トゥアレグ
| トゥアレグ族 |
|---|
| 総人口 |
|
520万人 [1] |
| 居住地域 |
| 言語 |
| トゥアレグ語 |
| 宗教 |
| イスラム教 |
| 関連する民族 |
トゥアレグ (Tuareg) またはトゥアレグ族は、ベルベル人系の遊牧民。アフリカ大陸サハラ砂漠西部(アザワド)が活動の範囲である。自身では「ケル・タマシェク(Kel Tamasheq)」(タマシェク語を話す人々)と呼ぶ。
中世にはサハラ交易を支えた。しばしば隊商を襲撃したことから好戦的民族として恐れられた。
1992年頃から、ニジェール北部を中心に反政府武装闘争の活動が活発化、外国人観光客を襲撃するなどの武装闘争を展開した。ただし、大規模な拡大には至らず政府と和平協定を締結。2002年には武装解除されたと伝えられたが、再び武装闘争を再開。現在の活動範囲はニジェールだけでは無く、マリ、チャド、モーリタニアにまで及んでいる。2011年リビア内戦に参加し軍事力を蓄え、2012年1月に開始した独立紛争はマリ軍事クーデターを引き起こした。4月6日にマリにおける北部支配地域アザワドの独立を宣言。
目次 |
分布 [編集]
現在では、トゥアレグ族は主にアルジェリア、マリ、ニジェール、リビアのフェザーンを中心に生活しており、その数は100万から350万人の間のといわれる。
文化と風習 [編集]
使用する言語はトゥアレグ語 (en:Tuareg languages)=タマシェク語である。タマシェク語は独自の表音文字(ティフィナグ文字)を持っている。
青いターバンと民族衣装を着用することから青衣の民として知られる。一般にイスラーム世界では女性が全身や顔を衣装で隠す習慣があるが、トゥアレグでは逆に男性が全身そして顔を衣装で覆い、女性は皮膚を露出していることもある。また女系社会でもある。
職業や婚姻を制限する身分制度(カーストと訳されることもある)が存在する。上級階級の混血が進まないようにするための措置とされる。ニジェールでは他の周辺民族の身分制度も含めて差別を禁止する法律が施行されている(実効性は不明)。
参考文献 [編集]
- イブン・バットゥータ 『大旅行記』全8巻 イブン・ジュザイイ編、家島彦一訳、平凡社〈平凡社東洋文庫〉、1996-2002年。 - 14世紀のトゥアレグ族についての記述がある。
関連項目 [編集]
- イブラヒーム・アル・コーニー - トゥアレグ出身の作家
- フォルクスワーゲン・トゥアレグ
- ハーモニー (小説) - 物語の冒頭でトゥアレグ族が登場する。
外部リンク [編集]
- Art of Being Tuareg: Sahara Nomads in a Modern World - National Museum of African Art
- 反政府闘争を活発化させるサハラの「トゥアレグ」人、その歴史的経緯 - AFPBB News
- ジャネット。オアシスの暮らしと結婚式 ÷サハラエリキ÷
- 塩キャラバンにまたがって/ ニジェール ÷サハラエリキ÷