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南スラヴ語群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
南スラヴ語群
話される地域ヨーロッパ旧ソ連内の中央アジア
言語系統インド・ヨーロッパ語族
下位言語
ISO 639-5zls
南スラヴ語群
  西スラヴ語が公用語の国
  東スラヴ語が公用語の国
  南スラヴ語が公用語の国
南スラヴ語群
言語と方言
西部南スラヴ語
スロベニア語
方言
スロベニア語の方言
セルビア・クロアチア語
クロアチア語
ボスニア語
セルビア語
方言
カイ方言
チャ方言
シュト方言
ISO 639-1にない言語
ブニェヴァツ語
モンテネグロ語
ショカツ語
クロアチア語・ボスニア語・セルビア語標準形の差異
東部南スラヴ語
古代教会スラヴ語
教会スラヴ語
ブルガリア語
方言
バナト方言
ギリシャ・スラヴ語
ショプ方言
マケドニア語
方言
マケドニア語の方言
ギリシャ・スラヴ語
遷移方言
セルビア語 / ブルガリア語 / マケドニア語
トルラク方言ゴーラ語
クロアチア語 / スロベニア語
カイ方言
アルファベット
現代
ガイ式ラテン・アルファベット1
セルビア語キリル・アルファベット
マケドニア語アルファベット
ブルガリア語アルファベット
スロベニア語アルファベット
歴史的
ボホリッチ式アルファベット
ダインコ式アルファベット
メテルコ式アルファベット
アレビツァ
ボスニア語キリル・アルファベット
グラゴル文字
初期キリル文字
1バナト方言を含む

南スラヴ語群(みなみスラヴごぐん、South Slavic languages)は、スラヴ語派に属する3つの語群の1つである。

主にバルカン半島で話されており、コソボを除く旧ユーゴスラビア諸国とブルガリアでは多数派となっている他、コソボアルバニアギリシャルーマニアトルコオーストリアなどにもこの語群に属する言語の話者が少数派として伝統的に居住している。

バルカン半島で話される非スラヴ言語のルーマニア語アルバニア語ギリシャ語トルコ語とは系統関係はないが、言語が互いに影響しあうバルカン言語連合を形成する。

概要

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南スラヴ語群は、一般には西南スラヴ語群(スロベニア語セルボ・クロアチア語)と東南スラヴ語群(ブルガリア語マケドニア語)の二つのグループに分けられる。ただし、実際には南スラヴ語群は全体としてひとつの方言連続体を形成しており、各々の言語や言語グループの間に明確な境界があるわけではない。

スロベニア語マケドニア語ブルガリア語の中間に位置するセルボ・クロアチア語には、カイ方言チャ方言シュト方言トルラク方言の四つの主要な方言グループがあるが、このうちカイ方言はスロベニア語とチャ方言の中間に位置する言語であり、トルラク方言はシュト方言とマケドニア語・ブルガリア語の中間に位置する言語である。

南スラヴ語群は古代教会スラヴ語の基礎となった言語であり、東スラヴ語群西スラヴ語群にもさまざまな影響を及ぼした。

言語

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南スラヴ語が公用語の国

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(※国・地域によっては南スラヴ語以外の言語も公用語となっている場合があるが、以下では南スラヴ語のみを挙げる。)

南スラヴ人と方言

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脚注

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関連項目

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外部リンク

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