BAJI-R

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中畑幾久子から転送)
BAJI-R
出身地 日本の旗 日本
ジャンル J-POP
ロック
レゲエ
活動期間 1994年 - 2000年
レーベル ZAIN RECORDS(1995年 - 1997年)
ソニー・ミュージックエンタテインメント(1998年 - 2000年)
事務所 セラブレンツ
共同作業者 織田哲郎
(作曲・編曲・ギター・プロデュース)
長田直也(編曲・キーボード)
生沢佑一(コーラス)
メンバー 中沢晶ボーカル
今村啓一(ギター
田村滋(ベース
梶原嵩史(ドラム

BAJI-R(バジアール)は、日本バンド1995年から2000年にかけて活動していた。

メンバー[編集]

  • 中沢晶(Vocals)
5月18日生まれ[1]血液型AB型[1]和歌山県出身[2]
BA-JI結成前より スターダストプロモーションに所属しており中畑幾久子として活動。1990年、ワニブックスUP to boy』誌上のコンテスト『WHO‘S ミスアップ』にて、ミスアップNo.18に選ばれる[2]。1991年に『恋のナースステーション』(1991年)で歌手デビュー。これより前、1990年に『ニューヨーク恋物語II』にて「戸上麻里」役でドラマデビュー[1]
幾久子という名前は「幾久しく美しい子になりますように」と祖母が付けてくれたという[2]
このデビュー当時から「自分のバンドを持ちたい」願望があったと話している[2]
活動休止後はスターダストを離れ織田哲郎の事務所に在籍しクリエーターとして活動。
  • 今村啓一(Guitars)
  • 田村滋(Bass)
  • 梶原嵩史(Drums)

概要[編集]

1995年、「BA-JI」名義でビーイング系レーベルZAIN RECORDSよりミニアルバム「とりあえず。」でデビュー。J-POPレゲエ等を融合させた独自のサウンドが特徴で、特にアルバムにおいてそのカラーを強く出していた。1996年に発売した「遊びに行こうよ」がスマッシュヒットし活動は順調と思われたが、2枚目のシングル「青い風」リリース後突然活動を一時停止する。
1998年にレコード会社移籍、同時にバンド名を「BAJI-R」に改め復活するも2000年に解散となった。

ディスコグラフィー[編集]

シングル[編集]

発売日 タイトル c/w 収録アルバム 規格品番・備考
1 1996年2月12日 遊びに行こうよ 夢がなくて悪かったネ(脱力MIX) バジの素(#1)、とりあえず。(#2) ZADL-1051
2 1996年8月5日 青い風 ベイビー ZADL-1063
3 1998年8月1日 幸せになろう 熱愛のススメ R(#1) AIDT-5010
4 1998年10月1日 明日の地図 デリシャス! R(#1) AIDT-5017
5 1998年12月2日 「愛してる」 恋の無人島 R(#1) AIDT-5028
6 1999年3月25日 paradise ミレンバルーン R(#1) AIDT-5036
7 2000年5月24日 白い月のタンバリン 薄紫/あぶく/甘い夢/電脳恋愛 AICT-1231 5曲入りシングル

アルバム[編集]

発売日 タイトル 規格品番
- 1995年8月28日 とりあえず。 ZACL-1028 ミニアルバム
1 1996年4月1日 バジの素 ZACL-1030
2 1999年5月21日 R AICT-1070

タイアップ一覧[編集]

使用年 楽曲 タイアップ 初出作品
BA-JI
1996年 遊びに行こうよ U局系『J-ROCK ARTIST COUNT DOWN 50』エンディングテーマ シングル「遊びに行こうよ」
青い風 TBS系『王様のブランチ』エンディングテーマ シングル「青い風」
BAJI-R
1998年 幸せになろう テレビ朝日系 深夜ドラマ『少年サスペンス』テーマソング シングル「幸せになろう」
熱愛のススメ TBS系『マガ不思議』エンディングテーマ
明日の地図 JFN系「FM FESTIVAL '98」キャンペーンソング シングル「明日の地図」
デリシャス! サンクス」CFソング
「愛してる」 ロッテTOPPO」CFソング シングル「愛してる」
テレビ東京系 『NEWSウェーブ615』オープニングテーマ
1999年 paradise 関東U局系『中央競馬ワイド中継』エンディングテーマ シングル「paradise」
フォード・エクスプローラー」CFソング
この道の遥か向こうには テレビ朝日系『たけしの万物創世記』エンディングテーマ アルバム「R」
2000年 あぶく エイブル」CFソング シングル「白い月のタンバリン」
中畑幾久子
1991年 恋のナースステーション TBS系ドラマ『ナースステーション』挿入歌 シングル「恋のナースステーション」

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c UP to boyワニブックス)1990年11月号 p.60
  2. ^ a b c d UP to boy(ワニブックス)1990年10月号 p.8 - 9

関連項目[編集]

外部リンク[編集]