キナゾリン
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キナゾリン | |
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キナゾリン(許容慣用名) | |
別称 ベンゾピリミジン | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 253-82-7 |
PubChem | 9210 |
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特性 | |
化学式 | C8H6N2 |
モル質量 | 130.15 g/mol |
外観 | 黄色結晶 |
融点 |
48.0-48.5[1] |
沸点 |
241.5 / 764 mmHg[1] |
水への溶解度 | 易溶 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
キナゾリン (quinazoline) とは、ベンゼン環とピリミジン環の2個の6員環が縮合した構造を持つ芳香族化合物。分子式は C8H6N2 で、外見は黄色の結晶。
医療では、抗マラリア剤やがんの治療薬にキナゾリンの誘導体が利用される。例えば降圧薬(α受容体遮断薬)のドキサゾシンはキナゾリン環を含む。