野口光一
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野口 光一(のぐち こういち、1965年9月16日 - )は、日本のVFXクリエーター。岐阜県出身。
東映アニメーション所属の企画営業本部 映像企画部次長 兼 映像企画室プロデューサー。
概要・経歴
[編集]1995年 - 渡米。Boss Film Studiosにて、リチャード・エドランドに師事し映画のVFX制作を担当する。
帰国後フリーランス、ポリゴン・ピクチュアズを経て、東映アニメーションにてVFX/CGスーパーバイザーとして映画に参加する[1]。
CGWORLDで「日本にフルCGアニメは根付くのか?」という連載を持っている[2][3]。
主な作品
[編集]映画
[編集]- 『スピーシーズ 種の起源』 (1995年) - Computer Animator
- 『ウォーターワールド』 (1995年) - Computer Animator
- 『エアフォースワン』 (1997年) - Computer Animator
- 『クローンズ』 (1996) - Computer Animator
- 『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』 (2001年) - CGIアニメーター
- 『ミニモニ。じゃムービー お菓子な大冒険!』 (2002年) - CGアニメーター
- 『ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』 (2002年) - CGIスーパーバイザー
- 『爆竜戦隊アバレンジャー DELUXE アバレサマーはキンキン中!』 (2003年) - デジタル合成
- 『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』 (2003年) - CGIスーパーバイザー
- 『イノセンス』 (2004年) - CGスーパーバイザー
- 『劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE』 (2004年) - CGスーパーバイザー
- 『デビルマン』 (2004年) - CGスーパーバイザー
- 『ゴジラ FINAL WARS』 (2004年) - CGIディレクター
- 『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』 (2005年) - CGアニメーター
- 『男たちの大和/YAMATO』 (2005年) - CGスーパーバイザー
- 『最終兵器彼女』 (2006年) - VFX監督
- 『劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE』 (2006年) - CGスーパーバイザー
- 『俺は、君のためにこそ死ににいく』 (2007年) - VFXスーパーバイザー
- 『蒼き狼 地果て海尽きるまで』 (2007年) - VFXスーパーバイザー
- 『銀河鉄道999 星空はタイムマシーン 恐竜絶滅編(IMAX)』 (2007年) - CG監督
- 『ハッピーフライト』 (2008年) - VFXスーパーバイザー
- 『ヤッターマン』 (2009年) - CGIプロデューサー
- 『はやぶさ 遥かなる帰還』 (2012年) - VFXスーパーバイザー[4]
- 『キャプテンハーロック-SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK-』(2013年) - Production Supervisor
- 『幕末高校生』(2014年) - VFXスーパーバイザー
- 『海難1890』(2015年) - VFXスーパーバイザー
- 『北の桜守』(2018年) - VFXスーパーバイザー
- 『カツベン!』(2019年) - VFXスーパーバイザー
- 『いのちの停車場』(2020年)- VFXスーパーバイザー
- 『大怪獣のあとしまつ』(2022年)- VFXスーパーバイザー
ゲームムービー
[編集]- 『チョコボの不思議なダンジョン2』 (1998年) - animator
- 『Final Fantasy X』 (2001年) - animator
- 『鬼武者2』 (2002年) - CG supervisor
- 『Biohazard 0』 (2002年) - CG supervisor
テレビドラマ
[編集]- 『仮面ライダー電王』 (2007年) - CGデザイナー
- 『坂の上の雲 第1部』 (2009年) - VFXスーパーバイザー
- 『平清盛』 (2012年) - VFXスーパーバイザー
- 『女信長』 (2013年) - VFXスーパーバイザー
- 『甲殻不動戦記 ロボサン』 (2014年) - VFXスーパーバイザー
テレビアニメ
[編集]- 『デジモンセイバーズ』 (2006年) - CGディレクター
製作作品
[編集]映画
[編集]- 『楽園追放 -Expelled from Paradise-』(2014年) - プロデューサー[5]
- 『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』(2020年) - 企画プロデュース
- 『Kaiju Decode 怪獣デコード』(短編)(2021年) - プロデューサー
テレビアニメ
[編集]テレビ出演
[編集]- 『美の饗宴 渦巻く大気をつかめ ~ターナー・究極の風景画~[7]』 (2012年)
主な論文
[編集]- 野口光一「日本市場におけるCGアニメーションの現状 : 『楽園追放 Expelled from Paradise』を中心に」『アニメーション研究』第18巻第1号、日本アニメーション学会、2016年、33-47頁、ISSN 1347-300X、NAID 40021917986。
- 野口光一「メディア変革期における「メディアミックス」の新展開:『妖怪ウォッチ』を事例に」『アニメーション研究』第19巻第1号、日本アニメーション学会、2017年、31-44頁、doi:10.34370/jjas.19.1_31、ISSN 1347-300X、NAID 130007733997。
- 木村智哉, 藤津亮太, 木船徳光, 野口光一, 津堅信之「シンポジウム1「日本のアニメーションの"はじまり"」」『アニメーション研究』第19巻第2号、日本アニメーション学会、2018年、55-75頁、doi:10.34370/jjas.19.2_55、ISSN 1347-300X、NAID 130008035727。
- 野口光一「アニメーション産業におけるメディアミックスの成立とその変容-「能動性」と「時間的接続」に着目して-」日本大学、博士論文(総合社会文化) 32665甲第5669号、2020年3月25日、doi:10.15006/32665A5669。
脚注
[編集]- ^ 阪本善尚(撮影監督)&野口光一(VFXスーパーバイザー)登場
- ^ 日本にフルCGアニメは根付くのか? | REGULAR | CGWORLD.jp
- ^ 「INTERVIEW インタビュー|EE.jp」『最新のCGアニメの現場情報サイト:EE.jp』。
- ^ 映画でみせる「はやぶさ」の生き様,
- ^ 「40代で負けたら2度目はない」――『楽園追放』は勝つためのフィルム,ASCII.jp
- ^ 『正解するカド』野口Pが探ったCGアニメの「正解」とは?,ASCII.jp
- ^ 美の饗宴 渦巻く大気をつかめ ~ターナー・究極の風景画
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 野口光一 (@KoichiNoguchi) - X(旧Twitter)
- 野口光一 (greengiraffe2046) - Facebook
- IMDb Koichi Noguchi : https://www.imdb.com/name/nm0634020/