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Raise

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「Raise」
小倉唯シングル
初出アルバム『Strawberry JAM
B面 PON de Fighting!
リリース
規格 マキシシングル
ジャンル J-POPアニメソング
時間
レーベル キングレコード
作詞・作曲 只野菜摘(作詞)
俊龍(作曲)
チャート最高順位
小倉唯 シングル 年表
Raise
(2012年)
Baby Sweet Berry Love
2013年
ミュージックビデオ
「Raise」(short ver.) - YouTube
「Raise」MUSIC VIDEO(Full ver.) - YouTube
振り付け動画
「PON de Fighting!」振り付け講座 - YouTube
プレイリスト
Raise - YouTube Music
Strawberry JAM 収録曲
Get over
(6)
Raise
(7)
シュガーハートエイク
(8)
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Raise」(レイズ)は、小倉唯の楽曲。自身の1枚目のシングルとして2012年7月18日キングレコードから発売された。

概要

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声優ゆいかおりなどで活動する、小倉唯のソロデビューシングル。

本曲は、テレビアニメカンピオーネ! 〜まつろわぬ神々と神殺しの魔王〜』のエンディングテーマに起用された。タイトルの「Raise」は英語で「高める」の意。自分を高めていくアニメの世界観が反映されており、サビおよびA・Bメロで歌い方を変えている[2]。曲調は、カンピオーネ自体がかっこいい内容になっているため、本曲もアップテンポで躍動感のある構成に仕上がっている。そのため小倉は腹式呼吸や、一部の箇所を強くするなど様々な声質を使い分けている。

ミュージック・ビデオの赤と白のドレスはカンピオーネの神秘的なカッコよさが、青い衣装はカンピオーネの苦悩がそれぞれ表現されている。なお動きに関してはアドリブであるが、収録では曲のイメージに合わせることができたという。また、表情に関しても口を大きく開けていないが、これは、勢いが出ると、本作のイメージに合わないと判断したためである[2]

シングルのカップリング曲「PON de Fighting!」は、小倉のこれからの気持ちが詰まった曲。「Raise」とは対照的に小倉の可愛らしさを前面に押し出した曲になっており、自身も「前向きで元気をもらえる曲」と表現しているものの[3]、バックコーラスなどでリズムをつかむのが大変だった事を明かしている[4]

シングルは期間限定盤(KICM-91397)と通常盤(KICM-1397)の2種リリースで、期間限定盤には本曲のミュージックビデオを収録したDVDが同梱されている。さらに初回プレス分のみ、「小倉唯BIRTHDAY SPECIALミニライブ〜SEVENTEEN!〜」(後述)の応募抽選シリアルナンバーカードも封入されていた。

背景

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小倉は今回のソロデビューに際しマイナビニュースのインタビューにて[5]

「(略)ユニット活動をしているときから、いつかはソロでできたらいいなって思ってはいましたが、まさかこんなに早く実現するなんて……。自分の中では、遠い夢のような気持ちだったんですよ。なので、すごく驚きましたし、それと同時にすごくうれしかったです」 — 小倉唯「頑張ってカッコよさを表現しました!」 - ソロデビューシングル「Raise」、7/18リリース

と喜びを語った。

その一方で小倉が所属する事務所、スタイルキューブの社長・たかみゆきひさは自著「アイドル声優の何が悪いのか? アイドル声優マネジメント」にて、無事デビューした『ゆいかおり』は、芸能事務所が仕掛けるアイドル声優に対しての風当たりが強く、レコード会社から声優アーティストは声優として人気が出なければ売れない、声優として売るのは事務所の仕事であると促され、小倉を声優として売らねばと営業していったことを叙述した。そのときにワーナー ブラザース ジャパン川瀬浩平(現・カスケードワークス代表)の世話になり、テレビアニメ『ロウきゅーぶ!』と『神様のメモ帳』に小倉が出演。『神様のメモ帳』にはランティスが音楽制作で参加しており、後に小倉も参加した声優ユニットStylipS」が結成される。そうした流れのなかでランティスとワーナーが製作委員会に名を連ねるテレビアニメ『カンピオーネ! 〜まつろわぬ神々と神殺しの魔王〜』のエンディングテーマで小倉がアーティストデビューすることになった、アニメ業界各社の応援をもってソロデビューを飾ることができたと述懐している[6][7]

批評

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CDジャーナルは、表題曲を「ロック・テイストの強いハードな楽曲」、「ティーンらしさ全開のガーリーなソフト・ポップス」、カップリングを「キュートなエレポップ・チューン」と評した[8]

収録内容

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CDシングル(期間限定盤・通常盤共通)[1]
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「Raise」只野菜摘俊龍藤田淳平Elements Garden
2.「PON de Fighting!」大森祥子大久保薫大久保薫
3.「Raise」(off vocal ver.)   
4.「PON de Fighting!」(off vocal ver.)   
合計時間:
DVD(期間限定盤のみ)
#タイトル作詞作曲・編曲
1.「Raise」(MUSIC VIDEO)  
ハイレゾver.[9]
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「Raise」只野菜摘俊龍藤田淳平(Elements Garden)
2.「PON de Fighting!」大森祥子大久保薫大久保薫
合計時間:

リリース日一覧

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日付 規格 規格品番 レーベル 形態
2012年7月18日 CD+DVD KICM-91397 キングレコード 期間限定盤
CD KICM-1397 通常盤
デジタル・ダウンロード KICM-91397 ロスレス
2018年5月13日 ハイレゾver.

収録アルバム

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タイトル 収録作品
1 Raise
2 PON de Fighting!
  • 『Strawberry JAM』

ライブ映像作品

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タイトル 収録作品
1 Raise
2 PON de Fighting!
  • 『小倉唯 LIVE「HAPPY JAM」』
  • 『小倉唯 LIVE「High-Touch☆Summer」』[注 2]
  • 『小倉唯 LIVE 2020-2021「LOVE & Magic」』

プロモーション、ライブ・パフォーマンス

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リリースイベント

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本シングルの発売を記念して、デビューシングルイベント「小倉唯、会いに行くよ。〜Road to 小倉コクラ〜」を開催[10]福岡県北九州市小倉を目指して日本国内を西上しながらポスターお渡し会を各地で実施した。また、当イベントの10年後、日本コロムビア移籍第1弾シングル『Love∞Vision』でも、同様のリリースイベント小倉唯、また会いに行くよ。〜Road to 小倉コクラ」が開催されている。

開催日 開催場所
2012年7月14日
2012年7月15日
2012年7月21日
  • コミックとらのあな京都店(京都府
  • アニメイト日本橋店(大阪府
  • ゲーマーズ神戸三宮店(兵庫県
  • コミックとらのあな三宮店(兵庫県)
  • アニメイト三宮店(兵庫県)
2012年7月22日
  • アニメイト岡山店(岡山県
  • アニメイト広島店(広島県
  • アニメイト小倉店(福岡県
  • ゲーマーズ小倉店(福岡県)

ミニライブ

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小倉唯BIRTHDAY SPECIALミニライブ〜SEVENTEEN!〜
イベントの種類 音楽系イベント
開催時期 2012年8月15日
会場 横浜ベイホール
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本CD(初回プレス盤)購入者を対象した招待制ミニライブ「小倉唯BIRTHDAY SPECIALミニライブ〜SEVENTEEN!〜」が2012年8月15日横浜ベイホールにて開催された[11]

セットリスト(夜の部)[12]
M-01 Raise
M-02 きみがここに来る二、三の理由
M-03 黒髪流儀。技あり!
M-04 PON de Fighting!
M-05 キュッ!キュッ!CURIOSITY!!
M-06 ともだちピンク
M-07 Raise

脚注

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注釈

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  1. ^ 5thアルバム『Bloomy』初回限定盤A付属Blu-rayのLive Clip音源を収録。
  2. ^ a b Tarte』CD+BD盤Disc2にも収録。

出典

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  1. ^ a b Raise [CD+DVD]<期間限定盤>”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2025年11月1日閲覧。
  2. ^ a b 声優グランプリ』2012年8月号、主婦の友社、2012年7月10日、24頁。 
  3. ^ 声優アニメディア』2012年8月号、学研パブリッシング、2012年7月10日、37頁。 
  4. ^ アニカン』Vol.110(2012年8月号)、MG2、2012年7月18日、38頁。 
  5. ^ 竹間葵 (2012年7月18日). “小倉唯「頑張ってカッコよさを表現しました!」 - ソロデビューシングル「Raise」、7/18リリース”. マイナビニュース. マイナビ. p. 1. 2025年11月1日閲覧。
  6. ^ アイドル声優の何が悪いのか? アイドル声優マネジメント, pp. 94–95.
  7. ^ たかみゆきひさ「小倉唯はなぜ人気アイドル声優になれたのか?事務所社長が「アイドルは盆栽」と語る理由」『ダイヤモンド・オンラインダイヤモンド社、2024年3月8日、4頁。2025年11月19日閲覧
  8. ^ 小倉唯 / Raise”. CDジャーナル. 2012年9月2日閲覧。
  9. ^ 小倉唯 / Raise ハイレゾver.”. OTOTOY (2018年5月13日). 2025年11月1日閲覧。
  10. ^ 小倉唯デビューシングルイベント「小倉唯、会いに行くよ。~Road to 小倉~」開催決定!(2012/6/18)”. ゆいかおり YUIKAORI. キングレコード (2012年6月18日). 2012年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年11月3日閲覧。
  11. ^ 小倉唯、17歳の誕生日ライブに17層のバースデーケーキ」『音楽ナタリー』ナターシャ、2012年8月17日。2025年7月17日閲覧
  12. ^ 竹間葵「小倉唯、17歳の誕生日にライブイベントを開催! 「小倉唯BIRTHDAY SPECIALミニライブ~SEVENTEEN!~」」『マイナビニュース』マイナビ、2012年9月27日。2024年10月17日閲覧

参考文献

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外部リンク

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