タウデニ

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13世紀~15世紀初頭のマリ帝国とサハラ交易路

タウデニ(Taoudenni)は、マリ共和国北部、トンブクトゥ州岩塩の鉱床があり、昔ながらの方法で今も採掘が行われ、現在でもラクダによる隊商によって運ばれている。

タウデニ地方は盆地となっており、古代の塩湖の湖底に分厚い岩塩の鉱床が広がっている。それを鉱夫が手で切り出し、板状にしてラクダの背に乗せ、隊商が750km南のトンブクトゥまで運んでいく。隊商がを運搬するのは10月から3月の、涼しい6ヶ月の間だけである。かつては少し北のテガーザ英語版岩塩の塩鉱が知られていたが、17世紀に枯渇し、かわってタウデニでの採掘が始まった。

タウデニは最も近い集落まで500km離れており、サハラ砂漠の中に孤立している。そのためムーサ・トラオレ独裁政権の時代は政治犯収容所がタウデニに作られていた。

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