アエリカ帝国

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アエリカ帝国
Aerican Empire (英語)
国歌Home is Where I Hang My Towel (家はタオルを掛ける場所)
首都 カナダの旗モントリオール
北緯45度30分 西経73度33分 / 北緯45.500度 西経73.550度 / 45.500; -73.550
公用語 英語
政府
 -  皇帝 #エリック・リス[1]
建国
 -  建国 1987年5月8日 
人口
 -  2012年統計 505~183人[2] 
通貨 ムー、ソラリ(コレクター用に販売されている[3])
ウェブサイト
The Aerican Empire

アエリカ帝国 (アエリカていこく、: Aerican Empire) は、ミクロネーションの一つである。他の国々からは国家として承認されていない。また、国土も持たない。ただし、オーストラリア大陸の一部、カナダモントリオール市内、その他の地球上のいくつかの場所、及び火星にある植民地冥王星北半球、架空の惑星への主権を主張している[4]

2000年、『ニューヨーク・タイムズ』は、アエリカのウェブサイトに関して「たいへん想像力に富んだ(ミクロネーションの)サイト」として紹介した[5]

歴史[編集]

アエリカ帝国は、1987年5月8日カナダモントリオールに住むエリック・リス(当時5歳)らグループによって建国された[2]。当初10年間ほどは、あくまでも空想上の存在で、銀河系のいくつかの惑星に主権を主張し、他のミクロネーションと非武力の「戦争」も行っていた。しかしインターネットの登場以降、インターネットを通して建国者リスは、他の多くのミクロネーションのことを知った。その後は、アエリカ帝国は空想的な要素を捨て、政治的組織になった。1997年、アエリカ帝国はウェブサイトを立ち上げた[2]

2000年、『ニューヨーク・タイムズ』の記事で紹介されたことによって、人口の急増があった。その時は数か月の間にメンバー(国民)数が500人を超えたが、翌年には減少に転じた。その後は再び安定して増加している。

エリック・リス[編集]

医学博士学位を持つ(マギル大学にて取得)。「Journal of Psychiatry and Neuroscience (訳 : 精神医学神経科学の雑誌)」や「ウィアード・テールズ」などの雑誌に紹介されたことがある[6][7][8]

現状[編集]

アエリカ帝国は「アエリカ帝国自身がもう必要ではない社会にするために存在する」[9]皇帝の監視下での議会民主制国家である[10]

アエリカ帝国が初めて硬貨を鋳造したのは2009年11月2012年には、アエリカ帝国建国25周年記念に、2回目の硬貨鋳造を行った[3]。また、アエリカ帝国には印刷されたパスポートはないが、インターネットでダウンロードできる「珍パスポート」とIDカードがある。初のパスポート発行は、パレ・ド・トーキョー2007のミクロネーション美術展覧会に展示された時である。

アエリカの活動には、多くのユーモア、SFファンタジーへの愛が表れており、「スター・ウォーズ」や「銀河ヒッチハイク・ガイド」やそれらに似た作品に影響されている。毎年、アエリカ帝国では、物語作りコンテスト、ロールプレイングゲームウォーシミュレーションゲームの日、「ドッグビスケット感謝日の借り物競争」のようなイベントが催されている。また、「シリニズム」という宗教が存在し、偉大なペンギンを崇拝する。元々は冗談で作られた宗教にもかかわらず、今では世界中に30人の信者がいるとされる[11][12]

アエリカ帝国には、「ニフティデー(しゃれた日)」が、年間にいくつかある[13]。下に例をあげる。

  • 1月2日=Procrastinator's Day (仕事を先のばしにする人の日)
  • 2月27日=★Oops★ Day (「しまった」の日)
  • 3月19日=What the Heck is That Day (「それがどうした!」の日)
  • 10月26日=Topin Wagglegammon (翻訳不可能)[14]
  • 12月29日=Game Day (訳 : ゲームの日)

アエリカ帝国オフィシャルクラブ (AEGIS) というものがあり、世界の大学と交流をもっている。また、2003年より毎年、12月29日にゲームの日のイベントを催している。AEGISは、アエリカ帝国軍への資金提供も行う[15]

アエリカ帝国では、毎週メンバーの集会を開いている。

脚注[編集]

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以下、特筆しない限りは英語。

  1. ^ The Aerican Empire : Citizens(アエリカ帝国の公式サイト内ページ)
  2. ^ a b c The Aerican Empire : History(アエリカ帝国の公式サイト内ページ)
  3. ^ a b The Aerican Empire : Economics(アエリカ帝国の公式サイト内ページ)
  4. ^ The Aerican Empire : Lands controlled by the Empire(アエリカ帝国の公式サイト内ページ)
  5. ^ ニューヨーク・タイムズ : Utopian Rulers, and Spoofs,Stake Out Territory Online 2000年5月25日
  6. ^ Journal of Psychiatry and Neuroscience : 2007,“Neuroimaging and genetics of borderline personality disorder : a review”
  7. ^ Weird Tales : 2008,“My True Lovecraft Gave To Me”
  8. ^ Weird Tales : 2011“A Contract Without Loopholes”
  9. ^ The Aerican Empire : Mission Statement(アエリカ帝国の公式サイト内ページ)
  10. ^ Le Soleil, ケベック市 : 2001年1月18日, “Vive Eric 1er,empereur virtuel!”(フランス語)
  11. ^ The Aerican Empire : Religion(アエリカ帝国の公式サイト内ページ)
  12. ^ The Aerican Empire : Quartier Libre(アエリカ帝国の公式サイト内ページ)のうち、一番下の項目。
  13. ^ The Aerican Empire : Calendar(アエリカ帝国の公式サイト内ページ)
  14. ^ Topin Wagglegammon(アエリカ帝国の公式サイト内ページ)
  15. ^ The Aerican Empire : AEGIS(アエリカ帝国公式サイト内ページ)

外部リンク[編集]