エクローグ

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エクローグeclogue, ラテン語Eclogae, エクロガエ)は、パストラル(田園、羊飼い)をテーマとした古典的形式の田園詩牧歌のこと。このジャンルの詩は、ブコリクスbucolics or bucolic, ブコリック、ラテン語:Bucolica, ブコリカ)と呼ばれることもある。

語源ギリシャ語εκλεγη(eklegē、「選ぶ」)がローマ化したもの。元々はこの語は、あらゆるジャンルの短い詩、または、詩の本から精選されたものを表すものだった。古代人はウェルギリウスの詩『牧歌』(en:Bucolics)を表すのにこの語を使い、さらに後のラテン語詩人たちは自分たちの作る田園的・牧歌的な詩(多くはウェルギリウスの模倣だった)を表すのにこの語を使った。ルネサンス期を通してのウェルギリウスの著名さと田園的・牧歌的な詩の永続性との結合が、「エクローグ」を特定のジャンルを指す一般的な語にしてしまった。エクローグを書いた後のローマの詩人には、カルプルニウス(en:Titus Calpurnius Siculus)やネメシアヌス(en:Marcus Aurelius Olympius Nemesianus)がいる。

近現代のエクローグ[編集]

ヴァリエーション[編集]

音楽[編集]

参考文献[編集]

  • Van Sickle, John B (2005). The Design of Virgil's Bucolics. Duckworth. 1-85399-676-9.[1]
  • Hornblower, Simon, and Antony Spawforth (1999). The Oxford Classical Dictionary: Third Edition. Oxford University Press. 019866172X.
  • Theocritus (1999). Theocritus: A Selection. Cambridge University Press. 052157420X.
  • Virgil (comm. by W. V. Clausen) (1994). Virgil: Eclogues. Clarendon, Oxford University Press. 0198150350. Reviewed in "The End of the Eclogues" [2]

関連項目[編集]