宮子あずさ

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宮子 あずさ(みやこ あずさ、1963年(昭和38年)6月30日 - )は、日本の看護師随筆家。母は作家評論家吉武輝子

略歴・人物[編集]

東京都杉並区生まれ。明治大学文学部を2年で中退後、東京厚生年金看護専門学校に入学[1]。同校を卒業後、1987年より東京厚生年金病院に勤務。内科病棟を経て、神経科病棟および緩和ケア病棟の看護師長を歴任する。2009年3月に勤務先を退職。現在は精神科病院のパート訪問看護師として勤務するかたわら、大学非常勤講師やコラムニスト(東京新聞)を務める。博士(看護学)[2]

学歴[編集]

著作[編集]

単行本[編集]

  • あずさの性の話・生の話 : 女と男が生きるには (1984年3月, 新泉社)
  • 21歳のロードマップ (1985年9月, 教育史料出版会)
  • あずさの性の話・生の話 : 女と男が生きるには (1989年5月, 新泉社)
  • 親ばなれできないかもしれない症候群 (1992年2月, 海竜社) ISBN 4-7593-0304-9
  • 看護婦たちの物語 (1993年1月, 弓立社) ISBN 4-89667-264-X
  • 看護婦だからできること (1993年2月, リヨン社) ISBN 4-576-92169-X
  • 本音で話そう「看護婦問題」 : 現場からの言い分 (1993年4月, 未來社) ISBN 4-624-50103-9
  • 看護婦が見つめた人間が死ぬということ (1994年1月, 海竜社) ISBN 4-7593-0375-8
  • 看護婦泣き笑いの話 (1994年5月, 講談社) ISBN 4-06-207055-3
  • やさしい血 : ナースステーションからの伝言 (1995年5月, 河出書房新社) ISBN 4-309-00986-7
  • 看護婦が見つめた人間が死ぬということ 続 (1996年1月, 海竜社) ISBN 4-7593-0454-1
  • 看護婦だからできること 2 (1996年11月, リヨン社) ISBN 4-576-96157-8
  • こんな私が看護婦してる (1996年7月, 集英社文庫) ISBN 4-08-748502-1
  • 看護婦泣き笑いの話 (1997年4月, 講談社文庫) ISBN 4-06-263494-5
  • ナースコール : だから看護婦はやめられない (1997年7月, 講談社ニューハードカバー) ISBN 4-06-264054-6
  • 老親の看かた、私の老い方 : 看護婦が考えた「老い」と「介護」 (1998年2月, 講談社ニューハードカバー) ISBN 4-06-264070-8
  • 看護婦が見つめた人間が死ぬということ (1998年4月, 講談社文庫) ISBN 4-06-263220-9
  • 35歳は強気ときどき弱気 (1998年6月, 徳間書店) ISBN 4-19-860865-2
  • 看護婦を生きる : 精神科病棟の日々 (1999年3月, 岩波書店) ISBN 4-00-002832-4
  • 看護婦だからできること (1999年4月, 集英社) ISBN 4-08-747045-8
  • 内科病棟24時 : 生命を愛する看護婦たちの物語 (1999年4月, 講談社) ISBN 4-06-264537-8
  • 宮子あずさの患者さんのやわらかい見方年 1 (1999年8月, 日本看護協会出版会) ISBN 4-8180-0693-9
  • 看護婦が見つめた人間が病むということ (1999年9月, 海竜社) ISBN 4-7593-0603-X
  • 宮子あずさの患者さんのやわらかい見方年 2 (1999年9月, 日本看護協会出版会) ISBN 4-8180-0694-7
  • 気持ちのいい看護 (2000年9月, 医学書院) ISBN 4-260-33088-8
  • つらい心への処方箋 : 楽しく生きるための知恵 (2001年1月, ポプラ社) ISBN 4-591-07032-8
  • ほんわかナース生活 (2001年3月, 大和書房) ISBN 4-479-01134-X
  • 宮子あずさの患者さんのやわらかい見方年 3 (2001年3月, 日本看護協会出版会) ISBN 4-8180-0833-8
  • 看護婦だからできること 2 (2001年5月, 集英社) ISBN 4-08-747324-4
  • 35歳は強気ときどき弱気 (2002年6月, 幻冬舎) ISBN 4-344-40252-9
  • 宮子あずさのナースな毎日 (2003年4月, 実務教育出版) ISBN 4-7889-6417-1
  • 看護婦だからできること 3 (2004年12月, リヨン社) ISBN 4-576-04251-3
  • 大学通信教育は卒業できる! (2004年3月, メディカ出版) ISBN 4-8404-0791-6
  • 病院にかかるときの知恵袋 : 看護師だから、こう思う (2004年6月, 講談社) ISBN 4-06-272261-5
  • 老親の看かた、私の老い方 (2004年8月, 集英社) ISBN 4-08-747733-9
  • ナースな言葉 : こっそり教える看護の極意 (2005年1月, 集英社) ISBN 4-08-747876-9
  • 看護婦が見つめた人間が死ぬということ (2005年4月, 海竜社) ISBN 4-7593-0869-5
  • 人生に必要なことはぜんぶ看護に学んだ : 宮子あずさのサイキア・トリップ (2007年6月, 医学書院) ISBN 978-4-260-00319-3
  • ナース主義! (2007年9月, 集英社文庫) ISBN 978-4-08-746216-6
  • 卵の腕まくり (2008年1月, 集英社文庫) ISBN 978-4-08-746361-3
  • 看護婦が見つめた人間が病むということ (2008年12月, 講談社文庫) ISBN 978-4-06-276229-8
  • 看護師専用お悩み外来 (2008年7月, 医学書院) ISBN 978-4-260-00652-1

単行本(共著)[編集]

単行本(監修)[編集]

出典[編集]

  1. ^ 看護婦が見つめた人間が死ぬということ (新装改訂版)”. 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア. 2022年8月15日閲覧。
  2. ^ ほんわか博士生活 - 看護と著述とサルトルとPROFILE”. 2016年9月14日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]