ザ・カー
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ザ・カー(原題:The car)は1977年、ユニバーサル・ピクチャーズ制作の映画。自動車とホラーを結びつけた史上初めての映画である。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
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あらすじ [編集]
舞台はユタ州の田舎町サンタ・イネス。ある日、サイクリングをしていた学生やヒッチハイク中の出稼ぎ労働者が連続で轢き逃げされる事件が発生。地元の保安官事務所のリーダー格であるウェイドは、この事件に使われた漆黒の車を断定し捜査に乗り出すが、殺人車の行動は次第にエスカレートし、保安官達までが襲われる。パレードの予行演習をしていた子供達と、引率の教師でウェイドの恋人であるローレンも狙われるが、必死に墓場へ逃げ込んだ。なぜか墓場内には入らない車を、現場へ駆けつけたウェイドが銃撃するが、ビクともしない。車はその場から立ち去り、帰宅したローレンだが自宅で再び襲われ殺される。怒りに燃えるウェイドと仲間達は、爆破のプロであるエイモスの協力を得て、車の破壊を計画する。ところが決行日当日、ウェイドのガレージに突如として車が出現。窮地に立たされながらも、ウェイドは爆弾を仕掛けた崖へとバイクを走らせる。
キャスト [編集]
| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
|---|---|---|
| 保安官ウェイド | ジェームズ・ブローリン | 小川真司/筈見純 |
| 小学校の教師ローレン | キャスリーン・ロイド | 弥永和子 |
| エヴェレット | ジョン・マーレイ | |
| エイモス・クレメンツ | R・G・アームストロング | 田中康郎 |
| ジョン・モリス | ジョン・ルービンスタイン | 井上和彦 |
| ルーク | ロニー・コックス | 富山敬 |
| マージー | エリザベス・トンプソン | 高島雅羅 |
| レイ・モット | ロイ・ジェンソン | 藤本譲 |
| チャス | ヘンリー・オブライエン | 加藤精三 |
| リン・マリー | キム・リチャーズ | |
| デビー | カイル・リチャーズ |
スタッフ [編集]
- 監督:エリオット・シルヴァースタイン
- 制作:マーヴィン・ハート、エリオット・シルヴァースタイン
- 原案:デニス・シュラック、マイケル・バトラー
- 脚本:デニス・シュラック、レーン・スレート、マイケル・バトラー
- 撮影:ジェラルド・ハーシュフェルド
- SFX:アルバート・ウィトロック
- 音楽:レナード・ローゼンマン
- 美術:ロイド・ベーブス
- 編集:michael MoCroskey
- 字幕:金田文夫
備考 [編集]
- 本作の主役とも言える殺人自動車は、1971年式リンカーン・コンチネンタルマークIIIをベースに改造された。製作を担当したのは、テレビシリーズ版『バットマン』(1966年)でバットモービルの製作も手がけたジョージ・バリス。殺人自動車は6週間で計6台が製作され、撮影期間内にすべてクラッシュしたが、後に展示用に7台目が製作された。7台目はユニバーサル・スタジオで一時展示された後、バリスに返還され、1980年代にコレクターに売却された。
- 本作の冒頭でチャーチ・オブ・サタン(悪魔教会)の司祭長、アントン・ラヴェイの文句が引用される。後にラヴェイは、本作の「テクニカルアドバイザー」としてクレジットされた。
- ストーリーは『ヨハネの黙示録』をなぞらえており、黙示録のキーワードである『ラッパ』『風』『荒れ野に逃げ込む女』などが要所に織り込まれると同時に、殺人自動車の正体を暗示している。
- ラストの殺人自動車の落下シーンは、後にテレビドラマ『ナイトライダー』で、K.A.R.R.(カール)の転落シーンに流用された(日本では、日曜洋画劇場『ナイトライダー6』の後半エピソードとして放送)。
後継映画 [編集]
これ以降に公開された「自動車ホラー」を扱った映画
外部リンク [編集]
- The Car - インターネット・ムービー・データベース(英語)
- The Car - AllMovie(英語)
- The Car - Rotten Tomatoes(英語)