「ナースのお仕事の登場人物」の版間の差分

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本シリーズの登場人物では、全シリーズ通して登場しているのはこの2人だけである。
本シリーズの登場人物では、全シリーズ通して登場しているのはこの2人だけである。
;朝倉いずみ(あさくら いずみ)役 [[観月ありさ]]
;朝倉いずみ(あさくら いずみ)役 [[観月ありさ]]
:本シリーズの主人公。昭和49年生まれだが、パート1では誕生日が4月15日だったのが、パート4では7月2日になっている (いずれも看護師免許証に記載)。
:本シリーズの主人公。
:*[[栃木県]]出身。東京へ出て遊びたいという理由で色々な短大や専門学校を受験するが、全て不合格となり、唯一合格した看護学校に入学し上京する(本人曰く[[トコロテン|ところてん]]式)。だが、自分の考えとは逆に全く遊べないまま卒業し、若葉会総合病院にナースとして就職。本人の想像以上にハードな仕事環境と失敗が多いことから何度か辞めようと思うが、奨学金返済の為もあり仕事を続ける(奨学金返済のために掛け持ちの仕事も)。そんな状況の中、仕事上の経験を通して徐々にナースとしての自覚が出てくるようになる(パート3以降では自称「ベテランナース」)。
:*[[栃木県]]出身。東京へ出て遊びたいという理由で色々な短大や専門学校を受験するが、全て不合格となり、唯一合格した看護学校に入学し上京する(本人曰く[[トコロテン|ところてん]]式)。だが、自分の考えとは逆に全く遊べないまま卒業し、若葉会総合病院にナースとして就職。本人の想像以上にハードな仕事環境と失敗が多いことから何度か辞めようと思うが、奨学金返済の為もあり仕事を続ける(奨学金返済のために掛け持ちの仕事も)。そんな状況の中、仕事上の経験を通して徐々にナースとしての自覚が出てくるようになる(パート3以降では自称「ベテランナース」)。
:*絵に描いたようなドジナースで、点滴は3回に1回は失敗、採血は下手、入浴介助で熱湯を出す、ワゴンをひっくり返すなど、普段はミスを連発(パート3では患者からドジナース1位という不名誉な称号も)。しかし、患者の急変時や事故等で怪我人が多数運ばれたときなどは、見違えたように的確な行動をとる。逆境に強い、いざというときに本領を発揮するナースである。
:*絵に描いたようなドジナースで、点滴は3回に1回は失敗、採血は下手、入浴介助で熱湯を出す、ワゴンをひっくり返すなど、普段はミスを連発(パート3では患者からドジナース1位という不名誉な称号も)。しかし、患者の急変時や事故等で怪我人が多数運ばれたときなどは、見違えたように的確な行動をとる。逆境に強い、いざというときに本領を発揮するナースである。
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:*患者に人一倍心優しいいずみと出会うことにより、技術一点張りだった仕事の仕方に変化が見られるようになる。いつもいずみに怒鳴ってばかりだが、2人の絆は深い。いずみからは「先輩」と呼ばれている。
:*患者に人一倍心優しいいずみと出会うことにより、技術一点張りだった仕事の仕方に変化が見られるようになる。いつもいずみに怒鳴ってばかりだが、2人の絆は深い。いずみからは「先輩」と呼ばれている。
:*いずみとは対照的に、サッパリとした性格で几帳面・負けず嫌い。同期の大島とは最大のライバルで、大島が自分の主任・婦長の座を奪うと目論んでいたときにはその座を死守した。しかし、大島とはあくまでも仕事上のライバルであり、ドクターと対立を起こすときには、必ずと言っても良いくらいに手を組む。
:*いずみとは対照的に、サッパリとした性格で几帳面・負けず嫌い。同期の大島とは最大のライバルで、大島が自分の主任・婦長の座を奪うと目論んでいたときにはその座を死守した。しかし、大島とはあくまでも仕事上のライバルであり、ドクターと対立を起こすときには、必ずと言っても良いくらいに手を組む。
:*スペシャルで沢田と結婚したが沢田の渡米が決まった際、ナースを辞めることができず日本に残ることを決断し、パート4で離婚(娘のまりあは尾崎の元に移る)。パート4では永島と次第によい関係になり、第12話で永島からプロポーズを受けられ、一時は断ってしまうが、最終回で沢田が送った手紙読んで永島のプロポーズを受けた。パート1では彼女の高校時代のクラスメート、元担任、パート3の第21話では新人時代を知る元同僚ドクターが登場した(元クラスメートからだまされ数百万を失い、看護婦寮に戻る羽目に)。
:*スペシャルで沢田と結婚したが沢田の渡米が決まった際、ナースを辞めることができず日本に残ることを決断し、パート4で離婚(娘のまりあは尾崎の元に移る)。パート4では永島と次第によい関係になり、第12話で永島からプロポーズを受けられ、一時は断ってしまうが、最終回で沢田の招きで渡米、そこで沢田から別の女性との再婚つげられたこと、結局永島のプロポーズを受けた。パート1では彼女の高校時代のクラスメート、元担任、パート3の第21話では新人時代を知る元同僚ドクターが登場した(元クラスメートからだまされ200万を失い、看護婦寮に戻る羽目に)。
:*全シリーズを通してよく居酒屋に行ったり、いずみの自宅のアパートで缶ビールを大量に飲んだりと、いずみ以上に酒に強い。
:*全シリーズを通してよく居酒屋に行ったり、いずみの自宅のアパートで缶ビールを大量に飲んだりと、いずみ以上に酒に強い。
:*同僚ナースに対しては(いずみより後輩の赤木や河合に対しても)ほとんど「さん」付けであったがいずみに対しては全シリーズ通して「朝倉」と呼び捨てであった。
:*同僚ナースに対しては(いずみより後輩の赤木や河合に対しても)ほとんど「さん」付けであったがいずみに対しては全シリーズ通して「朝倉」と呼び捨てであった。

2010年2月26日 (金) 15:53時点における版

ナースのお仕事 > ナースのお仕事の登場人物

ナースのお仕事の登場人物(ナースのおしごとのとうじょうじんぶつ)では、テレビ番組映画ナースのお仕事」の登場人物について説明する。

  • パート1に対しスペシャル、パート3に対し映画版は後日談の形式をとっている為、共通する出演者が多い。
  • 医療関係者以外(患者・家族・ゲストなど)は「ナースのお仕事」を参照。

ナース

全シリーズ出演(主要人物)

本シリーズの登場人物では、全シリーズ通して登場しているのはこの2人だけである。

朝倉いずみ(あさくら いずみ)役 観月ありさ
本シリーズの主人公。昭和49年生まれだが、パート1では誕生日が4月15日だったのが、パート4では7月2日になっている (いずれも看護師免許証に記載)。
  • 栃木県出身。東京へ出て遊びたいという理由で色々な短大や専門学校を受験するが、全て不合格となり、唯一合格した看護学校に入学し上京する(本人曰くところてん式)。だが、自分の考えとは逆に全く遊べないまま卒業し、若葉会総合病院にナースとして就職。本人の想像以上にハードな仕事環境と失敗が多いことから何度か辞めようと思うが、奨学金返済の為もあり仕事を続ける(奨学金返済のために掛け持ちの仕事も)。そんな状況の中、仕事上の経験を通して徐々にナースとしての自覚が出てくるようになる(パート3以降では自称「ベテランナース」)。
  • 絵に描いたようなドジナースで、点滴は3回に1回は失敗、採血は下手、入浴介助で熱湯を出す、ワゴンをひっくり返すなど、普段はミスを連発(パート3では患者からドジナース1位という不名誉な称号も)。しかし、患者の急変時や事故等で怪我人が多数運ばれたときなどは、見違えたように的確な行動をとる。逆境に強い、いざというときに本領を発揮するナースである。
  • 能天気で天真爛漫、細かいことを気にしないアバウトな性格。同じようなミスを連発しても悪びれないため「朝倉~!」と尾崎にいつも怒鳴られる。患者に対してはとても優しく明るく接するため「いずみちゃん」と呼ばれ、男性患者を中心に人気がある。
  • 患者を想う気持ちは随一で、亡くなった患者の通夜・墓参りに行ったり、無理やり退院しようとした患者に「仕事と命どっちが大事なんですか」と必死に説得したことがある。患者を想うがゆえに、尾崎をはじめとする同僚ナースやドクター達と、治療方針を巡り対立したり食い下がったりしたこともある。
  • シリーズ終盤では、後輩を指導する経験からずいぶんと成長し、疲れから犯したミスを隠そうとした尾崎に指摘をしたこともあった(パート3の第6話)。
  • 歴代の研修医と交際している。パート1では水島、パート2では牧原、パート3では高杉と交際。パート3中盤では高杉と交際中であったのにもかかわらず、患者の付き添いで再び登場した水島と再び交際し始め、直後水島からプロポーズを受けられ悩んでいたが、最終的に水島のプロポーズを受け結婚間近に見えたが、結局水島と別れ、最終回で高杉と結婚した(赤木曰く「魔性の女」)。
  • 映画版では、マシンガン(弾切れ)を手にした犯人から銃を奪おうとして警察の狙撃班の銃撃を誤って受けて瀕死の重傷を負ってしまい、生死の境を彷徨ったが、無事奇跡的に一命を取り留める。
  • パート3では赤木、パート4では河合の指導係を担当。赤木とは犬猿の仲ながらも、大きなミスの時はフォローするなど険悪という訳ではないようである。河合とは性格や仕事の考え方の違いから当初はギクシャクしていたが、終盤になり河合がいずみを受け入れ、最終回にはデートで着る洋服探しを一緒に選ぶ場面も。大島とはほとんど仕事以外の付き合いはないが、一度だけ他の大島派のメンバーと合コンに参加した(パート3の第7話)。
  • 特技は大食い。無料の超大盛りラーメン(制限時間あり)を平らげるほど、好物は沢山ある(好物はパートによって違う)。
尾崎翔子(おざき しょうこ)役 松下由樹
本シリーズの準主人公。
  • 外科ナース(パート1)→外科主任(パート2~映画版)→外科婦長(パート4)→訪問看護科婦長(パート4最終話)と、若葉会の史上最年少婦長就任記録を出した実力派。いずみが看護学校の卒業祝いのコンパに参加した際、酒の飲み過ぎで体調を崩し、若葉会総合病院に担ぎ込まれた際に、担当ナースとして出会う。
  • その後、若葉会総合病院に就職したいずみの指導係になるが、いずみのドジに振り回される。しかし、いずみが点滴に失敗し続けていた時には、いずみのために自分が練習台になったことがある。
  • 患者に人一倍心優しいいずみと出会うことにより、技術一点張りだった仕事の仕方に変化が見られるようになる。いつもいずみに怒鳴ってばかりだが、2人の絆は深い。いずみからは「先輩」と呼ばれている。
  • いずみとは対照的に、サッパリとした性格で几帳面・負けず嫌い。同期の大島とは最大のライバルで、大島が自分の主任・婦長の座を奪うと目論んでいたときにはその座を死守した。しかし、大島とはあくまでも仕事上のライバルであり、ドクターと対立を起こすときには、必ずと言っても良いくらいに手を組む。
  • スペシャルで沢田と結婚したが沢田の渡米が決まった際、ナースを辞めることができず日本に残ることを決断し、パート4で離婚(娘のまりあは尾崎の元に移る)。パート4では永島と次第によい関係になり、第12話で永島からプロポーズを受けられ、一時は断ってしまうが、最終回で沢田の招きで渡米、そこで沢田から別の女性との再婚をつげられたことで、結局永島のプロポーズを受けた。パート1では彼女の高校時代のクラスメート、元担任、パート3の第21話では新人時代を知る元同僚ドクターが登場した(元クラスメートからだまされ200万を失い、看護婦寮に戻る羽目に)。
  • 全シリーズを通してよく居酒屋に行ったり、いずみの自宅のアパートで缶ビールを大量に飲んだりと、いずみ以上に酒に強い。
  • 同僚ナースに対しては(いずみより後輩の赤木や河合に対しても)ほとんど「さん」付けであったがいずみに対しては全シリーズ通して「朝倉」と呼び捨てであった。

複数作出演

根本雅子(ねもと まさこ)(吉行和子
パート2以外全作に登場。
外科婦長(パート1)→外科婦長兼看護部長(パート1第10話~第13話・パート3)→看護部長(映画版・パート4)。部下思いで、時に厳しく叱ることもあるが、ナース達からの信頼は篤い。その一方で、部下のナース達を守るために、温和で柔らな物腰ながらもはっきりと意見を言うことから、ドクターと対立することも少なくない。紺色カーディガンをいつも羽織っている。パート3では仕事に過剰な執着心を見せている尾崎を諫め、第10話で大久保院長からナースのリストラ命令が出た際は、他のナースを辞めさせないために自ら辞表を出したが、その後大久保院長の使い込みが露見したため、リストラは撤回された。
大島冴子(おおしま さえこ)(伊藤かずえ
パート2以降全作に登場。
外科ナース(パート2~映画版)→外科主任(パート4)→外科婦長(パート4最終話)。ただし、外科婦長としての大島はパート4最終話のエピローグとして少し描かれたのみである。浜野が病院を移ったが、婦長就任のために若葉会に留まった模様。
黒ぶち眼鏡とひっつめ髪がトレードマークのナース。尾崎とは同期でありまたライバルでもあり、主任・婦長の座を幾度となく争った。仕事は完璧主義。そのためいずみや赤木には厳しく接するが、いじめているわけではない。
仕事中は厳格で近寄りがたい雰囲気があり、若いドクター(特に高杉)からは恐れられている。だが取り巻きのナース(常時3人おり、シリーズ毎に一部入れ替わる)と居酒屋に行くこともあり、うわさ話も好きな普通の女性である。カラオケの十八番は梶芽衣子の「怨み節」。パート3では同僚(特に尾崎)たちとの仲が険悪化し、第13話で自暴自棄になってズル休みをし、自宅で独り焼肉をしている際にCO中毒で若葉会に搬送されてきてからは、尾崎との不仲は解消された。
恋には純情な面があり、パート3第7話では合コンで相手となった旅館の若旦那の小野田雅彦にプロポーズされ、一度だけ眼鏡を取り髪を下ろして勤務したことがある。あまりにも容貌と雰囲気が違うので同僚ナースやドクター達に驚かれた。だが他の患者を置いてナースを辞めることができず破局。最終的には浜野と結婚する。
パート4では晴れて外科主任になり、ナースステーションが自分の独擅場と化し一段と仕事に精を出していた。尾崎とのバトルは相変わらずだが、あくまでも仕事上で仕事と育児の両立で、次第に尾崎の気持ちがわかるようになる。また、仕事で気に食わないことがあると、浜野に内緒で浜野のゴールドカードを勝手に使ってナース全員に高級料理を奢る癖がある。
福山夕子(ふくやま ゆうこ)(井上晴美
パート1~2に登場。
髪の毛が茶色だったので、いずみから陰口の部類で「茶髪」と呼ばれていた(本人の前では「福山先輩」)。情報をキャッチするのがいち早く、大体の院内や同僚に関する情報は彼女が発信元であった。さらに水島をはじめとする若葉会の研修医を、細かくメモでチェックしていた。父親を早く亡くし、第10話では入院してきたニュースキャスターの桂木浩二に父親の面影を感じ、手厚く看病しネクタイをプレゼントした。足立美紀の指導係。パート2では若葉会を辞め居酒屋「ゆうこ」を開きそこで働く。登場するナースの中で唯一タバコをくわえるシーンがある。(パート1第2話)
赤木まどか(あかぎ まどか)(神田うの
パート3、映画に登場。
いずみが初めて指導した新人ナース。ネイルアートをつけたままで勤務する、仕事を忘れていずみと脚線美について競い合う、患者の下の世話を嫌がるなど、いずみ以上に破天荒なナース。そのため先輩ナースにとってはいずみと並んで頭の痛い存在となっている。しかしいずみ同様、土壇場になるとミスはゼロで、血液を恐れず完璧に仕事をこなし、実質、河合より使える新人ナースであることが伺える。本人曰くナースは「暇つぶしの仕事」「男受けがいいから」続けていて、金持ちと結婚してさっさと寿退職するつもりだという。
上原真弓(うえはら まゆみ)(国分佐智子
パート3、映画に登場。
大島取り巻きトリオの1人だが、いずみと同期つまりトリオでは後輩の為、一応中立の立場。他の2人(工藤・松坂)と違う判断をする事で、キャラやストーリーに弾みがついていた。
工藤幸子(くどう さちこ)(ふせえり
パート3~4に登場。
大島取り巻きトリオの1人。いかにもふてぶてしそうな顔。

パート1とスペシャル

桜井華子(さくらい はなこ)(深浦加奈子
外科主任。中原真保の指導係。パート2第8話でもファンサービスか、大島と絡んだり、主任の先輩として尾崎にアドバイスを贈るゲストシーンが短時間あった。
噂話が大好きで同僚の福山とは何かと勤務中に世間話をしていた。しかし、仕事においては完璧で、尾崎もいずみに「あんたなんか足元にも及ばないわよ」と言わしめるほど。
第9話では階段で怪我をし入院する羽目になったが、その時も朝倉他のナースを厳しく指導し、同室の患者にも薬を正しく服用するよう細かく指導していた(そのことで患者や朝倉から反感を買う)。根本の看護部長昇格の際には外科婦長を自ら目論んだが、根本が外科婦長兼看護部長となったことで失敗。しかし、婦長への夢を諦めていない。
中原真保(なかはら まほ)(小島聖
いずみや足立と同じく若葉会に配属される。仕事は朝倉以上に優秀で真剣であったが、第5話で担当した男性患者が急死しショックを受けてしまい、死を受け入れることができず、思い詰めて寮で自殺を図ろうとし、いずみに「馬鹿!」とビンタされ止められる。結局ナースを辞め郷里に帰っていったが、その後若葉会あてにお礼の手紙と(特にいずみに対して)スイカが送られた(そのスイカを楽しみに食べようと待っていたいずみだったが、先輩の桜井主任や福山に全部食べられてしまうはめに…)。その後スペシャルでそのショックから立ち直り、半年ぶりに仕事に復帰する。
足立美紀(あだち みき)(椋木美羽
いずみや中原と同じくして若葉会に配属される。仕事中でもナース服に化粧道具を入れっぱなしにし桜井に指摘されたり、夜勤の時に居眠りし指導係の福山に「居眠りしてんじゃないわよ!」と怒鳴られる場面があった。中原と違って彼女メインの回がなかった。

パート2

山岡美智子(やまおか みちこ)(野際陽子
若葉会第二病院外科婦長。仕事には厳しさを見せる反面、人を見る目があり、ドジばかりのいずみに対してもいち早く長所を認めていた。根本と違い、こちらはドクター達からの信頼が篤い。また、根本と同じ紺色のカーディガンを着ている。
北村千明(きたむら ちあき)(上原さくら
いずみと同じ2年目だが、いずみとは違い優秀である。研修医の牧原を巡って何かといずみと対立する。
小池春子(こいけ はるこ)(光浦靖子
牧原に想いを寄せているのか牧原のことを「マッキー」と呼びしつこく追いかける。
中尾悦子(なかお えつこ)(宮地雅子
大島取り巻きトリオの1人。尾崎に対して敵対視はしておらず、大島派として行動することを申し訳なく思っているが、大島に逆らえずにいる。バツイチで、小学生の子供が2人いる。
渋谷圭子(しぶや けいこ)(安達香代子
大島取り巻きトリオの1人。
上野奈緒(うえの なお)(有沢康子
大島取り巻きトリオの1人。

パート3

松坂弘子(まつざか ひろこ)(高田聖子
大島取り巻きトリオの1人。

映画版

矢口俊子(やぐち としこ)(根岸季衣
看護部長専任となった根本の後任としてやってきた新外科婦長。ご他聞に漏れず口うるさい。それが原因で尾崎と対立する。取り巻きのナースが2人いる。
桑田和子(くわた かずこ)(土屋久美子
矢口取り巻きコンビの1人。
高津幸江(たかづ さちえ)(小林美江
矢口取り巻きコンビの1人。

パート4

河合ひろみ(かわい ひろみ)(安達祐実
いずみが指導した2人目の新人ナース。仕事においては完璧で優秀であり、いずみを完全に食ってしまう。大量の血液を目の当たりにすると、過去の記憶からか、過呼吸に陥りパニック状態になり、その場から逃げてしまう(この点においては赤木のほうが優秀といえる)が後に克服。優秀さ・プライドの高さが災いしてか、ミスを犯した際の挫折感に堪えられず、一時はナースを退職するが、高杉の説得で仕事に復帰。そのため高杉に恋心を抱き、いずみとの仲が険悪化になったこともある。復帰して恋心を抱き始めてからは、トレードマークだった眼鏡とポニーテールをやめ、コンタクトをして可憐になり、患者から告白された。
金田由香(かねだ ゆか)(須之内美帆子
大島取り巻きトリオの1人で、トリオの中にいつもいる、1人だけ若そうな存在。
堀内良恵(ほりうち よしえ)(宮田早苗
大島取り巻きトリオの1人で、顔だけ見るとコメディリリーフか嫌な奴そうだが、目立った活躍は全く無かった。

ドクター

沢田俊介(さわだ しゅんすけ)(長塚京三
パート1~3に登場。
外科部長。一人称は僕。ごく稀に俺になる。かなりの腕の持ち主で、難しいオペを何度も成功させ患者から信頼を得ている。だが(元)妻の尾崎絡みのこととなると、我を忘れパニックになる事も。娘のまりあを溺愛している。尾崎と結婚後、一時は退職し専業主夫になるも外科部長として復帰。仕事と家庭を両立しながら円満に夫婦生活を送ってきた。
その後渡米が決まったがその際、尾崎はナースを辞めることができず日本に残ることになったため離婚する。映画・パート4では一度も出番がなかったが、パート4の最終回で尾崎に手紙を送り、尾崎がそのことを永島に話すシーンがある。
浜野雄一(はまの ゆういち)(石原良純
パート3~4、映画に登場。
高杉の指導医。仕事に対して行き過ぎとも言える貪欲さを見せる高杉とは、時たま衝突する。学会に論文を発表することに余念がなく、出世に精を出している。高杉の渡米研修を斡旋した。自分の後輩である高杉に厳しいところがあるが、高杉を信頼しており将来を期待しているためである。また、ナースに対してもやや厳しい(特にいずみや尾崎でいずみはナースで唯一呼び捨てで、尾崎に対しては主任→婦長と外科医という立場であるのにもかかわらず、稀にタメ口である)ところがあるが、大島とは最初はあまりいい関係ではなかったのが、次第に大島との共通点(眼鏡がトレードマーク)が見つかり、共にカラオケでデュエットして歌ったりなどして、パート3最終回でついに大島と結婚。子どもを2児設ける。
桂木京子(かつらぎ きょうこ)(とよた真帆
パート3第14話~第16話に登場。
アメリカから帰国したシリーズ唯一の女医。高杉の大学時代の先輩でもある。沢田医師との異なった治療方針やナースを軽視する態度(尾崎・大島以外)をとり、ナースからの反感を買われる。また高杉が自分についていくこともあって、いずみとの仲が険悪になるほか、沢田医師も「京子ちゃん」呼ばわりしてたことが原因で、尾崎にも反感を買われる。ついには彼女が原因でナースと彼女を含めたドクターが日々対立する派目にまで至ってしまう。その後ナースとドクターの仲を直しかけたところで「アメリカに向いている」という沢田医師の意見や「婚約者がいる」という自らの理由もあり、若葉会を辞め、アメリカに移住し、アメリカの病院へと移った。 余談だがアメリカ生活が長かったことあり、スキンシップが激しい(高杉がオペを成功したお祝いとしてキスをする)。
永島淳平(ながしま じゅんぺい)(益岡徹
パート4に登場。
渡米した沢田の後任として長野からやってきた新外科部長。沢田同様優秀で腕のいいドクターである(第9話で恩師?の稲本医師曰く「君は優秀だった」と言わしめるほど)。沢田以上に患者とのコミュニケーションを大切にし、当初は過剰な患者との会話に高杉はなかなか受け入れることができなかったが、次第に尊敬するようになる。尾崎の仕事ぶりや考え方に次第に共感するようになり、訪問看護科立ち上げの際何かと協力する。第12話で尾崎にプロポーズしたが、断られてしまう。だが最終回で尾崎が沢田から送られた手紙のことを話したことにより、プロポーズを受け入れられた。

研修医

水島龍太郎(みずしま りゅうたろう)(岡田浩暉
パート1とスペシャル、パート3第18話・第19話と映画に登場。
収入が少ないためにいずみのいる看護婦寮に住むことに。血を見るとすぐに倒れてしまい、そのことが原因で初オペが遅れることに(幼いころ弟を自転車事故で亡くし、その時に見た血が怖くなってしまい、それ以来血を見るのが怖くなったため)。
その後第8話でようやく初オペに成功した(患者はいずみの幼馴染み・三上)。その後スペシャルで青森の総合病院に移り、パート3第18話で患者の付き添いで若葉会に3年ぶりに訪れ、いずみと再会する。パート1とは違い、研修医時代のような雰囲気から頼れるドクターへと成長していたが、血を見ただけで倒れることだけは変わっていなかった。高杉と交際していたにもかかわらず、いずみにプロポーズし、いずみを悩ませる。最終的にはいずみがプロポーズを受け入れ結婚目前であったが、結局破局。いずみとの結婚はなくなった。
シャケのおにぎりと焼肉が好物。
牧原耕太郎(まきはら こうたろう)(松岡昌宏/TOKIO
パート2に登場。
水島とは対照的にクールで気が強い男である。しかし気の強い性格が災いしており、いずみのアドバイスを聞かず、誤診を招くことに(盲腸と確信していて手術をしたが、盲腸ではなく大腸癌であり、最終的には沢田が登場し無事成功したものの、沢田が来なかったあるいは遅れた場合は命を落としている可能性も高い)。結果その性格が原因で沢田に殴られる羽目になる。一度失敗したらなかなか立ち直れないところもある。しかし成功したら鼻が高くなり、調子に乗る場面も出てくる。研修医の収入が少ないせいか毎日カップ麺を食べている。
高杉健太郎(たかすぎ けんたろう)(藤木直人
パート3~4、映画に登場。
  • 若葉会外科の中では一番若いドクターでもある。若葉会初出勤日に道端で栄養失調で倒れ、お互い同僚になるとは知らないままいずみに助けられる。いずみと交際し、彼女のアパートに転がり込む。だらしないいずみに代わりゴミ出しや料理をするなど家事に対してはマメだが、ケンカをしてアパートから追い出され、医局に住み着くことがあった。パート3最終回で念願のアメリカ研修へ。1年後帰国しいずみと結婚、いずみと2人暮らしに。同時に頼れるドクターへと成長した。パート4最終回で母の看病と診療所を開くことを理由に故郷に帰るため、いずみと共に若葉会を退職した。
  • 誰に対しても優しく、人当たりがいい。そのためいずみによく嫉妬される。いずみには乱暴な言葉遣いをすることもあるが、恋人故の気安さと言う範囲である。物腰は柔らかだが仕事に関しては野心家で強情な面を見せる。仕事に熱中するあまり視野が狭くなり、パート3ではオペ中に沢田医師の指示を聞かなかったり、パート4では難しいオペ中に永島医師のアドバイスに耳を傾けようとはしなかったことがある(どちらも後に反省し、視野を再び広くしている)。一方パート4では、自信をなくした河合を励まし、復帰させることに成功した(しかし、そのことで河合が高杉に恋心を持ち、いずみと衝突することになってしまう)。
  • 祖父は町医者、父は普通のサラリーマン、母はフリーライターで世界各国を飛び回っている。大学の先輩の女医・桂木京子にラブレターを渡したことがあり、さらには医大時代に教授の娘と付き合っていた。
  • 同僚ドクターと仕事以外で関わっている描写は少なく、友人関係は不明。だが浜野とバーでよく飲んでいることが発覚している。高杉にとって浜野の存在はたった1人の先輩であり、浜野が社会復帰できない騒ぎになったときには涙を流したこともある。
  • メロンパンが好物。醤油ラーメンをたらふく食べてメロンパンでしめるという食べ方が好きらしい。この食べ方はいずみも好きなようで、ドラマ中よくラーメンやメロンパンを食べるシーンが沢山出てくる。いずみと同じく、美味しいものを沢山食べることが好き。料理上手でお好み焼きなどを作る。

関連項目