「To LOVEる -とらぶる-の登場人物」の版間の差分

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: また泳げない、いわゆる[[槌|金槌]]である。「遊(ゆう)」という兄がいる。
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: 幼い頃は泣き虫だったようである。
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:また、「恋なんて…ハレンチだわ!」に代表されるように、通常の観点から見れば別にいかがわしい事に直結はしない事でもハレンチと言ってしまう事があったり、偶然耳に入った、ララがリトを晩の入浴に誘う発言を聞いただけで二人の少々いかがわしい姿を妄想してしまうことも有ってか、一部では「想像がすぐに[ハレンチな]方向に行ってしまう彼女が実は一番ハレンチなのでは」という声も上がったりする(が、恋がハレンチと発言したのは彼女が恋にウブなことの照れ隠しなだけであり、妄想時には少々イライラしていたから・・・という解釈が出来る)。
:また、「恋なんて…ハレンチだわ!」に代表されるように、通常の観点から見れば別にいかがわしい事に直結はしない事でもハレンチと言ってしまう事があったり、偶然耳に入った、ララがリトを晩の入浴に誘う発言を聞いただけで二人の少々いかがわしい姿を妄想してしまうことも有ってか、一部では「想像がすぐにハレンチな方向に行ってしまう彼女が実は一番ハレンチなのでは」という声も上がったりする(が、恋がハレンチと発言したのは彼女が恋にウブなことの照れ隠しなだけであり、妄想時には少々イライラしていたから・・・という解釈が出来る)。
;揉まれ娘
;揉まれ娘
:1年生の頃からリト達と同じクラスメイト。容姿はヒロイン級の美少女だが、話の所々に少し登場するだけで、本名も不明である。髪型はショートヘアに左右の横髪をヘアピン2つづつでとめている。テニス部に所属している。
:1年生の頃からリト達と同じクラスメイト。容姿はヒロイン級の美少女だが、話の所々に少し登場するだけで、本名も不明である。髪型はショートヘアに左右の横髪をヘアピン2つづつでとめている。テニス部に所属している。

2008年3月3日 (月) 10:05時点における版

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To LOVEる -とらぶる- > To LOVEる -とらぶる-の登場人物

To LOVEる -とらぶる-の登場人物(とらぶるのとうじょうじんぶつ)とは、矢吹健太朗(漫画)・長谷見沙貴(脚本)による少年漫画作品「To LOVEる -とらぶる-」に登場するキャラクターの一覧。 ※キャストはドラマCD版・TVアニメ版共通のもの

主要人物

結城 梨斗(ゆうき りと)
- 渡辺明乃
現在高校二年生で本作の主人公。物語開始時15歳。愛称は「リト」。10月16日生まれ。髪の毛は明るめの茶髪。
普段は強気だが恋愛は奥手。同級生の西連寺春菜に恋をしているがなかなか気持ちが言い出せない。自宅で入浴中、突如ワープしてきたララに出会い、その後の成り行きで彼女を居候させることとなる。決死の思いで春菜に告白したが偶然間に入ってきたララによって阻まれ、しかもそのララが告白を自分へのものと都合よく解釈したため、状況が複雑化。リト本人が望まないのにララの婚約者の一人になってしまい、地球の命運を背負ってしまう事になる。以来ララの求愛や行動が引き起こすトラブルに巻き込まれ慌しい毎日を送っている。
容姿・能力共に平均的だが、純粋な優しい性格。権力目当てでララに接近する卑劣な婚約者に、本気で憤り立ち向かおうとする正義感や、なりふりかまわない行動力など内面に多くの長所を備えた好青年である。様々な出来事を通して春菜と徐々に距離を縮める一方、一途に自分に恋するララの健気さに心を打たれたりと、2人の少女の間で次第に感情が揺れ動き始めている。
中学時代はサッカー部の部員として頑張っていたが、両親不在で妹の美柑に家事の負担が集中するのは悪いと思った為、高校進学時に入部を断念した。非常に家族思いな性格でもある。運動神経の良さのルーツはこの部活動であろう。
植物を育てる趣味を持っており(ララから誕生日に送られた奇怪な宇宙植物も結局律儀に世話している)、春菜は中学生の頃、草花に優しい彼の姿を見て好意を抱き始めた。
ララ・サタリン・デビルーク
声 - 戸松遥
本作のヒロインだが、正統派からやや外れた準主人公的な役回りを持つ。
デビルーク星からやってきた宇宙人銀河系を束ねるデビルーク星の第一王女。父は銀河系を束ねるデビルーク星の。母は宇宙一の美貌と謳われたデビルーク王妃。母親譲りの美貌と父親譲りの大胆さ(強引さ?)を持つ。人の姿をしているが宇宙人のため、悪魔のような尻尾が生えている(ララに限らずデビルーク星の人間はみな尻尾が生えている。また、これは性感帯でもある。)。髪型はロングヘアにアホ毛。髪の色はピンクで瞳の色は緑色。スリーサイズは上から89/57/87。
世間知らずの自由奔放な性格で、ハイテンションで活発。喜怒哀楽が激しく感情豊かで、思ったことをすぐに行動に移すトラブルメイカー。リトとずっと一緒にいたいが為にリトの学校へ転入生として入学する。運動能力は非常に高く、相当手を抜いた状態でも地球人の平均を軽く上回る(力を抑えて100m走を10秒9で走る程)。銀河系を束ねる王を父に持つだけあり戦闘能力もとても高く、大声で台風の軌道を変えた事もあり、尻尾からビームを撃つなど、後述する金色の闇と互角に戦えるほど。王宮暮らしの頃は入浴の際までも侍女が大勢ついていたため裸を見られることに抵抗がないが、尻尾が敏感なため、そこを触られるのは極端に嫌がる。春菜達には自分が宇宙人ということを隠していたが、バレても普通の反応をされただけで、むしろ春菜からは宇宙人と友達であることがステキと言われる始末。
父親が選ぶ見合い相手を拒んでおり、偶然出会ったリトを結婚相手にすることでその見合い相手から逃れようと考えるが、リトの発言を勘違いして本気でリトを好きになった。しかし次第にリトの心は自分以外の女の子(自分が「大事な友達」と思っている春菜だとは気付いていない)に向いていると察するようになる。それでも王女の権力に頼らず、あくまで一人の普通の少女としてリトに振り向いてもらいたいと純粋に願っている。「人を好きになること」に対しどこまでも真剣な少女であり、その気持ちは次第にリトの心にも変化を与えていく。
西連寺 春菜(さいれんじ はるな)
声 - 矢作紗友里
ララと対を成す本作のもう一人のヒロイン。
現在高校二年生。リトやララたちのクラスメイト。外見は黒髪のショートヘアで、慎ましくおしとやかな性格の美少女。2-Aクラス委員長。テニス部に所属している。
リトが密かに恋心を抱く相手であり、彼女もまた中学校時代から優しい性格のリトに好意を持っており、実は相思相愛の関係である。リトとは度々いい雰囲気になりかけるが、お互い相手の気持ちに全く気付いていないのと、ララが原因のトラブルのために関係はなかなか進展しない。恐怖が極限に達すると暴れ出すという癖がある(その時のばか力は、ララや金色の闇も驚嘆するほど)。幽霊等の類が大の苦手。親友の里紗・未央に胸を揉まれる等、度々イジられるのが悩みの種。
リトに自分の気持ちを伝える勇気を持つことが出来ず、彼への愛情表現がストレートなララに対し羨望と軽い嫉妬を抱いている。マロンと言う名のボストン・テリア)を飼っている。3月6日生まれ。
金色の闇(こんじきのやみ)
声 - 福圓美里
宇宙で最も危険視されている殺し屋。外見は金髪・黒服の美少女。自分の身体のあらゆる器官を自在に武器に変身させ戦う能力を持つ事から「全身凶器」とも呼ばれる。ただしこの能力は、短期間に頻繁に使用すると身体に負荷が蓄積し危機的な状態になる。
「リトはデビルーク星乗っ取りを企てる極悪人」という依頼主ラコスポの偽情報に踊らされ、リトを抹殺しようと地球に来訪。ラコスポに利用されていた事に気づいたため処分されそうになったところをララに助けられたことが原因で、彼女に不器用だが好意を抱くようになる。
ララとの関係に嫉妬し、依頼が白紙に戻った後も「自分はターゲットを殺し損ねたことはない」と理由を付け、引き続きリトを付け狙っていたが、能力の使いすぎによる生命の危機に瀕した際、リトに助けられたことにより彼に対し複雑な感情を持ち始める。
常に無表情だが、「えっちい」事に関しては過敏で、感情を露わにする。リトにパンツを見られたり胸を揉まれたりすると、「えっちぃのは嫌いです」と言ってリトをことごとく退ける。たい焼きが好物で、読書も嗜む。ぬるぬるとした触手が苦手。
ララから「ヤミちゃん」と呼ばれているが、本名は不明。孤独の身であることを示唆するような発言をしている。
作者矢吹の前作『BLACK CAT』のイヴをリファインしたキャラクターで、前作のパラレルキャラ。長谷見のシナリオでは性格面も似ていたが、矢吹は前作を知っている人向けのネタではなく、あくまで本作の新キャラだとして変更した。しかし、ドラマCD・アニメでの担当声優はイヴと同じ福圓になった。

クラスメイト

猿山 ケンイチ(さるやま-)
声 - 吉野裕行
リトの親友。中学生時代の彼と一緒に写っている写真があることから中学生以前の仲と思われる。外見はどこにでもいるような平凡な男子高校生だが、学園祭の実行委員として、クラスの出し物に自身プロデュースの「アニマル喫茶」(女子生徒に際どい動物のコスチュームを着せて接客する)を提唱し、クラスメート全員の賛同を得るなど、見せ場では異様な発言力と実行力を発揮する侮れない男。
察しも良いようで、リトが実は春菜が本命であることも既にお見通しだった。その為2人をくっ付けようと画策する事もある。
籾岡 里紗(もみおか りさ)
声 - 柚木涼香
春菜の親友。髪型はウェーブのかかったショートヘア。
制服の襟を開いたり猥談を好んだり、典型的な今時の「進んでる」女子高生といった感じの少女。春菜の胸を面白がって揉んだり、ララの尻尾を弱点と知って以来触ったりする等、スキンシップ過剰気味。
ララを「ララちぃ」と呼ぶ。ララがさえないリトにゾッコンな理由が理解できないが、ララの一途な気持ち自体は、格好良くて羨ましいと思っている。
沢田 未央(さわだ みお)
声 - 千葉千恵巳
春菜の親友。ツインテールと眼鏡がトレードマーク。
臨海学校の肝試しにまつわるジンクスに詳しいなど、情報通。里紗と同じくララを「ララちぃ」と呼ぶ。
引っ込み思案になりがちな春菜を、里紗と一緒に元気付けてあげるなど友達思いだが、春菜がリトを密かに想っている事には気づいていない。
里紗と共にララとはすっかり打ち解けた友達となり、春菜も加えた4人で行動する事が多くなった。
古手川 唯(こてがわ ゆい)
声 - 名塚佳織
元1-Bクラス委員。2年生からリト達と同じ2-Aのクラスメイトとなる。髪型は黒のロング(浴衣や体操服を着用する場合は髪を結い上げている)。
学校の風紀に厳しく、秩序を乱すものを許さないガチガチの堅物少女。美少女と呼んでいい外見だが、性格柄常に気難しい表情しか見せない。新学期早々、全裸で登校してきたララ及び彼女と一緒に行動しているリトを、風紀を乱す要注意人物として目をつける。しかし裸を見られたことや自分を気遣ってくれたことから、リトに特別な感情が芽生えている。
非常識な騒動が横行している彩南高校の現状を過剰に憂慮しており、義務感と使命感から2-Aでもクラス委員を買って出るが、深い考えもなく興味本位で立候補したララとその座を争うことになってしまう。結果はララと共に落選。2-Aの風紀委員である。
胸を揉まれる等、卑猥なトラブルに巻き込まれた際には赤面して「ハレンチな!」と叫ぶのがほぼお決まりになっている。
また泳げない、いわゆる金槌である。「遊(ゆう)」という兄がいる。
幼い頃は泣き虫だったようである。
また、「恋なんて…ハレンチだわ!」に代表されるように、通常の観点から見れば別にいかがわしい事に直結はしない事でもハレンチと言ってしまう事があったり、偶然耳に入った、ララがリトを晩の入浴に誘う発言を聞いただけで二人の少々いかがわしい姿を妄想してしまうことも有ってか、一部では「想像がすぐに“ハレンチな”方向に行ってしまう彼女が実は一番ハレンチなのでは」という声も上がったりする(が、恋がハレンチと発言したのは彼女が恋にウブなことの照れ隠しなだけであり、妄想時には少々イライラしていたから・・・という解釈が出来る)。
揉まれ娘
1年生の頃からリト達と同じクラスメイト。容姿はヒロイン級の美少女だが、話の所々に少し登場するだけで、本名も不明である。髪型はショートヘアに左右の横髪をヘアピン2つづつでとめている。テニス部に所属している。
もともとネット上で広まった呼び名は「揉まれ子」であり、第一回人気投票ではその彼女と思われる「揉まれ娘」が他の脇役を抑えて18位となった。
本誌での初登場はレンが登場してからだが、単行本ではそれより早く臨海学校から登場している。
レンのことが好きらしく、彼に間違って胸をさわられても許していた。その後もトラブルに巻き込まれると胸を揉まれることが多い。
初登場して以降、登場するごとに胸が成長しており、現在は巨乳の域に達しているほど大きくなった。
彼女の友達として、同じく本名不明でリボンでツインテールにしているメガネっ子の美少女も登場している。最近ではその彼女と一緒にいることが定着している。
お静
400年前に死に、旧校舎に住み着いていた幽霊。リストラされて旧校舎に潜伏することにした宇宙人たちの騒動に迷惑していた。
又、偶然春菜の体にとり憑いてしまった事もある。犬が苦手で、それが春菜にとり憑いた原因であり、春菜の体から出ることが出来た理由でもある。憑依を解こうとして春菜の潜在意識に入り込み、春菜のリトへの思いに気付く。
積極的な性格をしており、春菜のリトへの恋を影ながら応援し、控えめな春菜をひっぱる存在へとなっている。
その後、御門先生の作ったバイオロイドに憑依する事で実体を得て、転校生「村雨静」としてリト達のクラスに編入した。

結城家

結城 美柑(ゆうき みかん)
声 - 花澤香菜
リトの妹。連載開始時は11歳で、現在小学6年生に進級した。小悪魔的な外見の美少女で、言動は大人びていて少し毒舌。両親不在の結城家では料理は主に彼女の担当。
最近の小学生らしく服装のセンスも大人志向で、クリアビーズのヘアゴムで髪をトップで束ねたヘアスタイルをしている。頭も良くクラスのまとめ役のしっかり者。アイスが好物の模様。
ララが宇宙人であることを知っているが、一緒に住むことを歓迎している。兄の奥手なのを鼻で笑っており、春菜に惹かれつつもララに振り回されるリトを眺めて楽しんでいるところがある。
一方で兄思いの点もあるらしく、自分の為に高校での部活動を断念しようとしたリトに遠慮したり、バレンタインデーには義理チョコを渡したり、ララも伴い買い物やスケートに出かけたりと兄妹仲は良好である。
結城 才培(ゆうき さいばい)
リトと美柑の父。同時に3本の連載を持つ人気漫画家。ハチマキと無精髭が似合う豪快な親父。
息子が宇宙人と同居していることを少しも気にしない大らかな性格で、自分の作品には妥協を許さない職人気質を持っている。忙しいためめったに仕事場から家には戻ってこない。リトやザスティン達をアシスタントとしてこき使っている。名前の由来は有機栽培からかと思われる。年齢は登場時点で36歳。連載している作品は「英雄学園」など。
結城林檎(ゆうき りんご)
リトと美柑の母。登場初期では海外に居たが一時的に日本に帰国して登場した。海外では有名なファッションデザイナー兼モデルのプロデューサーである。
才培同様、息子が宇宙人と同居していることを気にしてない。カワイイ子を見るとスタイルを知ろうとして触りまくる等している。リトの髪の色は母親からの遺伝と推測できる。年齢は不明。
春菜がリトに惚れてるのを見抜き、その上でララを応援している。美柑同様リトの現状を楽しんでいる。

西連寺家

西連寺 秋穂(さいれんじ あきほ)
春菜の姉で、妹を自分の部屋に同居させている。垢抜けた雰囲気を持つ都会的な女性。
結城家から一時家出してきたララに、春菜と仲良くしてくれるようにお願いするなど、外向的な自分と対照的に、引っ込み思案ゆえ友達もそれほど多くはない妹を気にかけている。
一方で妹使いは荒いらしく、春菜に「家賃代わりにこき使われている」と不平を言われてもいる。
マロン
春菜が家で飼っているボストン・テリア(犬)で、愛嬌のある見かけによらず気が強く、上下(主従)関係とスキンシップには強いこだわりを持つ。その為、犬になったリトをこき使っていた。その後も人間に戻ったリトに対しても強気に出る。

古手川家

古手川 遊(こてがわ ゆう)
唯の兄で、金髪(地毛かどうかは不明)の美男子。19歳(リトたちより2、3年上と思われる)。
風紀に厳しい妹と対照的にだらしない性格で、上半身裸で家を歩きまわるなどしょっちゅうで、妹のお小言を眼の上のたんこぶのようにあしらっており、女性と遊び歩くなど名前通りの男。
しかし、腕っ節が強く、妹想いで、唯に絡んだ不良たち数人を一人でのしてみせるなど、兄妹仲は悪いわけではないらしい。

彩南高校

生徒

レン・エルシ・ジュエリア
声 - 大浦冬華
ララの幼馴染。中性的な顔立ちの美少年で、成績優秀にして運動神経抜群。メモルゼ星人の王族の出で、精神も肉体も逆転する「男女変換能力」を持っており、くしゃみをするとルンに変わってしまう。ただ、本来はくしゃみ程度で性別が変わることはなく、地球の磁場などの環境が影響していると思われる。ララからは「レンちゃん」と呼ばれている。小さい頃はララの発明品の実験台に使われたり女装をさせられたりしていた(後者について言えば、再会した今も変わってない)。幼い頃からララに強い恋心を抱いており、ララは忘れてしまっていたが将来男らしくなったら結婚すると約束していたらしく、その約束を果たすために地球を訪れ、彩南高校に転校してきた。リトを一方的にライバル視し、ララの好意を彼より自分に向けようと必死だが想いはまるで伝わっていない。その上もう一人の自分である女性人格・ルンの心までも奪ったリトへの敵意は強まる一方である。さらに2年生に進級した際、一人だけララやリト達と別のクラスに分かれてしまう。
一方のリトも何かと因縁をつけられたり、事故でファーストキスを奪われてしまったり、またレンのララへの気持ちも本気ではないと思い込んでいた(これは春菜と抱きあったことがあるとリトが勘違いしているため)こともあるため快く思っておらず、まさに犬猿の仲。しかしリトがどつき漫才的なリアクションをとる唯一のキャラでもある。
地球では乗ってきた宇宙船を自宅として暮らしている。
女性的な容姿や男女変換能力は彼にとってコンプレックスの原因となっており、何かにつけ「男らしさ」にこだわるのはその現れである。
ルン
声 - 大浦冬華
レンの女性人格。セミロングの美少女。くしゃみをすると入れ替わり、記憶はレンと共有している。ララのせいで起こったあるアクシデントがきっかけで、リトに恋をしている。そのため、恋のライバルであるララには、小さいころにレンと同様に発明品の実験台にされたことなどもあり、レンとは逆に強い敵意を抱いている。女子の制服を用意して学園に潜入・リトにキスを迫るなど、自分の気持ちに素直で大胆な性格。また、嫌っているララを含めリト以外の人間にも愛想よく接しているが、心の中でバカにしたり、利用したりとかなり腹黒い。しかし、リトに迷惑をかけたことを反省したり、ララに助けられ改心しかけるなど、根は決して悪くない。積極的だが空回ってるばかりのレンを情けないと評しており(ただし、空回ってる点は自分も一緒である)、時には自分がやったことを彼になすりつけることも。ララは幼い頃からよくレンに女装させることを試みていたが、これはルンの存在が原因とされている。
ララへのイタズラには宇宙からの通信販売で入手した怪しげなモノを主に使うが、やはり失敗に終わる。
天条院 沙姫(てんじょういん さき)
声 - 川澄綾子
2-A(初登場時)に在籍するリトたちの一年先輩。縦ロールの髪型が特徴的。
優雅・華麗・高貴な容姿を持ち、黙ってさえいれば非の打ち所の無い美少女で、加えてリムジンを登下校に使い、別荘でクリスマスパーティを開催する等、正真正銘の大金持ちのお嬢様である。ただし高飛車で、何でも自分が一番でないと気がすまない高慢な性格。その上、所かまわず人目も気にせず高笑いする大層迷惑な癖がある(そのため、ルンには「オマヌケクイーン」、唯には「変人クイーン」と完全にクイーンの肩書が悪口になっている)。下級生に人気のララに一方的なライバル意識を燃やしており、昨年度彩南祭クイーンの意地にかけて、どちらが上か思い知らせようとしている。
ララを恐れ入らせるために、彼女の婚約者と噂のリトを誘惑するが、効果はまるで上がっていない。文化祭では散々な目に遭った。その後、リトにことごとく痴漢行為をされ(もちろん、事故やララの発明や沙姫本人の勘違いが原因)、綾と凛ともども完全にリトのことを軽蔑している。
バスケットでスリーポイントシュートを決めている点などから、自信過剰気味ではあるが何事にも相応の実力を有してはおり、幼少時いじめられていた綾を助けた事(その時凛と共にいじめっ子をノックアウトした)もあり、意外と優しい一面も持つ。
立ち往生した自家用車を移動してくれたザスティンに一目惚れをするも、彼が憎きララの「下僕」と公言した為、ショックに打ちひしがれる。ザスティンのことはあきらめていないものの、肝心なところで邪魔が入るのはリトと共通した不運である。
九条 凛(くじょう りん)
声 - 橋本まい
沙姫の付き人の一人。髪型はポニーテールで、かなり身軽。長身でクールな雰囲気。
家は代々天条院家に仕えており、沙姫の指令でララの様子を探るなど主人の下で情報収集に務めている。竹刀や木刀を携行しており、回想でも木の棒で男子を打ち倒すところを見るに剣術の心得があり、また射撃にも長けている。
リトのことを沙姫同様ケダモノと軽蔑している。
藤崎 綾(ふじさき あや)
声 - 水橋かおり
沙姫の付き人の一人。外見は眼鏡をかけたストレートヘアー。
口数が少なく感情表現に乏しい、無機的な雰囲気を漂わす少女。視力がかなり悪く眼鏡を外す事はほとんどないが、素顔はかなりの美少女。
幼いころにイジメられていたところを沙姫と凛に助けられた過去があり、それ以来凛とともに沙姫に仕えている。
弄光(もてみつ)
野球部の先輩。将来はプロ入り確実だと自称している。初登場時にいきなりララを口説いたが、「え?お断り」とあっさり流された。見たことのない美少女を見つけるといきなり口説こうとする。
盗撮マニアで、更衣室やプールにまでカメラを仕掛けていた。学校側からは盗撮問題で2週間の停学処分を受けた。また、彩南高校の全女子生徒の詳細なデータが書かれたノートを持っている。登場するたびに後ろで後輩が「さすがセンパイ!」と言う。
弄光の取り巻き
常に弄光の傍にいる取り巻き。メンバーは野球部の後輩達3~4人である。全員坊主。弄光のナンパ行為に対し『ジョジョの奇妙な冒険』のディオ・ブランドーの取り巻きさながらに「さすがセンパイ!」と言って騒いでいる。
的目 挙(まとめ あげる)
元1-Aの学級委員だった生徒。眼鏡着用。2-Aでも引き続き学級委員を務める。
立花(たちばな)
リトが中学生の頃、同じサッカー部に所属していた後輩で、彩南高校に入学しリトと再会する。眼鏡とソバカスが特徴。女の子に惚れっぽい気の多いお調子者で、ふられてもやたら立ち直りが早い。
美少女達と良くも悪くも何かと縁のあるリトが「恋愛の達人」に見えるらしく、憧れの先輩である春菜や唯への恋の相談役になってもらおうと毎度のように頼みに来る。やや困った性格だが、リトにとっては慕ってくれる良き弟分である。

教員

佐清(さすが)
体育担当の教師。春菜達の所属するテニス部の顧問で、インターハイ出場経験有り。
甘いマスクと爽やかな容姿で女子生徒から抜群の人気を持つ。ギ・ブリーが化けていたこともあった(佐清の正体がギ・ブリーなのではない)。
校長
声 - 緒方賢一
リト達が通う彩南高校の校長。本名不明。派手な柄のスーツサングラスを着用。
美女や美少女相手に、欲求の赴くまま行動する問題人物。臨海学校で女風呂に忍び込むなど、校長としてあるまじき行為にまで及んでいる。その暴走ぶりに女子生徒は非常に迷惑しており、その都度彼に鉄拳制裁を喰らわしているが、本人に反省の様子は全く見られない。臨海学校の宿泊先の旅館の女将とは顔見知り。
御門 涼子(みかど りょうこ)
声 - 城雅子
表向きはリト達が通う彩南高校の養護教諭だが、裏では地球に滞在する宇宙人らの病気を治すのを職業とする謎の多い美女。本人も宇宙人で「金色の闇」の怪我も以前治療したことがあるらしい。ララに嘘を吹き込むなどの方法で、純情なリトをからかって楽しむ悪戯好きな一面も持っている。宇宙船を所持しており、他の惑星に薬の材料の調達に行く事もある。
以前は裏業界に属していた事もあり、宇宙犯罪組織から狙われていたがララ達の活躍で解放される。
骨川(ほねかわ)
半ボケ老人のような教員でリト達のクラスの担任。ビン底のような眼鏡をかけている。若い頃はイケメンだった。
鳴岩(なるいわ)
指導部教諭。角刈りで鱈子唇の関取体質。

宇宙人

ギド・ルシオン・デビルーク
デビルーク星のでララの父親。戦乱のただ中にあった銀河を統一し、頂点にたった人物。
ザスティンから聞かされた「無礼を働いた者の母星を跡形もなく消滅させた」という逸話から、リトは閻魔大王のような風貌をイメージしていたが、実際の外見は子供と変わらなかった。しかし中身は最悪なエロオヤジで、美少女を見つけては手当たり次第にスケベなイタズラを繰り返す傍若無人な性格。本気を出せば地球一個わけなく破壊する程のパワーを持っている。
大王の政務から早いところ引退して遊んでくらしたいと思っており、「ララの意思を尊重する」という建前で、リトを脅迫して娘との結婚と王位継承を強要するが、「力ずくでリトと結ばれたって嬉しくない」というララの毅然とした態度に、その場は諦めて引き下がった。
ザスティン
声 - 子安武人
デビルーク星王室親衛隊隊長。デビルーク最強の剣士といわれる男で、車をも素早く切り刻む。スタジオ才培のチーフアシスタントも名乗る。
シリアス系のような容姿とは裏腹に、迷子になって警察のお世話になったり、野良犬に足を咬まれ続けたり、うっかり線路に侵入し電車に轢かれてしまうなど、かなり間の抜けた部分が目立つキャラである。頭にアホ毛がある。
元々はララを連れ戻す立場であったのだが、(勘違いがきっかけで)リトの言葉に心を打たれ、以後はリト達の味方に回る。
持っている剣はイマジンソード(作者矢吹の前作『BLACK CAT』のクリードの持つ剣、イマジンブレードがモデル?)。キャラクターのモデルは前作『BLACK CAT』のクリードと思われる。
サングラスを掛けヤクザのような風貌をした男2人を部下に持っている。ある出来事をキッカケに、その2人の部下と共に結城才培のアシスタントとなっている。
ブワッツ
ザスティンの部下。金髪のオールバックの男。
マウル
ザスティンの部下。黒髪のオールバックの男。人気特撮番組『マジカルキョウコ』等のアニメや漫画が好きで、とても詳しい。
ギ・ブリー
ララと結婚したがっている宇宙人の一人。しかしララからは徹底的に嫌われている。リトの通っている高校の体育教師兼テニス部の顧問である佐清(さすが)先生に擬態していた。
爬虫類のような外見をしており、性格は凶悪かつ粗暴だが、正体はバルケ星人という肉体的にはひ弱な種族で、擬態して相手をビビらせることしか出来ない。リト達に負けた後、じゃーじゃーワープ君でザスティンの元へ飛ばされる。
プリューマ
ララと結婚したがっている宇宙人の一人。しかしとても小さい。ハエサイズの宇宙船に乗って行動する。リトを密かに狙っていたが、運悪くドアと壁に挟まれ、人知れずリタイア。
ラコスポ
ララの婚約者候補の一人。背がとても低い。ガーマ星の王子である。嘘の情報で金色の闇を地球に送り結城リトを殺すように仕向けるが、逆にララにやられた挙句ぶっ飛ばされた。
イロガーマというガマガエルがお気に入り。この奇妙な生物は服だけを都合よく溶かすという奇妙な液体を吐き出す能力がある。
ティーガー
宇宙人の賞金稼ぎ。金色の闇の賞金を狙って地球にやって来た。しかし、真の目的は金色の闇(と他の女性)のあられもない姿を見ることだった。戦闘ロボットとリトを操り金色の闇を追い詰めるも、美柑とララの活躍で撃退された。
パンター
ティーガーの弟分。単純な性格だったが、ティーガーの本性を知って幻滅してしまう。

その他

新田晴子
美柑の担任の先生。結城才倍が連載している「英雄学園」のファン。