サスペリアPART2

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サスペリアPART2
Profondo rosso
監督 ダリオ・アルジェント
脚本 ダリオ・アルジェント
ベルナルディーノ・ザッポーニ
製作 クラウディオ・アルジェント
出演者 デヴィッド・ヘミングス
ダリア・ニコロディ
音楽 ジョルジオ・ガスリーニ
ゴブリン
撮影 ルイジ・クヴェイレル
配給 イタリアの旗 リッツォーリ映画
日本の旗 東宝東和
公開 イタリアの旗 1975年3月7日
アメリカ合衆国の旗 1976年6月11日
日本の旗 1978年9月23日
上映時間 106分(劇場公開版)
126分(完全版)
製作国 イタリアの旗 イタリア
言語 イタリア語
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サスペリアPART2』(原題:Profondo Rosso、英題:Deep Red)は、1975年公開のイタリアダリオ・アルジェント監督によるサスペンス映画である。日本では1978年公開。また現在日本で販売されているDVDは「サスペリアPART2/紅い深淵」というタイトルとなっている。

概要[編集]

前作『ビッグ・ファイブ・デイ』でコメディ映画という異色のジャンルに挑戦した監督が、再びジャッロ映画に戻り創り上げたのが本作である。本作はアルジェント独自のカメラワーク、演出、そして酷い殺人シーンがサスペンスとしての雰囲気を表すとともにホラー映画のような恐怖を伝えるのが特徴的。また本作の最大の特徴でもある“重要なものを見ているのにもかかわらず見過ごしている”という監督の初監督作品「歓びの毒牙」のオマージュとされる映像トリックはラストで真実を知った際、犯人とは別の驚きを与える。音楽はのちにアルジェント作品の常連となるゴブリンが初めて手掛ける。アルジェント最高傑作と評される作品。

あらすじ[編集]

あるクリスマスの夜、レコードから子供の歌が流れるなか殺人が行われた。子供の叫び声、地面に落ちた血の付いた包丁、その包丁に近づく子供の足。

それから数十年の時が流れた。ある欧州超心霊学会でテレパシーの持ち主であるヘルガ・ウルマンの講演が行われていた。彼女は聴衆の一人がポケットに鍵を持っていることや、名前を言い当てるなどして聴衆を驚かせた。しかし突然彼女は苦しみだし、悲鳴を上げた。聴衆の中にかつて人を殺した邪悪な者を感じたのだと。そしてその者は再び人を殺すと言うのである。彼女か叫ぶ中、聴衆の中の一人がその場を立ち去る。

その晩ヘルガはアパートに戻り電話をしていたが、どこからともなく子供の歌が聞こえてきた。そしてドアの呼び鈴が鳴る。彼女はドアの前で異様な殺気を感じるが、その瞬間ドアが開き、大きな包丁が彼女に振り下ろされた。

その頃アメリカ人作曲家のマークは、泥酔した友人のカルロと出会い雑談していた。そこに女性の悲鳴が聞こえた。マークはカルロと別れアパートに戻ろうとしたが、アパートの窓越しにヘルガが殺されるのを目撃してしまう。急いでマークは彼女の部屋へと向かう。部屋に入り、異様な絵が多く飾られた廊下を通った奥に、息絶えたヘルガが倒れていた。窓から外を見ると黒いコートを着た者が逃げていくのを見る。またそこには店から出たカルロの姿もあった。

警察が部屋を調べている中、マークは妙な違和感を覚える。廊下に並べられた絵が一つ無くなったのではないか?と。そこに女性新聞記者ジャンナが現れる。彼女は警察との会話の中、マークの写真を撮り、翌日の新聞に掲載した。犯人に自分が姿を見たことを知られたと思ったマークは事件の真相を探り始める。

スタッフ[編集]

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹き替え
DVD版 TBS
マーカス・デリー(マーク) デヴィッド・ヘミングス 金尾哲夫 仲村秀生
ジャンナ・ブレッチィ ダリア・ニコロディ 宮寺智子 北浜晴子
カルロ ガブリエレ・ラヴィア 古澤徹 高山栄
ヘルガ・ウルマン マーシャ・メリル 定岡小百合 谷育子
カルロの母親(マーサ) クララ・カラマイ 紗ゆり 高村章子
オルガ ニコレッタ・エルミ 桑島美由生 横沢啓子
カルカブリーニ警部 エロス・バーニ 青山穣 沖田弘二
ジョルダーニ グラウコ・マウリ 石井隆夫 麦人
ヴァルゴイ フランコ・ヴァッカロ 平林尚三
バルディ ピエロ・マッジンギ 国坂伸
リッチ ジェラルディン・フーパー 山口健
アマンダ ジュリアーナ・カランドラ 青山淑子
エルヴィラ リアナ・デル・バルツォ 沼波輝枝
ロディ フリオ・メニコーニ 山本廉
神父 伊井篤史
アナウンサー 長克巳
  • DVD版(完全版)、BDにも完全版本編の日本語吹替として収録
    • その他の声の出演:樫井笙人吉田孝
    • 演出:多部博之、翻訳:笹部祐三子、制作:コスモプロモーション
  • TBS版(劇場公開版) - 初放送1980年10月6日 『月曜ロードショー』(21:00-22:54)※BDにも劇場公開版本編の日本語吹替として収録
    • 放映時タイトル『サスペリア2 約束!決してひとりでは見ないで下さい』 
    • 解説:荻昌弘、プロデューサー:熊谷国雄(TBS)、演出:早坂仁、翻訳:磯村愛子、調整:遠西勝三、選曲・効果:新音響、日本語版制作:ニュージャパンフィルム/TBS

日本での「サスペリアPART2」と「サスペリア」[編集]

監督の代表作であるサスペリアPART2とサスペリア。日本では本作がサスペリアの前に作られたにも関わらず、2作目という題がつけられた。また内容にも全く関連性が無いばかりか、本作はあくまでも生身の人間の犯罪者による猟奇殺人を描いたサイコホラー作品である為、サスペリアに盛り込まれた様なオカルト的要素は終始皆無である。。理由としては本作がサスペリアより後に輸入されたことと、配給会社がサスペリアのヒットを受け、サスペリアの続編として公開したほうが売れると考えたためである。これについては監督本人も驚いたとの事。 (なお実際の「サスペリア」について、れっきとした続編である「インフェルノ」「サスペリア・テルザ 最後の魔女」2作品が後に制作・公開されており、(作品世界も繋がっている)各々の作品での悪玉総元締め(魔女)が血縁関係にある三姉妹である事にちなみ、三作品合わせて公式に「魔女三部作シリーズ」と呼称されている)

本作公開時のキャッチフレーズは「約束です!決してひとりでは見ないでください」であった。

他国では関連の無い2作品であるものの、日本ではそういった経緯があり、それを踏まえ数量限定で2本がセットになったDVD-BOXが販売された。

主な使用車両[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]