有村優樹

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有村 優樹
ありむら ゆうき
Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム 有村 優樹
ラテン文字 Yuki Arimura
国籍 日本の旗 日本
競技 陸上競技
種目 長距離種目
所属 旭化成
大学 明治大学卒業
生年月日 (1992-09-21) 1992年9月21日(31歳)
生誕地 鹿児島県の旗鹿児島県日置市
身長 175cm
体重 57kg
自己ベスト
5000m 13分43秒20 (2013年)
10000m 28分35秒61 (2015年)
ハーフマラソン 1時間02分16秒 (2022年)
マラソン 2時間13分30秒 (2022年)
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有村 優樹(ありむら ゆうき、1992年9月21日 - )は、鹿児島県日置市出身の元陸上競技選手。専門は長距離走鹿児島実業高等学校明治大学を経て、旭化成陸上部に所属した。

経歴・人物[編集]

  • 高校時代は鹿児島実業高等学校の陸上部員として活動。3年時の全国高校駅伝では、同級生の吉村大輝市田孝市田宏兄弟とともに、鹿児島実業高校を全国高校駅伝初制覇に導いた[1]。またトラックでも、市田孝とともに2年生時から5000mで13分台の記録をマークするなどの活躍を見せた。
  • 高校卒業後は明治大学に進学。同級生には高校時代からライバルであった、同郷の大六野秀畝(鹿児島城西高校卒)がいる[2]。最終学年時にはチームの主将となり、有村や大六野に加え八木沢元樹などの有力選手が揃い、最強世代と呼ばれたチームを引っ張った[3]。大学三大駅伝には4年間で通算10回出走。2年時の出雲駅伝では1区で区間最下位と辛酸を舐めたが、次戦となる全日本大学駅伝では5区で区間賞を獲得。全日本大学駅伝では4年時にも3区で区間賞を獲得し、8区で区間賞を獲得した大六野とともにチーム史上過去最高順位となる2位入賞に貢献した[4]箱根駅伝には4年間すべて出場し、区間3位が二度、区間2位が二度という安定感を見せた[5]
  • 大学卒業後は、明治大学の3学年上の主将・鎧坂哲哉の所属する旭化成に大六野秀畝とともに入社。他の同期には、入社1年目の8月に世界陸上に双子で出場することになる村山謙太村山紘太兄弟、有村とともに鹿児島実業高校を全国高校駅伝優勝に導いた吉村大輝市田孝市田宏兄弟がいる。
  • 2019年11月、第32回大田原マラソンで初マラソン・初優勝を果たした(2時間15分40秒)[6]

記録[編集]

自己ベスト記録[編集]

大学駅伝戦績[編集]

学年 出雲駅伝 全日本大学駅伝 箱根駅伝
1年生
(2011年度)
第23回
5区-区間11位
20分21秒
第43回
3区-区間7位
28分28秒
第88回
8区-区間3位
1時間05分25秒
2年生
(2012年度)
第24回
1区-区間21位
25分29秒
第44回
5区-区間賞
33分48秒
第89回
7区-区間3位
1時間05分01秒
3年生
(2013年度)
第25回
― - ―
出走なし
第45回
4区-区間6位
41分50秒
第90回
8区-区間2位
1時間05分21秒
4年生
(2014年度)
第26回
2区エントリー
大会中止
第46回
3区-区間賞
27分32秒
第91回
3区-区間2位
1時間02分41秒

出典[編集]

  1. ^ [1] 男子第61回大会記事 | 全国高等学校駅伝競走大会
  2. ^ [2] 鹿児島出身1年生コンビ明大スポーツWEB 明大スポーツ-明治大学のスポーツ新聞
  3. ^ [3] 明治大の『最強世代』、有終の美へ|コラム|陸上|スポーツナビ
  4. ^ [4] 有村 横手 大六野が区間賞 歴代最高2位明大スポーツWEB 明大スポーツ-明治大学のスポーツ新聞
  5. ^ [5]箱根駅伝公式Webサイト
  6. ^ [6]男子・有村(旭化成)独走デビューV 女子・永尾(Sunfield)大差で初栄冠 大田原マラソン