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山口将吉郎

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山口 将吉郎(やまぐち しょうきちろう、1896年明治29年)3月30日 - 1972年昭和47年)9月12日)は、山形県鶴岡市出身の日本画家挿絵画家[1]

人物

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高校時代は、美術講師の小貫博堂[2]に指導を受け、大学時代は、結城素明に師事した。

大学卒業後は、絵画展覧会に作品を出品したり、同人誌などで挿絵を発表する。

岩田専太郎邸アトリエでデッサンをする挿絵画家たち。前列手前から:富永謙太郎、小林秀恒、山口将吉郎、岩田専太郎。二段目手前から:明石精一、高木清、林唯一、須藤重、玉井徳太郎、最奥は伊勢良夫。

その後は、主に小説本などの挿絵を描き、その中でも『神州天馬侠吉川英治(著)の挿絵は有名。

従甥に奇人南画家として知られる服部二柳がいる。

略歴

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著作物

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挿絵

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画集

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  • 1975年(昭和50年) - 『山口将吉郎画集』 講談社
  • 1984年(昭和59年) - 『山口将吉郎名画集 : 躍動する騎馬武者の世界』 講談社 ISBN 4-06-201654-0

共著画集

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親族

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関連項目

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参考資料

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  • 『庄内人名辞典』 大瀬欽哉(代表編者) 致道博物館内「庄内人名辞典刊行会」(発行)
  • 『庄内文化芸術名鑑』 長南寿一(著) 1982年

脚注

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外部リンク

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