那須温泉神社
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那須温泉神社 | |
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所在地 | 栃木県那須郡那須町湯本182 |
主祭神 | 大己貴命、少彦名命、誉田別命 |
社格等 | 式内社 |
那須温泉神社(なすゆぜんじんじゃ)は、栃木県那須郡那須町の神社。
概要
[編集]舒明天皇の代(在位:629年 - 641年)の創建と伝わる[1]。古くは、貞観11年(869年)に従四位上を授けられ、『延喜式』の神名帳にも名が見えている。平安時代の末期、屋島の戦いの際には、那須与一が扇の的を射るに当たり、「南無八幡大菩薩、別しては吾が国の神明、日光権現宇都宮、那須温泉大明神、願わくはあの扇の真中射させてたばえ給え」と那須温泉神社を祈願して見事に扇を射たため、与一は名声を轟かして、那須郡の総領となり、凱旋の後その神恩の深いことを謝して、大社殿を寄進し、鏑矢、蟇目矢、征矢、桧扇、鳥居を奉納した。領民はこぞって温泉神社を勧請し、貞享3年(1686年)6月19日には正一位に叙せられた[2]。与一にあやかり、必勝祈願に訪れる人が多い[1]。
境内には、与一が奉献した三之鳥居、水琴窟、さざれ石などがある[1]。
神社後方には、玉藻前が石化したものであると伝わる殺生石がある[要出典]。
境内社
[編集]- 愛宕社 祭神 - 火産霊命
- 見立神社 祭神 - 天児屋根命、狩野三郎行広
- 祖霊社
- 琴平神社
- 疱瘡神社
- 神明社
- 山神社
- 稚祇神社
- 天満天神 祭神 - 菅原道真公
- 九尾稲荷神社 祭神 - 九尾の狐(玉藻前)
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見立神社
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祖霊社
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九尾稲荷神社
脚注
[編集]- ^ a b c “那須温泉神社(なすゆぜんじんじゃ)”. 観光スポット・イベント情報. 東日本旅客鉄道. 2022年3月4日閲覧。
- ^ “宗教法人 那須温泉神社”. 那須温泉神社. 2022年2月23日閲覧。