ゴスペル・ライヴ

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『ゴスペル・ライヴ』
アレサ・フランクリン の ライブ・アルバム
リリース
録音 1987年7月27日、28日、30日 ミシガン州デトロイト ニュー・ベセル・バプテスト教会[1]
ジャンル ゴスペル
レーベル アリスタ・レコード
プロデュース アレサ・フランクリン[1]
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 106位（アメリカ[2]）
    • アレサ・フランクリン アルバム 年表
    ジャンピン・ジャック・フラッシュ
    (1986年)    		ゴスペル・ライヴ
    (1987年)    		愛の嵐
    (1989年)
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    『ゴスペル・ライヴ』（原題：One Lord, One Faith, One Baptism）は、アメリカ合衆国の歌手アレサ・フランクリンが1987年に録音・発表したライブ・アルバム。

    背景[編集]

    フランクリンにとって『至上の愛〜チャーチ・コンサート』（1972年）以来15年振りのゴスペル・アルバムで[3]、フランクリンの父C・L・フランクリンが牧師を務めていたニュー・ベセル・バプテスト教会で録音された[4]。LPは2枚組で17トラックが収録されているが[1]、同時に発売されたCDは1枚にまとめられ、収録時間の関係から14トラックのみ収録された[5]。なお、2003年には2枚組LPに収録された全曲に未発表トラック4曲を加えた2枚組CDとしてリマスター盤が再発されている。

    反響・評価[編集]

    アメリカの『ビルボード』では、総合アルバム・チャートのBillboard 200で106位に達し[2]、ゴスペル・アルバム・チャートでは4週にわたって1位を獲得した[6]。第31回グラミー賞では、本作が最優秀女性ソウル/ゴスペル・パフォーマンス賞を受賞し、収録曲「オー・ハッピー・デイ」は最優秀ソウル/ゴスペル・パフォーマンス賞（デュオまたはグループ）にノミネートされた[7]。

    ジョン・ブッシュはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「彼女にとって教会がどのような場所なのかを捉えた、価値あるドキュメント」と評している[3]。また、David Frickeは1988年1月28日付の『ローリング・ストーン』誌のレビューで5点満点中4点を付け「このアルバムは、今世紀のアメリカ黒人による大衆音楽の、ほぼすべての神聖なる根源と言える、真の魂の音楽に取り組んでいる」と評している[4]。

    収録曲[編集]

    LP[編集]

    サイド1
    1. "Walk in the Light" (Traditional) - 4:00
    2. "Prayer Invocation by Rev. Cecil Franklin" - 5:44
    3. "Introduction of Aretha and the Franklin Sisters by Rev. Jesse Jackson" - 0:47
    4. "Jesus Hears Every Prayer" (Clara Ward) - 5:16
    5. "Surely God Is Able" (C. Ward) - 6:01
    サイド2
    2. "The Lord's Prayer" (Traditional) - 5:05
    3. "Introduction of Aretha and Mavis Staples by Rev. Jesse Jackson" - 3:22
    4. "Oh Happy Day" (Edwin Hawkins) - 6:09
    5. "We Need Power" (Traditional) - 6:30
    サイド3
    2. "Speech by Rev. Jesse Jackson [July 27th] " - 9:57
    3. "Ave Maria" (Traditional) - 6:48
    4. "Introduction to Higher Ground by Rev. Jaspar Williams" - 4:10
    5. "Higher Ground" (Traditional) - 1:07
    サイド4
    2. "Higher Ground (continued) " - 2:04
    3. "Prayer Invocation by Rev. Donald Parsons [July 28] " - 7:29
    4. "I've Been in the Storm Too Long" (Traditional) - 7:55
    5. "Packing Up, Getting Ready to Go" (C. Ward) - 5:34

    CD[編集]

    1. ウォーク・イン・ザ・ライト - "Walk in the Light" (Traditional)
    2. 祈り - "Prayer Invocation by Rev. Cecil Franklin"
    3. イントロダクション:アレサ&ザ・フランクリン・シスターズ - "Introduction of Aretha and the Franklin Sisters by Rev. Jesse Jackson"
    4. ジーザス・ヒアーズ・エヴリ・プレイヤー - "Jesus Hears Every Prayer" (Clara Ward)
    5. シュアリー・ゴッド・イズ・エイブル - "Surely God Is Able" (C. Ward)
    6. 主の祈り - "The Lord's Prayer" (Traditional)
    7. イントロダクション:アレサ&メイヴィス・ステイプルズ - "Introduction of Aretha and Mavis Staples by Rev. Jesse Jackson"
    8. オー・ハッピー・デイ - "Oh Happy Day" (Edwin Hawkins)
    9. ウィ・ニード・パワー - "We Need Power" (Traditional)
    10. アヴェ・マリア - "Ave Maria" (Traditional)
    11. イントロダクション・トゥ・ハイアー・グラウンド - "Introduction to Higher Ground by Rev. Jaspar Williams"
    12. ハイアー・グラウンド - "Higher Ground" (Traditional)
    13. アイヴ・ビーン・イン・ザ・ストーム・トゥー・ロング - "I've Been in the Storm Too Long" (Traditional)
    14. パッキング・アップ、ゲッティング・レディ・トゥ・ゴー - "Packing Up, Getting Ready to Go" (C. Ward)

    参加ミュージシャン[編集]

    脚注[編集]

    [脚注の使い方]
    1. ^ a b c Aretha Franklin - One Lord, One Faith, One Baptism (Vinyl, US, 1987) | Discogs
    2. ^ a b “Aretha Franklin One Lord, One Faith, One Baptism Chart History - Billboard 200”. Billboard. 2021年7月25日閲覧。
    3. ^ a b Bush, John. “One Lord, One Faith, One Baptism - Aretha Franklin”. AllMusic. 2018年11月10日閲覧。
    4. ^ a b Fricke, David (1988年1月28日). “One Lord, One Faith, One Baptism”. Rolling Stone. 2018年11月10日閲覧。
    5. ^ Aretha Franklin - One Lord, One Faith, One Baptism (CD, US, 1987) | Discogs
    6. ^ “Aretha Franklin One Lord, One Faith, One Baptism Chart History - Top Gospel Albums”. Billboard. 2018年11月10日閲覧。
    7. ^ “Aretha Franklin - Artist”. GRAMMY.com. Recording Academy. 2018年11月10日閲覧。

    外部リンク[編集]

    スタジオ・アルバム
    ライヴ・アルバム
    サウンドトラック
    • スパークル
    コンピレーション・アルバム
    主な楽曲
    関連人物
    関連項目
    カテゴリ カテゴリ
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