甲賀駅

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甲賀駅*
駅舎(北口、2021年5月)
こうか
Kōka
油日 (2.1 km)
(3.1 km) 寺庄
地図
所在地 滋賀県甲賀市甲賀町大原市場164
北緯34度54分4.81秒 東経136度12分45.59秒 / 北緯34.9013361度 東経136.2126639度 / 34.9013361; 136.2126639座標: 北緯34度54分4.81秒 東経136度12分45.59秒 / 北緯34.9013361度 東経136.2126639度 / 34.9013361; 136.2126639
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 C 草津線
キロ程 7.4 km(柘植起点)
電報略号 コカ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
700人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1904年明治37年)3月1日[2]
備考 簡易委託駅
* 改称経歴
- 1918年 大原駅→大原市場駅
- 1956年 大原市場駅→甲賀駅
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駅舎(南口、2021年5月)

甲賀駅(こうかえき)は、滋賀県甲賀市甲賀町大原市場にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)草津線である[1]

歴史[編集]

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を持つ交換可能な[1]地上駅橋上駅舎を有している。新築の駅舎は農家の蔵のような感じになっているが、中には7枚の忍者をモチーフにしたトリックアートが描かれている[4]。また、1階が多目的室と待合室となっている。改札は2階に設けられており、南北の自由通路がある。

草津駅管理の簡易委託駅で窓口が設置されているが、早朝と深夜は無人となる。自動改札機はなく、ICOCA等のICカード専用カードリーダーのみが設置されている。

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先
1 C 草津線 上り 柘植方面[6]
2 下り 貴生川草津方面[6]
  • 長らくのりば番号の設定がなかったが、2009年頃にのりば番号標が設置された。

利用状況[編集]

「滋賀県統計書」によると、1日平均の乗車人員は以下の通りである。

年度 1日平均
乗車人員
出典
1992年 762 [統計 1]
1993年 768 [統計 2]
1994年 770 [統計 3]
1995年 793 [統計 4]
1996年 783 [統計 5]
1997年 765 [統計 6]
1998年 803 [統計 7]
1999年 810 [統計 8]
2000年 820 [統計 9]
2001年 817 [統計 10]
2002年 814 [統計 11]
2003年 821 [統計 12]
2004年 788 [統計 13]
2005年 796 [統計 14]
2006年 781 [統計 15]
2007年 776 [統計 16]
2008年 766 [統計 17]
2009年 764 [統計 18]
2010年 789 [統計 19]
2011年 779 [統計 20]
2012年 732 [統計 21]
2013年 765 [統計 22]
2014年 784 [統計 23]
2015年 800 [統計 24]
2016年 812 [統計 25]
2017年 787 [統計 26]
2018年 755 [統計 27]
2019年 700 [統計 28]

駅周辺[編集]

駅北側を滋賀・三重県道4号線が、駅南側を滋賀・三重県道775号線が並行する。駅北側にはロータリーがあり、付近には郵便局や金融機関の支店や商店がある。北へ抜けると田畑が大きく広がり、大原川に至る。駅南側は細い路地となっているが、それに沿って民家が建つ。南へ抜けると杣川に至る。駅付近には製薬工場が数軒あり、駅北側には薬業技術振興センターがある[7]甲賀の里忍術村は駅から北へやや離れた所にあるが、事前に連絡があると送迎車の運行がある[8]

北口
南口

バス路線[編集]

駅北口のロータリー内に「甲賀駅北口」停留所、滋賀県道775号線に「甲賀駅南口」停留所があり、甲賀市コミュニティバスの各路線が発着する。

甲賀駅北口
運行事業者 系統または路線名・行先 備考
甲賀市コミュニティバス 大原線:大原中公民館 / 大原ダム / 唐戸川 / 高野公民館
佐山線:近江土山
油日線:青野
広域水口線綾野 / 甲賀病院
大原線:平日のみ運行。うち1往復は学休日運休。
佐山線:平日に2便のみ運行
油日線:平日のみ運行
広域水口線:平日のみ運行。綾野行きは夕方1便のみ。
甲賀駅南口
甲賀市コミュニティバス 油日線:青野 ※平日の午前・午後に1便ずつ運行
注記

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道(JR西日本)
C 草津線
油日駅 - 甲賀駅 - 寺庄駅

脚注[編集]

記事本文[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 16号 奈良駅・新今宮駅・王寺駅ほか70駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月25日、23頁。 
  2. ^ a b c d e f g h 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、347頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「関西本線・草津線・奈良線・おおさか東線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第8号、朝日新聞出版、2009年8月30日、20頁。 
  4. ^ a b c 「忍者にだまされるな!? 甲賀駅新駅舎にトリックアート7枚 遊び心いっぱい」『京都新聞京都新聞社、2005年11月2日、朝刊、24面。
  5. ^ 2018年春 草津線ICOCA利用可能エリア拡大日が決まりました』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2017年12月15日。 オリジナルの2019年6月5日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190605141956/http://www.westjr.co.jp/press/article/2017/12/page_11622.html2021年1月19日閲覧 
  6. ^ a b 甲賀駅|構内図”. 西日本旅客鉄道. 2022年7月25日閲覧。
  7. ^ センター概要 交通案内”. 薬業技術振興センター. 滋賀県 (2021年11月16日). 2022年5月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月13日閲覧。
  8. ^ アクセス【甲賀の里忍術村】”. 甲賀の里忍術村. 2023年1月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月25日閲覧。 “(注:送迎車は[甲賀駅 - 甲賀の里忍術村]間を結ぶ直行便のみを運行)”
  9. ^ 日本ポータブルレントゲン協会”. 日本ポータブルレントゲン協会. 2023年4月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月25日閲覧。 “(※所在地の案内は「お問い合わせ」を参照)”
  10. ^ 会社案内”. 回春仙本舗. 昭和化学工業. 2023年10月9日閲覧。

利用状況[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]