アジアリーグアイスホッケー2014-2015

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アジアリーグアイスホッケー 2014-2015
リーグアジアリーグアイスホッケー
スポーツアイスホッケー
期間2014年9月6日 - 2015年3月24日
試合数231 (レギュラーリーグ216・プレーオフ15)
チーム数9 (日本4・韓国3・中国1・ロシア1)
レギュラーリーグ
レギュラーリーグ1位アニャンハルラ
シーズンMVPキム・ギソン (安養ハルラ)
得点王上野拓紀 (H.C.栃木日光アイスバックス)
プレーオフ
優勝東北フリーブレイズ
  準優勝アニャンハルラ
ファイナルMVP田中豪 (東北フリーブレイズ)
アジアリーグアイスホッケー seasons

アジアリーグアイスホッケー2014-2015シーズンは、12シーズン目のアジアリーグアイスホッケーである。 2014年9月6日から2015年3月24日まで開催された。

参加チーム[編集]

ロシアから2004-05シーズンゴールデンアムール以来10シーズンぶりの参戦となるチーム「HCサハリン」を加え、全9チームが参加する。

チーム 本拠地
H.C.栃木日光アイスバックス 栃木県日光市
日本製紙クレインズ 北海道釧路市
王子イーグルス 北海道苫小牧市
東北フリーブレイズ 福島県郡山市青森県八戸市
安養ハルラ 京畿道安養市
High1アイスホッケーチーム 江原道春川市
デミョンサンム ソウル特別市木洞
チャイナドラゴン 上海市
HCサハリン ユジノサハリンスク

レギュラーリーグ[編集]

2014年9月6日に開幕。2015年2月22日にかけて6回戦総当たりリーグ戦全216試合が開催され、5位までがプレイオフ進出。安養ハルラが3シーズンぶりに1位になり、リーダーズフラッグを獲得。新規参入のサハリンが2位。チャイナドラゴンは2009-10シーズン以来5シーズンぶりに勝利をあげた。

順位 チーム GP W OTW SOW SOL OTL L Goals Pts
1 大韓民国の旗 安養ハルラ 48 29 0 2 5 3 9 182:111 99
2 ロシアの旗 サハリン 48 26 2 3 1 2 14 180:129 91
3 日本の旗 東北フリーブレイズ 48 27 1 2 2 2 14 188:131 91
4 日本の旗 王子イーグルス 48 21 2 5 3 3 14 156:138 83
5 大韓民国の旗 ハイワン 48 22 1 1 5 1 18 164:154 76
6 日本の旗 日本製紙クレインズ 48 15 3 6 4 2 18 160:157 69
7 大韓民国の旗 デミョンサンム 48 14 3 3 4 0 24 155:199 58
8 日本の旗 日光アイスバックス 48 15 4 1 0 3 25 150:184 58
9 中華人民共和国の旗 チャイナドラゴン 48 5 1 2 1 1 38 116:248 23
  • GP:試合数、W:60分勝利、OTW:延長戦勝利、SOW:シュートアウト勝利、SOL:シュートアウト負け、OTL:延長戦負け、L:60分負け、Goals:総得点と総失点、Pts:勝点

プレーオフ[編集]

2015年2月28日から3月24日にかけて開催された。レギュラリーグの上位5チームが出場し、4位と5位のチームが対戦するファーストラウンドは3戦2勝、セミファイナルおよびファイナルは5戦3勝方式でチャンピオンの座が争われた。レギュラーリーグ3位の東北フリーブレイズが2位のサハリンと1位の安養ハルラを破り優勝。

  ファーストラウンド     セミファイナル     ファイナル
                           
        1  安養ハルラ 3  
  4  王子イーグルス 1      4  ハイワン    
  5  ハイワン 2         1   安養ハルラ     0
      東北フリーブレイズ  3
        2 サハリン 1    
        3 東北フリーブレイズ 3  

表彰[編集]

最優秀選手[編集]

部門 受賞者 所属
レギュラーリーグ キム・ギソン 安養ハルラ
プレーオフ 田中豪 東北フリーブレイズ

ベスト6[編集]

部門 受賞者 所属
フォワード 上野拓紀 日光アイスバックス
フォワード ルスラン・ベルニコフ サハリン
フォワード ブロック・ラドゥンスキ 安養ハルラ
ディフェンス ブラッド・ファリヌック 東北フリーブレイズ
ディフェンス エリック・リーガン ハイワン
ゴールキーパー マット・ダルトン 安養ハルラ

個人タイトル[編集]

部門 受賞者 チーム 成績
最多得点 上野拓紀 日光アイスバックス 40
最多アシスト ブロック・ラドゥンスキ 安養ハルラ 56
最多ポイント 上野拓紀 日光アイスバックス 80
最多ポイント マイケル・スウィフト ハイワン 80
最優秀セーブ率GK マット・ダルトン 安養ハルラ 92.57%

その他[編集]

部門 受賞者 所属
ヤングガイ・オブ・ザ・イヤー 山田淳哉 東北フリーブレイズ
AL特別賞 荒城啓介 チャイナドラゴン
レフリー特別功労賞 チャン・リヘン 中国アイスホッケー協会
ホッケータウン・イン・アジア チチハル市

関連項目[編集]

外部リンク[編集]