アジアリーグアイスホッケー2004-2005

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アジアリーグアイスホッケー 2004-2005
リーグアジアリーグアイスホッケー
スポーツアイスホッケー
期間2004年9月25日 - 2005年3月27日
試合数179 (レギュラーリーグ168・プレーオフ11)
チーム数8 (日本4・韓国1・中国2・ロシア1)
レギュラーリーグ
レギュラーリーグ1位日本製紙クレインズ
得点王伊藤雅俊 (日本製紙クレインズ)
プレーオフ
優勝コクド
  準優勝日本製紙クレインズ
アジアリーグアイスホッケー seasons

アジアリーグアイスホッケー2004-2005シーズンは、2004年平成16年)9月25日から2005年平成17年)3月27日にかけて開催された。優勝はコクド(初優勝)。

概要[編集]

このシーズン以後は、日本リーグが休止されアジアリーグに一本化。リーグ戦も9月から翌年3月の半年間の長期戦として一新された。

参加チーム[編集]

ハルラウィニアが本拠地を安養市に移転し、安養ハルラウィニアにチーム名を変更。ロシアゴールデンアムール中国ハルビンアイスホッケーチームチチハルアイスホッケーチームが参戦し、参加チーム数は前シーズンの5チームから8チームに増加した。

チーム 本拠地
HC日光アイスバックス 栃木県日光市
日本製紙クレインズ 北海道釧路市
王子製紙 北海道苫小牧市
コクドアイスホッケーチーム 東京都西東京市
安養ハルラウィニア 京畿道安養市
ハルビンアイスホッケーチーム 黒竜江省ハルビン市
チチハルアイスホッケーチーム 黒竜江省チチハル市
ゴールデンアムール ハバロフスク

試合方式[編集]

  • レギュラー(予選)リーグ:8チームで各6回総当たり(1チーム42試合)を行う。
  • プレーオフ(決勝トーナメント):レギュラーリーグ1位と4位、2位と3位がセミファイナルで対戦(5試合3戦先勝方式)、勝者がファイナルで対戦し(5試合3戦先勝方式)リーグチャンピオンを決定する。
  • 順位の決め方
    1. 予選リーグは規定の60分で勝った場合に勝ち点3点、同点の場合は第3ピリオド終了後すぐにVゴール(サドンビクトリー)延長方式を5分間行い、そこで勝ったチームには2点。Vゴール負けのチーム、並びに引分けの場合は双方にそれぞれ1点を与える。その際、フィールドプレーヤーは4人:4人になる。
    2. 決勝トーナメント 引分けなしの完全決着で、レギュラー3ピリオド終了時同点の場合、15分間の製氷作業によるインターバルの後、Vゴール延長方式1ピリオド20分間を勝敗が決するまで繰り返し行う。
      準決勝で敗れたチームは予選リーグの成績を基に3・4位の順位を決定。決勝戦は5戦3勝制で勝ったチームが優勝、負けたチームが2位(準優勝)となる。

レギュラーリーグ[編集]

Club GP W OTW T OTL L GF-GA Pts
1. 日本の旗 日本製紙クレインズ 42 31 0 5 0 6 206:085 98
2. 日本の旗 コクド 42 31 0 4 1 6 208:090 98
3. ロシアの旗 ゴールデンアムール 42 26 1 3 1 11 204:090 84
4. 日本の旗 王子製紙 42 24 2 2 1 13 181:124 79
5. 大韓民国の旗 安養ハルラウィニア 42 17 1 5 1 18 152:140 59
6. 日本の旗 HC日光アイスバックス 42 13 1 2 2 24 110:125 45
7. 中華人民共和国の旗 ハルビン 42 7 2 1 0 32 091:225 26
8. 中華人民共和国の旗 チチハル 42 1 0 0 1 40 053:326 4
  • GP:試合数、W:60分勝利、OTW:延長戦勝利、T:引き分け、OTL:延長戦負け、L:60分負け、Goals:総得点と総失点、Pts:勝点

プレーオフ[編集]

セミファイナル ファイナル
      
1 日本製紙クレインズ 3
4 王子製紙 1
1 日本製紙クレインズ 1
2 コクド 3
2 コクド 3
3 ゴールデンアムール 0

表彰[編集]

最優秀選手[編集]

部門 受賞者 所属
最優秀選手 菊地尚哉 コクド

ベスト6[編集]

部門 受賞者 所属
ベストプレイメイクFW ダーシ・ミタニ 日本製紙クレインズ
ベストオフェンシブFW デニス・ポルニン ゴールデンアムール
ベストディフェンシブFW 藤田キヨシ コクド
ベストオフェンシブDF 伊藤賢吾 日本製紙クレインズ
ベストディフェンシブDF 宮内史隆 コクド
ベストGK 二瓶次郎 日本製紙クレインズ

個人タイトル[編集]

部門 受賞者 チーム 成績
最多得点 伊藤雅俊 日本製紙クレインズ 33
最多アシスト ダーシ・ミタニ 日本製紙クレインズ 44
最多ポイント ダーシ・ミタニ 日本製紙クレインズ 69
最優秀防御率GK 二瓶次郎 日本製紙クレインズ 1.94

その他[編集]

部門 受賞者 所属
ヤングガイ・オブ・ザ・イヤー 松田圭介 日光アイスバックス
最優秀監督 高木邦男 コクド
ベストレフリー 川村一彦 東京
ホッケータウンインアジア 釧路市

出典[編集]

関連項目[編集]