が袖の品種名が定められた[4][5]。
説明[編集]
ノーザンスパイは、シーズンの後半(10月下旬以降)にかなり遅く生産される。肌の色は緑の地面で、赤い縞模様で洗い流されている。白い肉はジューシーで、さわやかで、濃厚で芳香族の亜酸風味で穏やかに甘く、ビタミンC含有量が高い。その特徴的な風味は、ほとんどの人気品種よりもターターであり、その肉は薄い肌で、ほとんどのよりも硬い/カリカリである。
ノーザンスパイは、一般的にデザートやパイだけでなく、ジュースやサイダーのために使用される。これは、遅い成熟のために長持ちする傾向があり、保存しておくための優れたリンゴである。
栽培[編集]
ノーザンスパイは、1800年頃、ニューヨーク州ロチェスターの南にあるニューヨーク州イーストブルームフィールドで栽培された、当時コネチカット州から持ち込まれた、保存され栽培されていた失敗作ではあったが、苗の芽が生き延びていたのを発見されたワグナーリンゴが、その先駆者の一つであると考えられている。ワグナーリンゴはその鈍い着色、不規則な形状、薄い皮にできるあざの傾向、特に苦い穴に加え、花の耐病性も欠如し、あまり好まれなかったが、羊毛のアブラムシに対しては耐性があり、かさぶたに対してもやや抵抗性がある。栽培地域以外の小売市場では広く流通できないが、依然として加工リンゴとして重要であった。ノーザンスパイは、非標準のルートストックに移植されない限り、実を結ぶのに10年もかからることが知られている。にもかかわらず、標準サイズの木になるために他の品種を接ぎ木するための優れた根のストックを作る。
エドガー・リー・マスターズのスプーン・リバー・アンソロジーの詩「コンラッド・シーバー」とチェイス・トワッケルの詩の中のノーザン・スパイ・リンゴの木の人物で、その最初の本ノーザンスパイは1981年にピッツバーグ大学出版局によって出版された。
ノーザンスパイの箱は、ジョークとして1953年にトロントグローブとメールのニューススタッフによって上院議員ジョセフ・マッカーシーに送られた。[6]
脚注[編集]
- ^ National Fruit Collection 2015年11月11日閲覧。
- ^ Beach, S.A.; Booth, N.O.; Taylor, O.M. (1905), “Northern Spy”, The apples of New York, 1, Albany: J. B. Lyon, pp. 229–233
- ^ art by Derry Noyes & John Burgoyne (January 17, 2013), Postal Service Issues Apples Postcard Stamps; Release No. 13-004 2015年12月23日閲覧。
- ^ 『君が袖、きみがそで』青い森の片隅から。
- ^ 吉田義雄「作物品種名雑考 (8)」『農業技術』第34巻第1号、1979年、37-42頁。
- ^ “Spies For McCarthy”. The Daily Gleaner: p. 6. (1953年12月17日) 2020年1月8日閲覧。
外部リンク[編集]
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