コンテンツにスキップ

古賀慎明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
古賀慎明
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 千葉県
生年月日 (1965-06-11) 1965年6月11日(59歳)
所属団体 JRA
初免許年 2005年(2006年開業)
経歴
所属 飯塚好次/厩務員(1992年1月 - 1992年3月)→
藤沢和雄/調教助手(1992年4月 - 開業)→
美浦T.C.(開業 - )
テンプレートを表示

古賀 慎明(こが まさあき、1965年6月11日 - )は中央競馬美浦トレーニングセンターに所属している調教師。父は古賀一隆元調教師で、大おじ(父の伯父)に古賀嘉蔵元調教師、いとこおじ(父の従兄弟)に古賀正俊調教助手組合委員長と古賀俊次元騎手、祖父の従兄弟に古賀末喜元調教師、その娘婿古賀史生調教師がいる。

来歴

[編集]

1991年、9月にJRA競馬学校厩務員課程に入学する。

1992年、1月より美浦・飯塚好次厩舎所属の調教厩務員となり、4月より美浦・藤沢和雄厩舎所属の調教助手となる。

2005年、2月に調教師免許を取得する。

2006年3月1日付けで厩舎を20馬房で開業する。ちなみに父は2月28日付けで定年で引退したため、現役の親子調教師にはなれなかった。同期開業には松永昌博調教師らがいる。3月4日、初出走となった中京競馬場での第6競走は、13番人気だったコメットサンサンが6着となる。3月11日中山競馬場で行われたアネモネステークスアサヒライジングが勝利し、のべ2戦目で初勝利を挙げる。

2006年4月4日船橋競馬場で行われたナイスステッキ特別にラッキーショウリが出走し、地方競馬初出走を果たし5着となる。7月2日ハリウッドパーク競馬場で行われたアメリカンオークスインビテーショナルステークスにアサヒライジングが出走し、日本国外の競走および国外GI初出走を果たし2着となる。

2007年クイーンステークスをアサヒライジングが制し重賞初勝利を挙げる。

2010年優駿牝馬サンテミリオンが制しGI初制覇した(アパパネとの同着優勝)。6月19日福島競馬場第9競走でJRA通算100勝を達成。

2013年の新潟ジャンプステークスをアサティスボーイで制し障害重賞初制覇、以降およそ5年重賞タイトルを獲れていなかったが2019年の愛知杯をワンブレスアウェイで制し、久しぶりの重賞制覇を達成した。

調教師成績

[編集]
日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
初出走 2006年3月4日 1回中京1日6R 4歳上500万下 コメットサンサン 16頭 13 6着
初勝利 2006年3月11日 2回中山5日10R アネモネS アサヒライジング 16頭 1 1着
重賞初出走 2006年3月26日 3回中山2日11R マーチS バアゼルキング 13頭 13 9着
重賞初勝利 2007年8月12日 1回札幌2日9R クイーンS アサヒライジング 12頭 2 1着
GI初出走 2006年4月9日 2回阪神6日11R 桜花賞 アサヒライジング 18頭 9 4着
GI初勝利 2010年5月23日 3回東京2日11R 優駿牝馬 サンテミリオン 18頭 5 1着

主な管理馬

[編集]

※括弧内は当該馬の優勝重賞競走、太字はGI級競走。

主な厩舎スタッフ

[編集]

関連項目

[編集]