陽なたのアオシグレ

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陽なたのアオシグレ
監督 石田祐康
脚本 石田祐康
出演者 伊波杏樹
早見沙織
音楽 市川淳
制作会社 スタジオコロリド
公開 2013年10月13日
上映時間 18分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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陽なたのアオシグレ』(ひなたのアオシグレ)は、スタジオコロリド制作による短編アニメーション映画。第17回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門審査委員会推薦作品[1]

概要[編集]

フミコの告白』を自主制作した石田祐康監督の初監督劇場作品。2013年10月13日、なかむらたかし監督の短編『寫眞館』との同時上映でシネ・リーブル池袋にて1日限定で公開された。また、2015年6月5日公開の『台風のノルダ』とも同時公開されている。

作品の舞台は日野市で、日野駅中央線快速塗装のE233系電車が登場する[2]

ストーリー[編集]

小学4年生の陽向は、同級生の女子・時雨に好意を抱いていた。学校で小鳥の飼育当番をしている時雨を思う陽向は、鳥の絵を何枚も描き、二人きりになる妄想も思い浮かべるが、思いを伝えることができなかった。そんな折、時雨の転校が決まる。時雨が学校を去る日も遠巻きに見ていた陽向だったが、雨の中、時雨が乗ったタクシーを校門から追いかける。陽向は駅のホームで時雨に追いつき、「元気でね」と声をかける。

登場人物[編集]

陽向
声 - 伊波杏樹
時雨
声 - 早見沙織
なつこ
声 - 古木のぞみ
もえ
声 - 佐藤あずさ
先生
声 - 栃崎貴行
インコ
声 - 中村桜
生徒たち
声 - 桑原由気
声 - 高野麻里佳
声 - 小橋のぞみ
声 - 中山涼子

スタッフ[編集]

  • 監督・脚本 - 石田祐康
  • キャラクターデザイン・作画監督・原案協力 - 新井陽次郎
  • 原画・動画・作画管理 - 間崎渓
  • 色彩設計・色指定検査 - のぼりはるこ(緋和)
  • 音楽 - 市川淳
  • 音響監督・音響プロデュース - 岩浪美和
  • 音響効果 - 小山恭正
  • サウンドミキサー - 山口貴之
  • 主題歌 - 「不思議スピッツ

脚注[編集]

  1. ^ 陽なたのアオシグレ - 文化庁メディア芸術祭
  2. ^ “日野市でアニメ「陽なたのアオシグレ」特別展-絵コンテなど資料公開、監督も登場”. 八王子経済新聞. (2014年3月27日). https://hachioji.keizai.biz/headline/1594/ 2018年8月10日閲覧。 

外部リンク[編集]