トーテムポール

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アラスカ州ケチカン市に建つトリンギット族のトーテムポール

トーテムポール英語:totem pole)は、北アメリカ太平洋岸北西部に住むアメリカ先住民の柱状の木の彫刻である。

[編集] 歴史、目的

トーテムポールの起源は明確ではない。太平洋岸北西部は雨の多い温帯雨林が広がるため木材が腐食しやすく、18世紀より古いものが残っていないためである。そのころの調査隊の報告によると小さいものがわずかながら残っていたらしい。トーテムポールは屋外に独立して立つもの以前からハウスポスト、すなわち家の中の柱として存在していた。 屋内の柱には婚姻葬式などその家の歴史が順次刻まれて紋章のような役割を果たしていたが、それが発展して独立した記念碑墓標として屋外に建てられるようになった。単なる墓標でなく遺体を納める棺桶となっている場合もある。

日本では、民俗学的な意味を持たない工作の課題として模倣されたものが小学校や中学校など各種学校の校庭に立てられていることがある。

[編集] 様式

クヮクヮキワク族のトーテムポール、ブリティッシュコロンビア州ビクトリア

トーテムポールは各種品物や動物、人の(あるいは仮面)など様々な要素を積み重ねた形状をしている。使われる要素やデザインは部族によって異なり、大きく二つのタイプに分かれる。

一つはアメリカ合衆国アラスカ南東部およびカナダブリティッシュコロンビア州北西部のトリンギット(クリンキット)族、ハイダ族(Haida)、シムシアン族 (Tsimshian) が属する北の様式で、使用する色がターコイズブルートルコ石の青色)の三色にほぼ限られることが大きな特徴である。

南ブリティッシュコロンビア(バンクーバー島およびその近くの大陸部)、およびアメリカ合衆国ワシントン州ワカシ語Wakashan languages)とセイリッシュ語Salishan languages)を話す民族のトーテムポールは南の様式に属する。 ワカシ語族のクヮクヮキワク(クワキウトル)族(Kwakwaka'wakw)のトーテムポールはよく知られた典型的なもので伝説の鳥サンダーバードの彫刻や多くの色(黒、赤、色など)を使うことを特徴としている。

[編集] 関連項目

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