ダイヤル

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自動車のメーターに使われたダイヤル

ダイヤルダイアル英語: dial)は、アナログ時計やアナログメーターなどの、円盤状の文字表示面。および、昔の電話機テレビチューナーなどで使われた、同様のものを回転できるようにした入力装置

エレクトロニクスの発達により、数値を直接に入出力できるようになったため、かつてほどはダイヤルは使われていない。特に、電話機とテレビでは、入力の目的が「選択」であり、量的なわかりやすさはメリットとならないため、ダイヤルは完全に姿を消した。それでも、次のような分野では、今でもダイヤルが使われている(必ずしも全てがダイヤル式ではない)。

  • 正確な数値よりは直感的に大雑把な量を把握することが重要な分野。自動車の各種メーターなど。
  • 微小な量の増減が重要な分野。無線機など。
  • エレクトロニクスの導入がコスト的に釣り合わない分野。方位磁石など。
  • 美術的デザインに一定の価値が認められている分野。時計など。

電話機のダイヤル[編集]

ダイヤル式電話

自動交換機の導入により、電話機は電話番号を発信する必要が生じた(自動電話機)。このための機構がダイヤルである。

回されたダイヤルがばねの力で逆方向に回転し元どおりに戻ることで、盤面の数値に対応した個数のダイヤルパルス信号が発せられる。なお、0はダイヤル上では9の次にあり、10個のパルスが発せられる。

ダイヤルを使わない電話機も、従来の交換設備を利用できるように、ダイヤルパルス信号を発することができる。

今でも電話をかけることを「ダイヤルする」「ダイヤルを回す」ともいい、電話のサービス名称に「ダイヤル」をつけることがある。

関連項目[編集]