ダロン・ウィークス
ダロン・ウィークス | |
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『ロック・イム・パルク』にて(2016年) | |
基本情報 | |
原語名 | Dallon Weekes |
出生名 | Dallon James Weekes[1] |
生誕 | |
出身地 | アメリカ合衆国 ユタ州ソルトレイクシティ[3] |
学歴 | クリアフィールド高校卒業 |
ジャンル | |
職業 | |
担当楽器 | |
活動期間 | 2002年 - |
レーベル |
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配偶者 |
ブリージー・ダグラス (結婚 2006年) |
共同作業者 | アイ・ドント・ノウ・ハウ・バット・ゼイ・ファウンド・ミー |
ダロン・ジェームズ・ウィークス(Dallon James Weekes、1981年5月4日[4][5] - )は、アメリカ合衆国のシンガーソングライター、マルチ・インストゥルメンタリスト[6][7][8]。2016年に結成されたアイ・ドント・ノウ・ハウ・バット・ゼイ・ファウンド・ミーのフロントマンで[9]、過去にはパワー・ポップ・バンド[10]でありソロ・プロジェクトのザ・ブロベックスや、ポップ・ロック・バンドであるパニック!アット・ザ・ディスコのメンバーとして活動していた[11]。
経歴
[編集]生い立ち
[編集]ミズーリ州で生まれ、ユタ州で育つ[2]。1999年にクリアフィールド高校を卒業[12]。
19歳から21歳までの2年間にわたって、オクラホマ州で宣教師として務めた[2]。
ザ・ブロベックス(2002年 - 2012年)
[編集]2002年、ザ・ブロベックス(The Brobecks)を結成[13]。結成時のメンバーにはウィークスのほかに、マイケル・グロス(Michael Gross / ボーカル・ギター)やマット・グラス(Matt Glass / ドラム)らがいた[14]。結成以来幾度かメンバーチェンジがありながら、アルバムの発売やライブ活動が行なわれた[15]。後にアイ・ドント・ノウ・ハウ・バット・ゼイ・ファウンド・ミーで活動をともにするドラマーのライアン・シーマンとは2007年に出会っており、シーマンも2008年にザ・ブロベックスのドラマーとして在籍していた[16][13]。
2010年9月、オンライン上でミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』の劇中歌の「Skid Row」のカバー音源を公開[17]。このカバー音源にはパニック!アット・ザ・ディスコのブレンドン・ユーリー(イントロのボーカル / オードリー役)、マット・グラス(ドラム・キーボード)、ザ・キャブのイアン・クロフォード(ギター)も参加した[18]。
2012年11月5日、Bandcamp上で2曲入りEP『Quiet Title EP』を発売[19](現在は削除済み)、同月30日にはシングル『Christmas Drug』が発売された[20]。以降、過去作のCD化などの再発売を除き、作品の発売などは行われていない。
パニック!アット・ザ・ディスコ(2009年 - 2017年)
[編集]2009年、ギタリストのライアン・ロスとベーシストのジョン・ウォーカーが脱退したパニック!アット・ザ・ディスコに、フロントマンであるブレンドン・ユーリーに誘われてザ・キャブのギタリストであるイアン・クロフォードとともにツアー・メンバーとして参加[21][22]。翌年に正式なメンバーとなった[23]。
2011年に発売された3作目のスタジオ・アルバム『悪徳と美徳』では、作曲作業や録音作業には関わっておらずメンバーとしてクレジットに表記されていないが、ジャケット写真に「ブレンドン・ユーリー(フロントマン)とスペンサー・スミス(ドラマー)の後ろに立つ仮面を被った人物」として登場している[24]。
2013年に発売された4作目のスタジオ・アルバム『生かしておくには型破り過ぎるが、殺すにはレアすぎる!』では、ベースとシンセサイザーの演奏、バッキング・ボーカル、楽曲の作詞作曲[注 1]を担当した[22]。
5作目のスタジオ・アルバム『ある独身男の死』の発売が告知された時期に、ウィークスの扱いが正式メンバーからツアー・メンバーに降格となったことが噂され[25][26]、2015年10月に公式Twitter上でベースの演奏は継続する一方で、「創作面で関わることはない」と述べた[27]。2020年9月に『NME』の取材で「僕がパニック!とレコードを1枚作ったその後、彼らはレコードを作るためにヒットメーカーを雇い始めた。だから彼らはもう僕を必要としなくなったんだ」と語っている[28]。
2017年12月27日、自身のInstagramでパニック!アット・ザ・ディスコの活動からの別離を発表した[29][30][31]。
アイ・ドント・ノウ・ハウ・バット・ゼイ・ファウンド・ミー(2016年 - )
[編集]パニック!アット・ザ・ディスコとの活動と並行して、ウィークスは楽曲制作や録音作業を行っていた[32][33]。レコーディングにはライアン・シーマンが参加し、これがアイ・ドント・ノウ・ハウ・バット・ゼイ・ファウンド・ミーとしての活動に繋がっていくこととなった[33]。
2016年12月6日に開催された『Emo Nite Los Angeles' 2-year anniversary』に事前告知なく出演、ユニットとして初のライブとなった[34]。
2018年8月にフィアレス・レコードと契約したことが発表され[35]、同年11月に発売されたEP『1981 Extended Play』でデビュー[36]。同作は『ビルボード』誌のHeatsekers Albumsで第1位を獲得した[37]。
2023年9月16日にシーマンの脱退が発表され、以降はウィークスのソロ・プロジェクトとして活動を継続している[38]。
ソロ活動
[編集]2014年11月、クリスマスソング "Sickly Sweet Holidays" を発売。楽曲にはザ・ブロベックスの元バンドメイトが参加した[39][40]。同作には当初トゥエンティ・ワン・パイロッツのタイラー・ジョゼフが歌うヴァースが含まれていたが、権利上の問題を理由に最終ミックスから省かれた[41]。
2015年10月、公式YouTubeチャンネルで2分間のカバー動画シリーズ「DALLON WEEKES TWOMINCVRS」を始動[42][43]。
2016年11月25日、2曲目のクリスマスソング "Please Don't Jump (It's Christmas)" を発売。同曲のドラムはシーマンが演奏し、マスタリングはマット・グラスが手がけた[44]。
私生活
[編集]2006年3月18日、モデルで女優のブリージー・ダグラス(Breezy Douglas)と結婚し、その後ブリージーとの間に2人の子を授かった[45]。
末日聖徒イエス・キリスト教会の教徒であることを公言している[46]。
作品
[編集]ザ・ブロベックス
[編集]- スタジオ・アルバム
-
- Understanding the Brobecks(2003年)
- Happiest Nuclear Winter(2005年)
- Goodnight, and Have a Pleasant Tomorrow(2006年)
- Violent Things(2009年)
- EP
-
- A Very Brockes Christmas EP(2003年)
- New Year's Special EP(2003年)
- Remixing the Brobecks(2004年)
- The Brobecks EP(2005年)
- Small Cuts EP(2007年)
- I Will, Tonight EP(2008年)
- Your Mother Should Know EP #1(2010年)
- Quiet Title EP(2012年)
パニック!アット・ザ・ディスコ
[編集]- 『生かしておくには型破り過ぎるが、殺すにはレアすぎる!』 – Too Weird to Live, Too Rare to Die!(2013年)
- Nicotine EP(2014年)
- ベース、バックグランド・ボーカル、作詞作曲を担当。
- All My Friends We're Glorious: Death of a Bachelor Tour Live(2017年)
- ベース、バックグランド・ボーカルを担当。
ソロ名義
[編集]- EP
-
- Xmas Jambz EP(2015年)
- TWOMINCVRS EP(2016年)
ノミネート歴
[編集]年 | 賞 | カテゴリ | ノミネート対象 | 結果 | 注 |
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2015 | Alternative Press Music Awards | ベスト・ベーシスト賞 | ダロン・ウィークス | ノミネート | [47] |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ Dallon Weekesの2018年10月5日 午前2:21のツイート- X(旧Twitter)
- ^ a b c Dallon Weekesの2017年12月13日 午前5:49のツイート- X(旧Twitter)
- ^ "Music | Dallon Weekes". Bandcamp. 2024年4月22日閲覧。
- ^ "Here's what Dallon Weekes of iDKHOW considers his favorite 1981 tracks". Alternative Press. 4 November 2020. 2024年4月21日閲覧。
- ^ fueledbyramenの投稿(10153287232803914) - Facebook
- ^ Payne, Chris (27 December 2017). "Bassist Dallon Weekes Leaves Panic! at the Disco: 'I'm Grateful for the Change I've Had'". Billboard. 2024年7月11日閲覧。
- ^ Hatfield, Amanda (11 January 2024). "iDKHOW shares "INFATUATION" from new LP GLOOM DIVISION". Alternative Press. 2024年4月22日閲覧。
- ^ "Dallon Weekes(ex-PANIC! AT THE DISCO)のプロジェクト I DONT KNOW HOW BUT THEY FOUND ME、2ndアルバム『Gloom Division』来年2月リリース!新曲「What Love?」MV公開!". 激ロック ニュース. 激ロックエンタテインメント. 2023年10月6日. 2024年7月11日閲覧。
- ^ Dunworth, Liberty (19 September 2023). "iDKHOW part ways with drummer and confirm new album is finished". NME. NME Networks. 2024年4月22日閲覧。
- ^ Mason, Stewart. The Brobecks Biography - オールミュージック. 2024年4月22日閲覧。
- ^ Dallon Weekesの2016年5月16日 午前6:37のツイート- X(旧Twitter)
- ^ "Dallon Weekes from Panic! at the Disco Ep 92 The Cultural Hall". The Cultural Hall Podcast. 26 July 2013. 2024年4月25日閲覧。
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- ^ Dallon Weekesの2017年5月8日 午前5:09のツイート- X(旧Twitter)
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- ^ "PLEASE DON'T JUMP (IT'S CHRISTMAS) | Dallon Weekes". Bandcamp. 2024年4月27日閲覧。
- ^ Breezy Weekes [@breezyweekes] (2022年3月19日). "Happy 16th Wedding Anniversary to us @dallonweekes I couldn't have imagined taking this life journey without you. We have made so many…". Instagramより2024年4月27日閲覧。
- ^ Dallon Weekesの2018年9月19日 午前0:58のツイート- X(旧Twitter)
- ^ "The AP Music Awards". Alternative Press. 2017年6月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月23日閲覧。