エーディーケイ

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株式会社エーディーケイ
ADK
種類 株式会社
略称 ADK
本社所在地 日本
郵便番号:362-0034
埼玉県上尾市愛宕3丁目
設立 1980年7月
(アルファ電子株式会社として設立)
事業内容 コンピュータゲームソフトの制作・販売
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株式会社エーディーケイ (ADK) は、かつて存在していた日本コンピュータゲーム制作・販売会社である。商号は株式会社エーディーケイ。旧社名はアルファ電子株式会社(アルファでんし)。

概要[編集]

1980年7月に設立。本社は埼玉県上尾市に在り、アーケードゲームの開発、発売を主に行っていた他、埼玉県アミューズメント施設営業者協会(AOU構成団体)の事務局を本社内に置いていた。

設立当初はテレビゲームとは無縁の、トランシーバーなどの通信機器とスピーカーの部品などの音響パーツを扱うメーカーだった。しかし三立技研が販売を担当した『ジャンピュータ』の成功をきっかけに黎明期を迎えた日本のアーケードゲーム業界に本格参入。元々、自己資本の乏しいメーカーだったため、クラール電子やコアランド(後のバンプレスト)といったメーカーから開発資金を調達し、それらのメーカーを通して「クラッシュローラー」、「ジャンプバグ」などのスマッシュヒット作をリリースしていた。またテーカンが販売した「将棋」シリーズの開発では「ジャンピュータ」の麻雀に次いで、アーケードゲームで将棋というジャンルを確立することに成功した。

やがて自己資金で開発できる環境が整うと、セガ販売の『チャンピオンベースボール』から始まり、『エキサイティングサッカー』などの作品をリリースし、中堅メーカーながらも参入当初から見せるその技術力の高さをアピールした。特にそれまでドットイートゲームやシューティングゲームが中心だった日本のゲーム界のジャンルを広げ、日本のビデオゲームにおける、麻雀や将棋をはじめとするテーブルゲームの確立に貢献した。

1993年1月に社名をアルファ電子からエーディーケイ (ADK) へと変更。また、社名を変更する前に、自社開発のソフトの販売等で関係のあったSNKと『Multi Video System』を共同開発した。その際、ADK自身も業務提携しゲームソフト開発を筆頭サードパーティーとして協力して行った。そこで取り交わした契約上、ネオジオ以外の他機種向けのゲーム開発は禁止されていた。しかし、表向きには“関連企業”としていた「未来ソフト」という別ブランドで、他機種向けの作品を開発・販売していた。ネオジオゲームの市場は、主に海外だった為、当時の円高でADKの業績は悪化していった。SNKも行きすぎた多角経営と主力としていた対戦型格闘ゲームの退潮で経営が悪化、SNKは2001年に倒産した。

業績低下が止まらず、社員を削減していった結果、2000年ごろにはわずか10人余りとなってしまった。新規に携帯電話コンテンツやLCDゲーム事業を始めるが、これも上手く行かず2003年ごろに倒産。その後、旧SNKとの関係が深かったためかビデオゲーム等の版権は関連会社のSNKプレイモアが引き継いだ。またこの倒産を期に、広告代理店アサツー ディ・ケイが、正式に「ADK」の略称を使うようになった。

沿革[編集]

1980年
7月1日アルファ電子株式会社として設立。主にアーケードゲームの開発・販売を務める。
1981年
3月、業界初の麻雀ゲーム『ジャンピューター』をリリース。
1990年
Multi Video System回路設計を担当。
1993年
 1月、社名を株式会社エーディーケイに改称。ユーザー向けにはADKを主に使用。
1999年
携帯電話向けコンテンツ事業開始。
2003年
倒産。版権等はSNKプレイモアに引き継ぐ。

作品[編集]

「アルファ電子」及び「ADK」として[編集]

1982年
  • 将棋(テーカン発売)
  • クラッシュローラー
  • タルボット
  • ドラちゃん (クラール電子発売) - ドットイートタイプ。面クリア目的のキャラクターとゲーム内BGMで「ドラえもん」が盗用されたとして小学館より訴えられ、回収された。基板に書かれた元タイトルは「LOVE ATTACK」。敵キャラクターデータは『クラッシュローラー』の続編タイトルである『コロスケローラー』に流用される。
1983年
1984年
  • エクイテス(セガ発売) - ロボットを操るSFシューティングゲーム
  • ブルファイター(セガ発売) - アイスホッケーゲーム。
1985年
  • スプレンダーブラスト - 3D視点のSFレースゲーム。
  • ハイボルテージ - 3D視点のSFシューティングゲーム。
  • ザ・高校野球
  • エキサイティングサッカー2
1986年
  • スーパースティングレイ(セガ発売)
1987年
  • バトルフィールド(SNK発売)
1988年
  • スカイソルジャー(SNK発売)
1989年
  • スカイアドベンチャー(SNK発売)
  • ギャングウォーズ(SNK発売)
  • 帰ってきたチャンピオンベースボール(スーパーチャンピオンベースボール、SNK発売)
1990年
  • マジシャンロード(SNK発売) - ファンタジーアクションシューティング。
  • ニンジャコンバット(SNK発売) - 忍者が主人公のアクションシューティング格闘。ボスキャラクターの中には倒すと以後ステージ開始時に選んで使えるものも存在する。
1991年
  • ラギ(SNK発売)
  • クロスソード(SNK発売、ネオジオCD版は『クロススウォード』) - 3D視点のファンタジーアクション。
  • スラッシュラリー(SNK発売、ネオジオCD版は『ラリーチェイス』) - 2Dのラリーレーシングゲーム。
1992年
  • ニンジャコマンドー(SNK発売) - 忍者が主人公の縦スクロールアクションシューティング。コマンド必殺技が存在し、特に爆烈究極拳の入力が「上、左下、右下、左上、右上、下、攻撃ボタン」の順という複雑なものだった。
  • ワールドヒーローズ(SNK発売) - 歴史上の人物を題材にした対戦型格闘ゲーム。プレイヤーキャラクターに忍者がいる。
1993年
  • ワールドヒーローズ2(SNK発売)
1994年
  • 痛快GANGAN行進曲(SNK発売) - 不良を主人公にした対戦型格闘ゲーム。多くの対戦格闘と異なり、奥行き方向の移動が可能。『ワールドヒーローズ』シリーズに登場の忍者「フウマ」が登場している。
  • ワールドヒーローズ2JET(SNK発売)
1995年
  • 将棋の達人(SNK発売)
  • ワールドヒーローズパーフェクト(SNK発売)
1996年
1998年

「未来ソフト」として[編集]

1997年

倒産後[編集]

倒産後しばらくはADK作品を基にした新作や続編は出てこなかった。しかし2005年、『ティンクルスタースプライツ』の続編『ティンクルスタースプライツ〜La Petite Princesse〜』が現在の版権元であるSNKプレイモアより発売された。さらに同年、『ネオジオバトルコロシアム』に、ADK作品からも数キャラほどプレイヤーキャラとして登場した。

それ以降、SNK時代に作られたシリーズ化されている作品を除くSNKプレイモア純正作品などに、ADKのキャラがたまに登場している。

2008年12月18日には、ニンジャマスターズ〜覇王忍法帖〜、ニンジャコンバット、ニンジャコマンドー、痛快GANGAN行進曲、ティンクルスタースプライツのADK作品5本を収録したPlayStation 2用ソフト『ADK魂』がSNKプレイモアより発売された。

なお、「ネオジオ」以前の作品に関しては、2011年発売の「SNKアーケードクラシックスゼロ」に「スーパーチャンピオンベースボール」が移植されたのが唯一となっている。

関連項目[編集]

脚注[編集]


外部リンク[編集]

  • ADK魂(SNKプレイモア)
  • ADK HEROES 同社の社員が知り合いというファンが作った、非公式のADK紹介サイト。