デイビーズ郡 (インディアナ州)

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インディアナ州デイビーズ郡
Daviess County Courthouse in Washington.jpg
ワシントン市にあるデイビーズ郡庁舎
デイビーズ郡の位置を示したインディアナ州の地図
郡のインディアナ州内の位置
インディアナ州の位置を示したアメリカ合衆国の地図
州のアメリカ合衆国内の位置
設立 1818年2月2日
郡名の由来 ジョセフ・ハミルトン・デイビーズ(1774年-1811年)、弁護士、ティッペカヌーの戦いで戦死した
郡庁所在地 ワシントン
面積
 - 総面積
 - 陸
 - 水

1,131 km2 (436.87 mi2)
1,112 km2 (429.49 mi2)
19 km2 (7.39 mi2), 1.69%
人口
 - (2010年)
 - 密度

31,648人
28.37人/km2 (73人/mi2)
標準時 東部: UTC-5/-4
注:  

デイビーズ郡: Daviess County/ˈdvz/)は、アメリカ合衆国インディアナ州の南西部に位置するである。2010年国勢調査での人口は31,648人であり、2000年の29,820人から6.1%増加した[1]郡庁所在地ワシントン市(人口11,509人[2])であり、同郡で人口最大の都市でもある。デイビーズ郡は2006年4月2日に一旦中部標準時に移行したが、2007年11月4日には東部標準時に戻した[3][4]

歴史[編集]

デイビーズ郡は1817年に設立された。郡名はケンタッキー州のアメリカ合衆国地区検事ジョセフ・ハミルトン・デイビーズに因んで名付けられた。デイビーズは1811年のティッペカヌーの戦いで戦死した。郡内に入植が始まったのはホワイト川沿いからであり、農夫が収穫物を運ぶために都合が良かった。郡北東部は森が深かったので、1800年代前半は製材業が栄えた[5]。デイビーズ郡は近くのケンタッキー州にあるデイビス郡と同じ名前の由来を持っている。どちらもイリノイ州・インディアナ州・ケンタッキー州3州地域に属している。ただしインディアナ州の方はデイビーズ郡と発音し、ケンタッキー州の方はデイビス郡( /ˈdvɪs/)と発音されている。

地理[編集]

アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は436.87平方マイル (1,131.5 km2)であり、このうち陸地429.49平方マイル (1,112.4 km2)、水域は7.39平方マイル (19.1 km2)で水域率は1.69%である[6]

主要高規格道路[編集]

  • Indiana 57.svg インディアナ州道57号線
  • Indiana 58.svg インディアナ州道58号線
  • Indiana 257.svg インディアナ州道257号線
  • Indiana 358.svg インディアナ州道358号線
  • Indiana 550.svg インディアナ州道550号線

隣接する郡[編集]

気候と気象[編集]

ワシントン
雨温図説明
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
 
 
2.8
 
39
23
 
 
2.7
 
45
27
 
 
4.2
 
56
36
 
 
4.2
 
67
45
 
 
5.5
 
77
55
 
 
4.2
 
85
64
 
 
4.9
 
88
68
 
 
3.8
 
86
66
 
 
2.9
 
80
58
 
 
3.1
 
69
47
 
 
4.4
 
55
38
 
 
3.4
 
43
28
気温(°F
総降水量(in)
出典:The Weather Channel[7]

近年、郡庁所在地であるワシントン市の平均気温は1月の23°F (-5 ℃) から7月の88°F (31 ℃) まで変化している。過去最低気温は1989年12月に記録された-19°F (-28 ℃) であり、過去最高気温は1930年7月に記録された113°F (45 ℃) である。月間降水量は2月の2.69インチ (68 mm) から5月の5.52インチ (140 mm) まで変化している[7]

郡政府[編集]

郡政府は憲法による政体であり、インディアナ州憲法とインディアナ州法典によって特別の権力を認められている。

郡政委員会[編集]

郡政委員会は郡政府の立法府であり、郡の歳出や歳入を管理している。委員は郡内の選挙区から選出され、任期は4年間である。給与、年間予算、特別支出を設定する責任がある。郡レベルで所得税や資産税、消費税、サービス税を課する限定付き権限があるが、所得税と資産税は州の承認を要する[8][9]

行政委員会[編集]

行政委員会は郡政府の行政府である。委員は郡全体を選挙区に選出され、任期は4年間で2年毎に半数が改選される。委員の一人、通常は最も経験のある者が議長になる。行政委員会は郡政委員会が決めた法を実行し、税金を集め、郡政府の日々の機能を管理する責任がある[8][9]

郡裁判所[編集]

郡は幾らかの民事訴訟を扱うことのできる小規模裁判所を維持している。判事は4年間任期で選出され、インディアナ州法廷弁護士協会の会員でなければならない。判事を補助するのがコンスタブルと呼ばれる法執行官であり、やはり4年間任期で選出される。特定の事件における判決に対しては、州レベルの巡回裁判所に控訴できる[9]

郡政府役人[編集]

上記以外に、保安官、検視官、監査官、財務官、登記官、測量士および巡回裁判所事務官が選挙で選ばれている。任期は4年間であり、郡政府の異なる部門を監督している。郡政府に選ばれる役人は支持政党を公にすることが求めら、また郡の住人でなければならない[9]

郡内の各郡区には委託者がおり、消防と救急サービスを管理し、生活保護と墓地の管理、農場の評価を行っている。委託者は3人の委員による郡区委員会の援助を受ける。委託者と郡区委員の任期は4年間で選挙によって選ばれている[10]

デイビーズ郡はアメリカ合衆国下院議員インディアナ州第8選挙区に属している[11]。インディアナ州議会上院では第39および第48選挙区に属しており[12]、下院では第45、第63および第64選挙区に属している[13]

人口動態[編集]

人口推移
年度 人口 変動率
1820 3,432
1830 4,543 32.4%
1840 6,720 47.9%
1850 10,352 54.0%
1860 13,323 28.7%
1870 16,747 25.7%
1880 21,552 28.7%
1890 26,227 21.7%
1900 29,914 14.1%
1910 27,747 −7.2%
1920 26,856 −3.2%
1930 25,832 −3.8%
1940 26,163 1.3%
1950 26,762 2.3%
1960 26,636 −0.5%
1970 26,602 −0.1%
1980 27,836 4.6%
1990 27,533 −1.1%
2000 29,820 8.3%
2010 31,648 6.1%
Sources: United States Department
of Commerce,Bureau of the Census,
Population Division[14]
Census Quickfacts[1]

以下は2000年国勢調査による人口統計データである。

基礎データ

  • 人口: 29,820人
  • 世帯数: 10,894 世帯
  • 家族数: 7,821 家族
  • 人口密度: 27人/km2(69人/mi2
  • 住居数: 11,898軒
  • 住居密度: 11軒/km2(28軒/mi2

人種別人口構成

先祖による構成

  • アメリカ人:32.9%
  • ドイツ系:26.7%
  • アイルランド系:10.4%
  • イギリス系:7.0%

年齢別人口構成

  • 18歳未満: 29.0%
  • 18-24歳: 8.6%
  • 25-44歳: 26.2%
  • 45-64歳: 21.7%
  • 65歳以上: 14.6%
  • 年齢の中央値: 36歳
  • 性比(女性100人あたり男性の人口)
    • 総人口: 97.3
    • 18歳以上: 93.6

世帯と家族(対世帯数)

  • 18歳未満の子供がいる: 35.5%
  • 結婚・同居している夫婦: 59.8%
  • 未婚・離婚・死別女性が世帯主: 8.7%
  • 非家族世帯: 28.2%
  • 単身世帯: 25.0%
  • 65歳以上の老人1人暮らし: 12.3%
  • 平均構成人数
    • 世帯: 2.69人
    • 家族: 3.24人

収入[編集]

収入と家計

  • 収入の中央値
    • 世帯: 34,064米ドル
    • 家族: 41,818米ドル
    • 性別
      • 男性: 30,706米ドル
      • 女性: 20,102米ドル
  • 人口1人あたり収入: 16,015米ドル
  • 貧困線以下
    • 対人口: 13.8%
    • 対家族数: 9.6%
    • 18歳未満: 19.7%
    • 65歳以上: 12.0%

全人口の10.52%と5歳から17歳の子供の16.52%は家庭でドイツ語を話している[15]。大半がアーミッシュである。

郡区[編集]

デイビーズ郡は下記10の郡区に分割されている。

  • バー
  • ボガード
  • エルモア
  • ハリソン
  • マディソン
  • リーブ
  • スティール
  • ヴァンビューレン
  • ビール
  • ワシントン

都市と町[編集]

  • アルフォーズビル
  • キャネルバーグ
  • エルノラ
  • モンゴメリー

未編入の町[編集]

  • ブラックオーク
  • ケイプハート
  • コーネッツビル
  • コーニング
  • ファーレン
  • グレンデール
  • グラハム
  • ハドソンビル
  • ジョーダン
  • メイズビル
  • ペニービル
  • レイグルスビル
  • サウスワシントン

脚注[編集]

  1. ^ a b Quickfacts.census.gov - Daviess County - accessed 2011-12-06.
  2. ^ Quickfacts.census.gov - Washington, Indiana - accessed 2011-12-06.
  3. ^ http://www.indystar.com/apps/pbcs.dll/article?AID=/20070921/LOCAL/709210491/-1/LOCAL17
  4. ^ DOT Moves Five Indiana Counties from Central to Eastern Time
  5. ^ De Witt Clinton Goodrich & Charles Richard Tuttle (1875). An Illustrated History of the State of Indiana. Indiana: R. S. Peale & co.. p. 553. http://books.google.com/books?id=YDIUAAAAYAAJ. 
  6. ^ Census 2010 U.S. Gazetteer Files: Counties”. United States Census. 2011年11月5日閲覧。
  7. ^ a b Monthly Averages for Washington, Indiana”. The Weather Channel. 2011年1月27日閲覧。
  8. ^ a b Indiana Code. “Title 36, Article 2, Section 3”. IN.gov. 2008年9月16日閲覧。
  9. ^ a b c d Indiana Code. “Title 2, Article 10, Section 2”. IN.gov. 2008年9月16日閲覧。
  10. ^ Government”. United Township Association of Indiana. 2011年1月6日閲覧。
  11. ^ Conressman Baron Hill”. House.Gov. 2008年9月12日閲覧。
  12. ^ Indiana Senate Districts”. State of Indiana. 2011年1月23日閲覧。
  13. ^ Indiana House Districts”. State of Indiana. 2011年1月23日閲覧。
  14. ^ Forstall, Richard L. (editor) (1996). Population of states and counties of the United States: 1790 to 1990 : from the twenty-one decennial censuses. United States Department of Commerce, Bureau of the Census, Population Division. pp. 50–53. ISBN 0-934213-48-8. http://books.google.com/books?id=Z12v1lrkv2IC&lpg=PA50&pg=PA50#v=onepage&q&f=false. 
  15. ^ http://www.mla.org/map_data_results&SRVY_YEAR=2000&geo=county&state_id=18&county_id=27&mode=geographic&lang_id=&zip=&place_id=&cty_id=&region_id=&division_id=&ll=&ea=y&order=&a=y&pc=1

外部リンク[編集]

座標: 北緯38度42分 西経87度05分 / 北緯38.70度 西経87.08度 / 38.70; -87.08