ハイダ・グワイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ハイダ・グワイ

ハイダ・グワイ(英語:Haida Gwaii[1][2])はカナダブリティッシュコロンビア州太平洋岸沖の群島。鋭い逆三角形をなしていて、北のグレアム島、南のモレスビー島の2つの大きな島をはじめとして、大小約150の島々からなる。

かつてはクイーンシャーロット諸島(The Queen Charlotte Islands)と呼ばれていたが、2010年にハイダ・グワイに改名された。下記、改名の項参照。

概要[編集]

ほぼ北緯52度から54度、西経131度から133度に位置しており、北端は州本土よりアラスカ州の方に近い。イギリス国王ジョージ3世の王妃シャーロットにちなんで名付けられた。先住民からはハイダ・グワイ(Haida Gwaii)と呼ばれる。行政上はブリティッシュコロンビア州スキーナ・クイーンシャーロット地域に属する。

総面積は約10,180平方キロメートルで、日本岐阜県(約10,621平方キロメートル)よりやや狭い程度。標高がもっとも高いMount Moresbyの山頂は海抜1,164mである。全島併せての人口は約3,800人。

改名[編集]

他の諸島との位置関係を示している北西太平洋岸北部の地図。プリンス・オブ・ウェールズ島の南半分はカイガニ・ハイダの領土だが、ハイダ・グワイには含まれない。

1787年にジョージ・ディクソンにより測量され、その船団の一隻(イギリス王ジョージ3世の王妃シャーロット女王にちなんだクイーンシャーロット号)の名称から「クイーンシャーロット諸島(The Queen Charlotte Islands)」と名付けられた。

ハイダ族の歴史を尊重し、植民地的な名称であるクイーンシャーロット諸島の代替として1980年代初期に作られた造語が「ハイダ・グワイ」と言う名称である[3]

「ハイダ」は「我々」という意味だけではなく「人々」と言う意味であり、「ハイダ・グワイ」は「人々の島」という意味である。2009年12月11日に、ブリティッシュコロンビア州政府は2010年中頃にクイーンシャーロット諸島を公式的に「ハイダ・グワイ」に改名する法律を発表。2010年6月3日に法律は可決され改名が決定された[4]。この改名はカナダの各層政府及び国際機関でも認知された。

「世界の果ての島々」を意味する旧名である「ハアダラ・グワイ(Xaadala Gwayee、Xhaaidlagha Gwaayaai)」もまだ使用されている[5][6]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

脚注[編集]