トゥアレグ

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トゥアレグ族
1997 277-31A Tuareg.jpg
総人口

520万人 [1]

居住地域

ニジェールの旗 ニジェール: 1,720,000 (1998)
マリ共和国の旗 マリ: 1,440,000 (1991)
アルジェリアの旗 アルジェリア: 1,025,000 (1987)
ブルキナファソの旗 ブルキナファソ: 600,000 (1991)

リビアの旗 リビア: 557,000 (1993)
言語
トゥアレグ語
宗教
イスラム教
関連する民族

ベルベル人

トゥアレグ (Tuareg) またはトゥアレグ族は、ベルベル人系の遊牧民アフリカ大陸サハラ砂漠西部(アザワド)が活動の範囲である。自身では「ケル・タマシェク(Kel Tamasheq)」(タマシェク語を話す人々)と呼ぶ。

中世にはサハラ交易を支えた。しばしば隊商を襲撃したことから好戦的民族として恐れられた。

1992年頃から、ニジェール北部を中心に反政府武装闘争の活動が活発化、外国人観光客を襲撃するなどの武装闘争を展開した。ただし、大規模な拡大には至らず政府と和平協定を締結。2002年には武装解除されたと伝えられたが、再び武装闘争を再開。現在の活動範囲はニジェールだけでは無く、マリチャドモーリタニアにまで及んでいる。2011年リビア内戦に参加し軍事力を蓄え、2012年1月に開始した独立紛争はマリ軍事クーデターを引き起こした。4月6日にマリにおける北部支配地域アザワド独立を宣言

目次

分布 [編集]

トゥアレグ族の分布域

現在では、トゥアレグ族は主にアルジェリアマリニジェールリビアフェザーンを中心に生活しており、その数は100万から350万人の間のといわれる。

文化と風習 [編集]

トゥアレグ族の衣装

使用する言語はトゥアレグ語 (en:Tuareg languages)=タマシェク語である。タマシェク語は独自の表音文字ティフィナグ文字)を持っている。

青いターバンと民族衣装を着用することから青衣の民として知られる。一般にイスラーム世界では女性が全身や顔を衣装で隠す習慣があるが、トゥアレグでは逆に男性が全身そして顔を衣装で覆い、女性は皮膚を露出していることもある。また女系社会でもある。

職業や婚姻を制限する身分制度(カーストと訳されることもある)が存在する。上級階級の混血が進まないようにするための措置とされる。ニジェールでは他の周辺民族の身分制度も含めて差別を禁止する法律が施行されている(実効性は不明)。

参考文献 [編集]

関連項目 [編集]

外部リンク [編集]