西川杉子

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西川 杉子(にしかわ すぎこ、1963年 - )は、日本歴史学者東京大学大学院総合文化研究科教授。東京大学教養学部教養学科長。専門は近世ヨーロッパ史プロテスタント教会の宗派の歴史。

人物・経歴[編集]

1986年立教大学文学部史学科西洋史専攻卒業。1989年立教大学大学院文学研究科西洋史専攻博士課程前期修了、文学修士(立教大学)。

1994年日本学術振興会特別研究員。1998年ロンドン大学ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン大学院史学科Ph.D.[1][2][3]林伴子はロンドン大学留学時代の友人[4]

2000年神戸大学文学部助教授。2002年ロンドン大学歴史学研究所客員研究員

2005年東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻助教授。2007年同准教授。2020年東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻教授[3][2][1]

著書[編集]

  • 『ヴァルド派の谷へ : 近代ヨーロッパを生きぬいた異端者たち』山川出版社 2003年
  • 『中央ヨーロッパの可能性 : 揺れ動くその歴史と社会』(大津留厚編)昭和堂 2006年
  • 『歴史的ヨーロッパの政治社会』近藤和彦編 山川出版社 2008年
  • 『ヨーロッパ宗教改革の連携と断絶』(森田安一編)教文館 2009年
  • 『友愛と秘密のヨーロッパ社会文化史 : 古代秘儀宗教からフリーメイソン団まで』(深沢克己, 桜井万里子編)東京大学出版会 2010年
  • 『近代イギリスの歴史 : 16世紀から現代まで』(木畑洋一, 秋田茂編著)ミネルヴァ書房 2011年
  • 『商業と異文化の接触 : 中世後期から近代におけるヨーロッパ国際商業の生成と展開』(川分圭子, 玉木俊明編著)吉田書店 2017年
  • 『宗教改革と現代 : 改革者たちの500年とこれから』(新教出版社編集部編)新教出版社 2017年

翻訳[編集]

脚注[編集]