打吹山

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打吹山
打吹山と麓の打吹玉川地区
標高 204 m
所在地 日本の旗 日本
鳥取県倉吉市
位置 北緯35度25分35.2秒 東経133度49分19.1秒 / 北緯35.426444度 東経133.821972度 / 35.426444; 133.821972座標: 北緯35度25分35.2秒 東経133度49分19.1秒 / 北緯35.426444度 東経133.821972度 / 35.426444; 133.821972
打吹山の位置(鳥取県内)
打吹山
打吹山の位置(日本内)
打吹山
プロジェクト 山
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打吹山遠景

打吹山(うつぶきやま)は、鳥取県倉吉市にある山である。標高204m。天女伝説のある山で、残された天女の子どもが、この山の頂で太鼓や笛を吹いて天に帰った母親を思い偲んだと伝えられている。「箱庭富士」「伯耆の小富士」の別名がある。

概要[編集]

地形・地質[編集]

  • 打吹山の山体は、おもに流紋岩から成っている。この流紋岩は中生代白亜紀火山活動によって形成されたと考えられている。

自然[編集]

  • 全山がスダジイタブノキを中心とした常緑広葉樹に覆われている。中には樹齢500年を越え、幹径3〜4mという巨木もある。このほか220種あまりの豊富な樹種に覆われている。
  • 小鳥やチョウの種類も豊富である。またモリアオガエルも生息しており、豊かな自然が残されている。

登山[編集]

  • 倉吉市立博物館前の登山口から、中国自然歩道にも指定されている越中丸展望所を通るコース、市営陸上競技場側を通り武者溜まりと呼ばれる広場を通るコース、長谷寺の参道を経由するコースなど、多くのコースがある。

山中、山麓にある施設[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]