盲腸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
盲腸
Stomach colon rectum diagram-en.svg
図中 cecumが盲腸、appendixが虫垂、stomachは、small intestineは小腸、colonは大腸、rectumが直腸、anusが肛門
Gray1043.png
上回盲陥凹(盲腸は左下に図示)
グレイの解剖学 書籍中の説明(英語)
前駆体 Midgut
MeSH Cecum
テンプレートを表示

盲腸(もうちょう、: cecum)とは、回盲弁(回腸-盲腸弁)より下方に伸び結腸へとつながる器官[1][2]。ヒトの盲腸の長さは約5cm[2]~7cm[1]。盲端に位置することから盲腸という[1]。盲腸の後内側表面からは虫垂(appendix)と呼ばれる細長い器官が伸びている[1][2]

機能[編集]

盲腸は草食動物では微生物の力を借りてセルロースを消化分解する重要な機能をもつ[1]。肉食動物の盲腸はかなり小さいが、草食動物の盲腸はとても大きい。ヒトの盲腸はほとんど消化の役割を失ってしまっている[1]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f Gillian Pocock , Christopher D. Richards『オックスフォード・生理学 原書3版』 (植村慶一、岡野栄之訳)丸善、2009年、462頁
  2. ^ a b c 内田さえ、原田玲子、佐伯由香 編『人体の構造と機能 第4版』 医歯薬出版、2015年、278頁

関連項目[編集]

  • 虫垂炎 - 虫垂の炎症。俗に盲腸炎または盲腸ということもある。
  • 盲腸線 - 起点か終点のどちらかが他の路線にまったく接続していない鉄道路線。路線図が盲腸(正確には虫垂)に見えることから。