カナダ聖公会
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カナダ聖公会(カナダせいこうかい、英語: Anglican Church of Canada、フランス語: l'Église anglicane du Canada)は、カナダにおけるアングリカン・コミュニオンである。信徒数は200万人を越え、現在ではカナダ全人口の約6.9%がこの教会に所属している。
歴史
[編集]1497年6月24日にジョン・カボットがアメリカ大陸に上陸した時から、イングランド国教会による宣教活動が始まり、1579年6月19日には聖公会祈祷書による礼拝が行われた。1791年憲法で聖公会は国教と定められた。今日では国家と宗教との分離は定着している。
2008年になると超保守派が北米聖公会を設立したため、少数が分離している。
海外宣教
[編集]英国聖公会に次いで、海外宣教を熱心に行ってきた。日本へは、1888年より、後に日本聖公会中部教区になった名古屋を中心とする中部地方(京都教区に所属する富山県、石川県、福井県を除き、横浜教区に属する静岡県・山梨県も除く、愛知県・岐阜県・長野県・新潟県[1])へジョン・ウォーラー、マーガレット・ヤング(名古屋柳城短期大学の創始者[2])などを派遣して伝道を行なった[3]。
信条
[編集]おおむねイングランド国教会を踏襲しているが、1850年代になってカナダ独自の教会会議が開催され、先住民に対する宣教も行われた。現在では離婚した人や同性愛者も参加している。世界教会協議会に所属している。
脚注
[編集]- ^ “教会をさがす”. 日本聖公会中部教区センター. 2023年5月28日閲覧。
- ^ “創設者 マーガレット・ヤングの略歴”. 名古屋柳城短期大学キリスト教センター. 柳城学院 (2014年6月22日). 2023年5月28日閲覧。
- ^ “中部教区について”. 日本聖公会中部教区センター. 2023年5月28日閲覧。