倉敷貨物ターミナル駅
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倉敷貨物ターミナル駅 | |
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構内(2010年1月、敷地外から) | |
くらしきかもつターミナル Kurashiki Kamotsu Terminal | |
◄MR9 三菱自工前 (0.8 km) | |
所在地 | 岡山県倉敷市水島西通二丁目1-7 |
所属事業者 | 水島臨海鉄道 |
所属路線 | 水島本線 |
キロ程 | 11.2 km(倉敷市起点) |
電報略号 | クラタ |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1983年(昭和58年)4月1日 |
備考 | 貨物専用駅、車両基地併設。 |
倉敷貨物ターミナル駅(くらしきかもつターミナルえき)は、岡山県倉敷市水島西通二丁目にある水島臨海鉄道水島本線の貨物駅である。貨物駅だが車両基地が併設されており、旅客列車用車両が乗り入れている。
歴史
[編集]- 1965年(昭和40年)8月20日:倉敷市営鉄道の川鉄前駅が開業。
- 駅名の「川鉄」は、駅西側にあるJFEスチールの前身、川崎製鉄の略称である。
- 1970年(昭和45年)4月1日:水島臨海鉄道に移管。
- 1983年(昭和58年)4月1日:倉敷貨物ターミナル駅開業。川鉄前駅廃止。
- 1996年(平成8年)5月14日:当駅発の軽自動車輸送開始。
- 1998年(平成10年)9月1日:水島新車点検物流センター完成。
駅構造
[編集]地上駅。水島臨海鉄道の車両基地や運転区、CTCセンターが構内に置かれている。そのため、車両の留置が行われている。
車両基地の南側に、三菱自動車水島新車点検物流センターが置かれている。ここでは沿線にある同社水島製作所で生産された自動車にカーオーディオなどのオプション用品を取り付ける作業が行われており、一部の軽自動車は併設されたモータープールから12フィート鉄道コンテナに積載され、鉄道輸送されている。
なお、当駅は車扱貨物のみを取り扱っている。コンテナ貨物は取り扱っていないため、軽自動車搭載のコンテナは東水島駅発送扱いとされる。
また、駅西側へ伸びるJFEスチール西日本製鉄所倉敷地区への専用鉄道が残っているが、JFEスチールの敷地入り口前で完全に途切れているので、JFEスチール構内への出入りは一切できない。なおJFEスチール構内には、製鉄所特有の専用鉄道が広範囲にわたり敷設され、この専用鉄道で使用されている各種特殊貸車や、機関車などの車両を新規に入れ替え配備するルートは、海上輸送で行われている。
駅周辺
[編集]駅周辺は水島臨海工業地帯で、多くの大規模工場が集まっている。
1985年時の常備貨車
[編集]- 三菱石油所有
(出典:「昭和60年版私有貨車番号表」『トワイライトゾーンMANUAL13』ネコ・パブリッシング、2004年)
その他
[編集]- 2019年(令和元年)10月27日に実施した、「2019 鉄道の日記念フェスタ」で4両編成[注釈 1]の気動車が当駅に乗入れる企画が行われた[1]。当駅では(前述した)4両編成にキハ205を連結した5両編成の写真撮影会や岡山のご当地グルメを楽しむ企画などが開催された[1]。
隣の駅
[編集]- 水島臨海鉄道
- 水島本線
- 三菱自工前駅(MR9) - 倉敷貨物ターミナル駅
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ (列車の編成:倉敷貨物ターミナル方から キハ38-104、キハ37-101、キハ37-103、キハ30-100)
出典
[編集]- ^ a b “2019 鉄道の日記念フェスタ -東水島駅乗入れ- のご案内”. 水島臨海鉄道 (2019年10月9日). 2022年5月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月6日閲覧。 “(当駅乗入れ時刻は「水島〜倉敷貨物ターミナルの臨時列車時刻はこちら」(PDF)を参照)”