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'''メガラダピス'''（''Megaladapis''）は[[霊長目]]・[[キツネザル科]]に属する、かつて[[マダガスカル]]に棲息していた大型の[[原猿]]。頭胴長1.5m、頭骨長30cmに達する巨大な[[キツネザル]]であった。体重は80kg超<ref>Crowley, B.E., & Godfrey, L.R. (2019). "[https://www.researchgate.net/publication/338069358_Strontium_Isotopes_Support_Small_Home_Ranges_for_Extinct_Lemurs Strontium Isotopes Support Small Home Ranges for Extinct Lemurs]". Frontiers in Ecology and Evolution, 7, 490. doi: 10.1002/ajp.20817</ref>から140kgに達する{{convert|140|kg|lb|abbr=on}}<ref>{{cite book |last1=Fleagle |first1=J.G. |year=1988 |title=Primate Adaptation and Evolution |publisher=Academic Press |location=New York |isbn=9780080492131}}</ref>という推定もあり、体重200kgを超えるという推定もある[[:en:Archaeoindris|''Archaeoindris'']]に次いで最大級のキツネザル類である<ref>{{Citation|title=How Big were the “Giant” Extinct Lemurs of Madagascar?|last=Jungers|first=William L.|last2=Demes|first2=Brigitte|last3=Godfrey|first3=Laurie R.|date=2008|url=https://doi.org/10.1007/978-0-387-73896-3_23|publisher=Springer|editor-last=Fleagle|editor-first=John G.|series=Developments in Primatology: Progress and Prospects|pages=343–360|isbn=978-0-387-73896-3|editor2-last=Gilbert|editor2-first=Christopher C.|language=en|doi=10.1007/978-0-387-73896-3_23|access-date=2023-09-29}}</ref>。 |
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'''メガラダピス'''（''Megaladapis''）は[[霊長目]]・[[キツネザル科]]に属する、かつて[[マダガスカル]]に棲息していた大型の[[原猿]]。頭胴長1.5m、頭骨長30cmに達する巨大な[[キツネザル]]であった。 |
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一般的なキツネザルと異なり四肢がそれほど長くなく、尾が極端に短いのが特徴。外見及び生活様式は[[オーストラリア]]の[[コアラ]]に近かったと推定されている。木の葉を食べるおとなしい動物であったとみられる。 |
一般的なキツネザルと異なり四肢がそれほど長くなく、尾が極端に短いのが特徴。外見及び生活様式は[[オーストラリア]]の[[コアラ]]に近かったと推定されている。木の葉を食べるおとなしい動物であったとみられる。 |
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2023年9月29日 (金) 07:17時点における版
| メガラダピス | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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 メガラダピス Megaladapis
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| 保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 絶滅（化石） | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 地質時代 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 完新世 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Megaladapis Forsyth Major, 1894 |
メガラダピス（Megaladapis）は霊長目・キツネザル科に属する、かつてマダガスカルに棲息していた大型の原猿。頭胴長1.5m、頭骨長30cmに達する巨大なキツネザルであった。体重は80kg超[1]から140kgに達する140 kg (310 lb)[2]という推定もあり、体重200kgを超えるという推定もあるArchaeoindrisに次いで最大級のキツネザル類である[3]。
一般的なキツネザルと異なり四肢がそれほど長くなく、尾が極端に短いのが特徴。外見及び生活様式はオーストラリアのコアラに近かったと推定されている。木の葉を食べるおとなしい動物であったとみられる。
絶滅の原因として、2000年ほど前の人間のマダガスカル上陸に伴う大規模な自然破壊（狩猟や森林開発）が挙げられる。
学名は「巨大なアダピス」を意味する。アダピス（Adapis…ウサギを意味する語からの転用）は始新世に棲息していた古代霊長類の一種。
ギャラリー
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骨格 -
骨格 -
頭蓋骨
関連項目
外部リンク
- 川崎悟司イラスト集・メガラダピス - ウェイバックマシン（2004年10月23日アーカイブ分）
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- ^ Crowley, B.E., & Godfrey, L.R. (2019). "Strontium Isotopes Support Small Home Ranges for Extinct Lemurs". Frontiers in Ecology and Evolution, 7, 490. doi: 10.1002/ajp.20817
- ^ Fleagle, J.G. (1988). Primate Adaptation and Evolution. New York: Academic Press. ISBN 9780080492131
- ^ Jungers, William L.; Demes, Brigitte; Godfrey, Laurie R. (2008), Fleagle, John G.; Gilbert, Christopher C., eds. (英語), How Big were the “Giant” Extinct Lemurs of Madagascar?, Developments in Primatology: Progress and Prospects, Springer, pp. 343–360, doi:10.1007/978-0-387-73896-3_23, ISBN 978-0-387-73896-3 2023年9月29日閲覧。