ネウマ譜
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グレゴリオ聖歌のネウマ譜
ネウマ譜(neumatic notation)とは、ネウマと呼ばれる記号を用いた記譜法のことである。9世紀頃に現れ、音高を明示しないネウマ、音高ネウマ(ダイアステマ記譜法)といった初期の記譜法が発展し、11世紀になると譜線ネウマが見られ、4本の譜線が用いられるようになった。このころ、線譜表には、C音とF音が付けられるようになり、それがハ音記号とヘ音記号となる(ト音記号もG音の記号である)。ネウマ(neuma, νευμα)とはギリシャ語で「合図、身振り」という意味であり、合唱を指揮する際の手の合図である。
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ネウマによる記譜法 [編集]
ネウマによる記譜法は、時代、地方によって様々なバリエーションがあるが、ここでは譜線ネウマについて記述する。
音部記号 [編集]
譜線ネウマでは4本の譜線が使われ、近代記譜法と同じように線上または線と線の間に音符が書かれる。先頭にはC音(ハ音、ド)またはF音(ヘ音、ファ)の音部記号が書かれる。これが後にハ音記号、ヘ音記号となる。
| C音記号 | |
| F音記号 |
1音ネウマ [編集]
| Punctum ("point") | |
| Virga | |
| repercussive neume |
2音ネウマ [編集]
| Clivis | Two notes descending | |
| Podatus or Pes ("foot") | Two notes ascending |
3音ネウマ [編集]
| Scandicus | Three notes ascending | |
| Climacus | Three notes descending | |
| Torculus | down-up-down | |
| Porrectus | up-down-up |
合成ネウマ [編集]
その他の基本的記号 [編集]
| Flat | 五線譜のフラットと同じ意味である。ロ音(Si)に対してのみ現れ、フラットの効果を受ける音の直前にではなく、ネウマの一群の前に置かれる。 | |
| Custos | 五線の最後に置かれ、次の行の最初の音が何であるかを示す。 | |
| Mora | 現在の記譜法における付点のように付される。モラが付された音符は典型的には倍の長さに伸ばされる。 |
解釈記号 [編集]
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