襄陽級掃海艇
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襄陽級掃海艇 | |
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基本情報 | |
艦種 | 掃海艇 (MHC) |
命名基準 | 大韓民国の郡 |
建造所 | 江南株式会社 |
就役期間 | 1999年 - 現在 |
前級 | 江景級 |
要目 | |
基準排水量 | 500トン |
満載排水量 | 730トン |
全長 | 59.4メートル (195 ft) |
最大幅 | 10.5メートル (34 ft) |
吃水 | 3.0メートル (9.8 ft) |
主機 | ディーゼルエンジン×2基 |
推進器 | シュナイダープロペラ×2軸 |
出力 | 4,000馬力 |
速力 | 最大: 15ノット (28 km/h) |
航続距離 | 3,000海里 (5,600 km) / 12kn |
乗員 | 61名 |
兵装 |
シー・ヴァルカン 20mm機関砲×1基 M60 7.62mm機関銃×2挺 |
C4ISTAR | TSM-2061 Mk.3掃海艇情報処理装置 |
レーダー | レイセオン社製航海レーダー(Iバンド) |
ソナー | 2093型 可変深度式 |
特殊装備 |
・AN/SLQ-48機雷処分具 (ROV)[1] ・深深度係維掃海具 ・感応掃海具 |
襄陽級掃海艇(ヤンヤンきゅうそうかいてい、英語: Yangyang-class Minesweeper Hunter) は、大韓民国海軍の掃海艇の艦級[1][2]。
設計
[編集]設計面では、先行する江景級の発展型とされている[2]。機雷探知機は江景級の後期建造型と同じく可変深度式の2093型であるが、機雷処分具は、アメリカ製のAN/SLQ-48(アメリカ海軍オスプレイ級機雷掃討艇の搭載機と同型)に変更された[1](江景級と同じくイタリア製のプルートを搭載しているという説もある[2])。また、深深度対応の係維掃海具と感応掃海具も搭載している[3]。
当初は10隻の建造が検討されたが、財政上の理由によって建造は3隻で打ち切られた。その後、2010年代に入って同等の掃海艇の追加装備が検討されるようになり[2]、2021年11月19日に防衛事業庁は4番艇「南海」(MSH-575)の引渡しを発表し[4]、「南海」は同月23日に鎮海基地で就役した。
同型艦
[編集]# | 艦名 | 就役 |
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MSH-571 | 襄陽 (ヤンヤン) ROK Yangyang |
1999年12月 |
MSH-572 | 甕津 (オンジン) ROK Ongjin |
2004年2月 |
MSH-573 | 海南 (ヘナム) ROK Haenam |
2005年3月 |
MSH-575 | 南海 (ナムヘ) ROK Namhae |
2021年11月 |
参考文献
[編集]- ^ a b c Eric Wertheim (2013). The Naval Institute Guide to Combat Fleets of the World, 16th Edition. Naval Institute Press. p. 412. ISBN 978-1591149545
- ^ a b c d 大塚好古「韓国海軍力の現況」『世界の艦船』第780号、海人社、2013年7月、76-83頁、NAID 40019692165。
- ^ 「写真特集 今日の韓国軍艦」『世界の艦船』第780号、海人社、2013年7月、21-42頁、NAID 40019692113。
- ^ “South Korea’s 4th Yangyang-class minesweeper handed over to ROK Navy”. Naval News. (2021年11月22日) 2024年8月22日閲覧。