イソオキサゾール
イソオキサゾール | |
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一般情報 | |
IUPAC名 | イソオキサゾール |
分子式 | C3H3NO |
分子量 | 69.06 |
形状 | 液体 |
CAS登録番号 | 288-14-2 |
SMILES | C1=CON=C1 |
性質 | |
密度と相 | 1.078 g/cm3, 液体 |
沸点 | 93– 95 °C |
屈折率 | 1.4270 |
イソオキサゾール(英語: isoxazole)は、窒素に隣接して酸素を有するアゾールである。消防法に定める第4類危険物 第1石油類に該当する[1]。
イソオキサゾール環は例えばイボテン酸のような天然物の骨格中に見出すことができる。イソオキサゾールは幾つかの医薬品の骨格でもあり[2]、COX-2阻害薬のバルデコキシブを例にあげることができる。またイソオキサゾール誘導体のフロキサンは一酸化窒素ドナーとなる。
脚注[編集]
- ^ “Isoxazole 288-14-2 | 東京化成工業株式会社”. 2023年12月18日閲覧。
- ^ Zhu, Jie; Mo, Jun; Lin, Hong-zhi; Chen, Yao; Sun, Hao-peng (2018-07). “The recent progress of isoxazole in medicinal chemistry” (英語). Bioorganic & Medicinal Chemistry 26 (12): 3065–3075. doi:10.1016/j.bmc.2018.05.013 .
関連項目[編集]
- オキサゾール - 3位に窒素原子がある異性体。
- イソキサゾリン - 窒素原子と酸素原子が隣り合っているが、二重結合が一つであるアナローグ。
- ピロール - 酸素原子がないアナローグ。
- フラン - 窒素原子がないアナローグ。