紫尾駅
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紫尾駅 | |
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駅跡(2010年10月) | |
しいお SHIIO | |
◄酒寄 (3.1 km) (1.3 km) 常陸桃山► | |
所在地 | 茨城県真壁郡真壁町椎尾 |
所属事業者 | 筑波鉄道 |
所属路線 | 筑波線 |
キロ程 | 26.9 km(土浦起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
410人/日 -1977年〜1979年当時[1]- |
開業年月日 | 1918年(大正7年)4月7日[2] |
廃止年月日 | 1987年(昭和62年)4月1日[3] |
紫尾駅(しいおえき)は茨城県真壁郡真壁町(現・桜川市)椎尾に所在した筑波鉄道筑波線の駅(廃駅)である。
歴史
[編集]- 1918年(大正7年)
- 1922年(大正11年)12月30日: 西側に下りホームを新設、列車交換可能駅となる[1]。
- 1945年(昭和20年)3月20日:会社合併に伴い、常総筑波鉄道筑波線の駅となる。
- 1965年(昭和40年)6月1日:会社合併に伴い、関東鉄道の駅となる[5]。
- 1969年(昭和44年)11月26日:駅業務を委託化[1]。
- 1979年(昭和54年)4月1日:事業譲渡に伴い、筑波鉄道の駅となる[5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:筑波線の廃線に伴い廃止[3]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線で地上駅だった。ただ、筑波線の最晩年のダイヤでは当駅での列車交換は設定されていなかった[1]。駅本屋は東側の上りホーム(土浦方面)上にあった[1]。
駅周辺
[編集]- 紫尾郵便局
- 真壁町立紫尾小学校(現・桜川市立紫尾小学校)
- 茨城県道39号筑波益子線(現・茨城県道41号つくば益子線)
- 茨城県道177号東山田岩瀬線(現・茨城県道148号東山田岩瀬線)
- 茨城県道347号紫尾停車場線 - 廃線後に市町村道に編入。
現状
[編集]駅舎は撤去され、廃線跡は自転車道(茨城県道505号桜川土浦潮来自転車道線)となったが、2008年(平成20年)現在もホームは残されている。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e 寺田裕一「第3章 施設・駅」『筑波鉄道 : 三度の社名変更を経たローカル私鉄』 下(初版)、カルチュア・エンタテインメント〈RM LIBRARY〉、2021年10月1日、9頁。
- ^ a b 『軽便鉄道運輸開始. 官報 1918年4月27日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ a b 朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 21号 関東鉄道・真岡鐵道・首都圏新都市鉄道・流鉄、曽根悟 監修、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年8月7日、9-11頁。
- ^ 『軽便鉄道運輸開始. 官報 1918年6月13日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ a b 『鉄道ジャーナル』 21巻、6号、鉄道ジャーナル社、1987年5月、111頁。