「地鶏」の版間の差分

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*インギー鶏
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*ウタイチャーン
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*エーコク
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*[[軍鶏]]
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*小国鶏
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*矮鶏
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*[[東天紅鶏]]
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*[[比内鶏]]
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*三河種
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*蓑曳矮鶏
*蓑曳鶏
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*宮地鶏
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2009年8月30日 (日) 04:37時点における版

地鶏の代表格、名古屋コーチン

地鶏(じどり)とは、日本農林規格 (JAS) に記載されている、在来種由来の血液百分率が50%以上の国産銘柄の総称。

概要

在来種純系によるもの、または在来種を素びなの生産の両親か片親に使ったものである。飼育期間が80日以上であり、28日令以降は平飼いで1m²当たり10羽以下で飼育しなければならない。

平飼いとは、鶏舎内、又は屋外において、鶏が床面(地面)を自由に運動できるようにして飼育する方法。

農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律」(いわゆるJAS法)の規定は全業者への強制力があるわけではなく、地鶏は地面で育てた鶏、もしくは地元の鶏などの意味だと主張されることもある[1]が、JAS法の定義を満たさない鶏の加工品を地鶏として売ることは「不当景品類及び不当表示防止法」(いわゆる景品表示法)違反の恐れがある。

日本三大地鶏

秋田県比内地鶏鹿児島県を中心とする九州南部の薩摩地鶏愛知県名古屋コーチンを日本三大地鶏という。3種とも出荷数は相当なものであるが、平成16年より徳島県阿波尾鶏が地鶏の出荷数でトップになっている。

地鶏の種類

出典:国産銘柄鶏ガイドブック2007


日本農林規格に記載されている在来種

明治時代までに国内で成立し、又は導入され定着した品種。これらが由来の血液百分率が50%以上の鶏が地鶏として認定される。

  • 岐阜地鶏
  • 熊本種
  • 久連子鶏
  • 黒柏鶏
  • コーチン
  • 声良鶏
  • 薩摩鶏
  • 佐渡髯地鶏
  • 地頭鶏
  • 芝鶏
  • 軍鶏
  • 小国鶏
  • 矮鶏


脚注

  1. ^ 本山秀樹「地鶏とは? 産地混乱――『地べたで』『地元』通用せず――宮崎、相次ぐ名称削除」『朝日新聞』43665号、朝日新聞東京本社2007年11月6日、33面。