藤江正克
表示
藤江 正克 | |
---|---|
研究分野 | ロボット工学 |
研究機関 |
日立製作所 早稲田大学 |
出身校 | 早稲田大学 |
博士課程 指導学生 | 小林洋(早稲田大学) |
主な業績 |
4足歩行ロボット 脳神経外科手術支援ロボットHUMAN 歩行支援ロボット 乳がん触診ロボット 振戦抑制ロボット |
プロジェクト:人物伝 |
藤江 正克(ふじえ まさかつ、1945年 - )は、日本のロボット工学者。早稲田大学名誉教授[1]。
長く日立製作所でロボット開発に従事し、4足歩行ロボットの歩行機構の新たな方式を発明した[1]。その後は、高齢者向け歩行支援ロボットや脳外科手術支援ロボットなど、医療・福祉分野におけるロボットの開発に取り組んでいる[1][2]。グローバルCOEプログラム「グローバルロボットアカデミア」拠点リーダー、早稲田大学次世代ロボット研究機構機構長などを歴任。
専門
[編集]学歴
[編集]職歴
[編集]- 1971年: 株式会社日立製作所機械研究所 入社[1][2]
- 1977年: 株式会社日立製作所機械研究所研究員[1][2]
- 1984年: 株式会社日立製作所機械研究所主任研究員[1][2]
- 1995年: 株式会社日立製作所機械研究所主管研究員 医療福祉機器開発プロジェクトリーダー[1][2]
- 1999年: 株式会社日立製作所機械研究所主管研究長 兼 医療福祉機器開発研究室長[1][2]
- 2001年: 早稲田大学理工学術院 教授[2]
- 2016年: 早稲田大学名誉教授
教育歴
[編集]- 1984年: 東京理科大学(理工学部非常勤講師)[2]
- 1990年: 東京大学(工学部精密機械工学科非常勤講師: 1990 - 1995、大学院先端領域専攻非常勤講師: 2002 - )[2]
- 1992年: 筑波大学(電子情報工学系客員講師: 1992 - 2001)[2]
- 1999年: 茨城大学(工学部機械工学科非常勤講師: 1999 - 2001)[2]
- 1999年: 大韓民国(KIST/KAIST/ソウル大学客員講師: 1999 - )[2]
- 2002年: 神戸大学(医学部整形外科非常勤講師: 2002 - )[2]
加入学会
[編集]- IEEE (Fellow)[2]
- 日本機械学会 (名誉員・フェロー・2010年度副会長)[2]
- 日本ロボット学会 (フェロー・評議員)[2]
- 日本コンピュータ外科学会 (副理事長)[2]
- バイオメカニズム学会 (評議員)[2]
- 日本生活支援工学会 (理事)[2]
- ライフサポート学会 (理事)[2]
- 日本生体医工学会[2]
- 計測自動制御学会[2]
国内外の有力な受賞歴
[編集]- 1992年: 日本原子力学会賞技術開発賞、「極限作業ロボット」[2]
- 1994年: 注目発明科学技術庁長官賞、「歩行介助装置」[2]
- 1999年: 日本ロボット学会実用化技術賞、「高齢者の自立生活支援のためのコンプライアンス制 御型歩行訓練機の開発」[2]
- 1999年: 日本機械学会賞(技術)「高齢者の日常生活の自立を支援する歩行支援技術の開発」[2]
- 2000年: 日経BP 技術賞「低侵襲脳外科手術戦略システムの開発」[2]
- 2007年: 「今年のロボット」大賞2007 審査委員特別賞(表彰主催団体: 経産省ほか)[2]
- 2008年: IROS Harashima Award for Innovative Technologies (表彰主催団体: IEEE ほか)[2]
- 2012年: IEEE Fellow[2]
ほか受賞歴多数