グランシャリオ門別スプリント
表示
グランシャリオ門別スプリント | |
---|---|
開催国 | 日本 |
主催者 | 北海道 |
競馬場 | 門別競馬場 |
第1回施行日 | 2015年6月25日 |
創設 | 2011年 |
2024年の情報 | |
距離 | ダート1000m |
格付け | H3 |
賞金 |
1着賞金500万円 |
出走条件 | サラ系3歳以上オープン、北海道所属 |
負担重量 | 別定、3歳54kg、4歳以上57kg(牝馬2kg減) |
出典 | [1] |
グランシャリオ門別スプリント(グランシャリオもんべつスプリント)は、ホッカイドウ競馬で施行される地方競馬の重賞競走。正式名称は「雪印メグミルク杯 グランシャリオ門別スプリント」。
概要
[編集]2011年に創設された地方競馬スーパースプリントシリーズ(2023年をもって廃止)のトライアルとして、同年より行われている。優勝馬には同ファイナル(習志野きらっとスプリント)への優先出走権が与えられていた。
短距離戦の充実を目的として創設された同シリーズである[2]ものの、ホッカイドウ競馬では従前より短距離戦が充実しており、当競走は短距離重賞競走のエトワール賞や北海道スプリントカップから続いて施行されるオープン特別の短距離競走であった[3](2011年 - 2014年現在。2015年はエトワール賞はグランシャリオ門別スプリントよりも後に施行)。
2015年より重賞競走に格上げされ、H3に格付けされた。回次は同年が第1回となる[4]。
2015年までは北海道および岩手所属による競走であったが、岩手地区トライアルに早池峰スーパースプリントが設定された2016年に北海道所属限定に条件が変更された[5]。
2020年からはH2に格上げされた[6]。また、同年よりレース名が「雪印メグミルク杯 グランシャリオ門別スプリント」となる。
2021年にJBC協会の支援の下で創設された「カウントアップチャレンジ2021」のスプリント部門「カウントアップS」に組み込まれる[7]。
2023年にH3へ格下げとなった。
条件・賞金等(2024年)
[編集]- 出走資格
- サラブレッド系3歳以上オープン、北海道所属
- 負担重量[1]
- 別定。3歳54kg、4歳以上57kg(牝馬2kg減)。
- 賞金等[8]
- 賞金額は1着500万円、2着140万円、3着105万円、4着70万円、5着35万円
- スタリオンシリーズに指定されており、タワーオブロンドンの次年度配合権利が優勝馬生産牧場への副賞となっている。
過去の副賞
[編集]- スタリオンシリーズ競走に指定されており、以下に掲げる種牡馬の種付権が副賞として贈られている。
年 | 種牡馬 | 付与対象者 | 出典 |
---|---|---|---|
2011年 | フレンチデピュティ | [9] | |
2012年 | エイシンデピュティ | [10] | |
2013年 | ファスリエフ | 馬主 | [11] |
2014年 | グラスワンダー | 生産牧場 | [12] |
2015年 | エスポワールシチー | 生産牧場 | [4] |
2016年 | タートルボウル | 生産牧場 | [13] |
2017年 | ミッキーアイル | 生産牧場 | |
2018年 | 生産牧場 | ||
2019年 | 生産牧場 | ||
2020年 | 生産牧場 | ||
2021年 | タワーオブロンドン | 生産牧場 | |
2022年 | 生産牧場 | [14] | |
2023年 | 生産牧場 | [15] | |
2024年 | 生産牧場 |
歴代優勝馬
[編集]※Rはコースレコードを示す。
特別競走(2011年 - 2014年)
[編集]施行日 | 開催地 | 距離 | 頭数 | 優勝馬 | 性齢 | 所属 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2011年6月30日 | 門別 | 1000m | 12頭 | パフォーマンス | 牡3 | 北海道 | 1:00.6 | 井上俊彦 | 田中正二 |
2012年7月3日 | 門別 | 1000m | 8頭 | アグネスポライト | 牡8 | 北海道 | 59.9 | 桑村真明 | 佐久間雅貴 |
2013年6月25日 | 門別 | 1000m | 7頭 | アウヤンテプイ | 牡4 | 北海道 | 59.4 | 井上俊彦 | 原孝明 |
2014年6月26日 | 門別 | 1000m | 11頭 | アウヤンテプイ | 牡5 | 北海道 | 1:00.6 | 宮崎光行 | 原孝明 |
重賞競走(2015年 - )
[編集]回 | 施行日 | 開催地 | 距離 | 頭数 | 優勝馬 | 性齢 | 所属 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2015年6月25日 | 門別 | 1000m | 8頭 | ポアゾンブラック | 牡6 | 北海道 | 59.6 | 阪野学 | 田中淳司 |
2 | 2016年6月23日 | 門別 | 1000m | 10頭 | ケイアイユニコーン | 牡7 | 北海道 | 59.9 | 松井伸也 | 安田武広 |
3 | 2017年6月21日 | 門別 | 1000m | 13頭 | タイセイバンデット | 牡6 | 北海道 | 1:00.6 | 岩橋勇二 | 田中淳司 |
4 | 2018年7月5日 | 門別 | 1000m | 13頭 | カツゲキライデン | 牡7 | 北海道 | 1:00.0 | 桑村真明 | 廣森久雄 |
5 | 2019年7月4日 | 門別 | 1000m | 12頭 | メイショウアイアン | 牡9 | 北海道 | R58.6 | 落合玄太 | 田中淳司 |
6 | 2020年7月2日 | 門別 | 1000m | 8頭 | アザワク | 牝3 | 北海道 | R58.4 | 小野楓馬 | 角川秀樹 |
7 | 2021年6月29日 | 門別 | 1000m | 10頭 | アザワク | 牝4 | 北海道 | 1:00.0 | 桑村真明 | 角川秀樹 |
8 | 2022年7月5日 | 門別 | 1000m | 10頭 | アザワク | 牝5 | 北海道 | 58.7 | 桑村真明 | 角川秀樹 |
9 | 2023年7月4日 | 門別 | 1000m | 11頭 | スペシャルエックス | 牡3 | 北海道 | 1:00.3 | 岩橋勇二 | 田中淳司 |
10 | 2024年6月6日 | 門別 | 1000m | 9頭 | ストリーム | 牡3 | 北海道 | 1:00.2 | 岩橋勇二 | 田中淳司 |
- 競走結果の出典
- KEIBA.GO.JP(地方競馬全国協会)
- JBISサーチ
関連項目
[編集]- エトワール賞、ポラリスサマースプリント、ウポポイオータムスプリント、道営スプリント - 2024年において本競走とともにカウントアップSに指定されている競走。
出典
[編集]- ^ a b “キャンペーン”. SPAT4プレミアムポイント. 2024年6月3日閲覧。
- ^ “Super Sprint Series実施要項”. スーパースプリントシリーズ 特設サイト. 地方競馬全国協会. 2015年2月2日閲覧。
- ^ “【スーパースプリントシリーズ2011】グランシャリオ門別スプリント”. web Furlong 2011 (地方競馬全国協会) 2015年2月2日閲覧。.
- ^ a b “「2015 スタリオンシリーズ競走」の実施について”. ホッカイドウ競馬 (2015年3月17日). 2015年3月18日閲覧。
- ^ “web Furlong 2016【スーパースプリントシリーズ特集】グランシャリオ門別スプリント”. 地方競馬全国協会. 2017年7月22日閲覧。
- ^ “重賞競走記録”. (一社)北海道軽種馬振興公社. 2021年6月25日閲覧。
- ^ “【地方競馬】ホッカイドウ競馬が新シリーズ『カウントアップチャレンジ2021』を新設”. netkeiba.com. 2021年6月25日閲覧。
- ^ “令和6年度第4回門別競馬番組表[更正]” (PDF). ホッカイドウ競馬. 2024年6月3日閲覧。
- ^ “平成23年度 第5回 門別競馬出走表”. ホッカイドウ競馬. 2015年2月2日閲覧。
- ^ “平成24年度 第6回 門別競馬出走表”. ホッカイドウ競馬. 2015年2月2日閲覧。
- ^ “平成25年度 第5回 門別競馬出走表”. ホッカイドウ競馬. 2015年2月2日閲覧。
- ^ “平成26年度 第5回 門別競馬出走表”. ホッカイドウ競馬. 2015年2月2日閲覧。
- ^ “平成28年度 スタリオンシリーズ競走” (PDF). ホッカイドウ競馬. 2017年7月22日閲覧。
- ^ “2022年度 スタリオンシリーズ競走”. ホッカイドウ競馬. 2022年12月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月26日閲覧。
- ^ “2023年度 スタリオンシリーズ競走”. ホッカイドウ競馬. 2023年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月5日閲覧。