佐藤モニカ
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佐藤 モニカ(さとう モニカ、1974年8月21日 ‐ )は、日本の歌人・詩人・小説家。
概要
[編集]千葉県出身。竹柏会「心の花」会員。佐佐木幸綱に師事。ブラジル移民を題材とした詩・小説・児童文学も執筆している。
弟は落語家の6代目玉屋柳勢(旧・柳亭市楽)。夫は名桜大学准教授の屋良健一郎[1]。
略歴
[編集]- 1997年、竹柏会「心の花」入会[2]。
- 1999年、「ボンヂーア」で第40回千葉児童文学賞佳作。
- 2010年、「サマータイム」で第21回歌壇賞次席[3]。
- 2011年、「マジックアワー」で第22回歌壇賞受賞[2]。
- 2014年、小説「ミツコさん」で第39回新沖縄文学賞受賞[4]。
- 2015年、小説「カーディガン」で第45回九州芸術祭文学賞最優秀賞受賞[5]。
- 2016年、第50回沖縄タイムス芸術選賞奨励賞(文学部門・小説)受賞[6]。
- 2017年、詩集『サントス港』で第40回山之口貘賞受賞[7]。
- 2018年、歌集『夏の領域』で第24回日本歌人クラブ新人賞[8]および第62回現代歌人協会賞受賞[9]。
- 2020年、詩集『世界は朝の』で第15回三好達治賞受賞[10]。
- 2021年、詩集『一本の樹木のように』で第17回日本詩歌句随筆評論大賞の詩部門優秀賞[11]。
著作リスト
[編集]単行本
[編集]詩集
[編集]- サントス港(新星出版、2017年4月)
- 世界は朝の(新星出版、2019年6月)
- 一本の樹木のように(新星出版、2021年1月)
歌集
[編集]雑誌等掲載作品
[編集]小説
[編集]- 「カーディガン」 - 『九州芸術祭文学賞作品集』45巻(九州文化協会、2015年3月)収録
- 「コラソン」(『文學界』2015年9月号)
- 「ジャカランダホテル」(『文學界』2017年3月号)
脚注
[編集]- ^ 現代歌人協会賞・授賞式
- ^ a b 『歌壇』2011年2月号
- ^ 『歌壇』2010年2月号
- ^ 『沖縄タイムス』2013年11月9日
- ^ 「九州芸術祭文学賞、佐藤モニカさん最優秀賞 県内7人目」『沖縄タイムス』2015年1月31日
- ^ 『沖縄タイムス』2016年2月18日
- ^ 5氏晴れやかに 山之口貘賞・新報児童文学賞受賞式
- ^ “日本歌人クラブ新人賞に佐藤モニカさん 名護在、「夏の領域」で” (日本語). 琉球新報 2018年4月13日閲覧。
- ^ “佐藤さん(名護在住)に現代歌人協会賞 歌人登竜門 歌集「夏の領域」” (日本語). 琉球新報 2018年4月20日閲覧。
- ^ 報道発表資料 第十五回「三好達治賞」受賞者が決定しました
- ^ 詩人の佐藤モニカさんが優秀賞 育児と移民テーマの詩 日本詩歌句随筆評論大賞 『琉球新報』2021年8月6日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 佐藤モニカ (@monicasa21) - X(旧Twitter)