freee

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freee 株式会社
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
141-0031
東京都品川区西五反田2-8-1 五反田ファーストビル 9F
設立 2012年7月
業種 サービス業
法人番号 7010401100770
事業内容 会計ソフト、給与計算ソフトの開発、運営
代表者 佐々木大輔(創業者・代表取締役
資本金 96億603万円(資本準備金等含む)
外部リンク freee.co.jp
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freee株式会社(フリー)は、中小企業の事務管理(バックオフィス)向けのクラウドサービスを開発、運営するフィンテック企業である[1]

概要[編集]

2012年Google出身の佐々木大輔らが設立[1]

2013年3月にクラウド会計ソフトfreeeをリリースする[1]

同様にクラウド上で会社設立に必要な書類を出力し法人登記や設立後に必要な手続きを行う会社設立 freee[2]2015年[3]2017年に勤怠や労務手続き、給与計算を行う人事労務 freee[4]などをリリースする。

個人事業主などのスモールビジネスをターゲットとしており、2017年4月時点で「freee」の利用経験がある事業所は日本で80万を突破している[1]

資金調達[編集]

正式リリース前となる2012年12月にアメリカ合衆国ベンチャーキャピタルであるDCMから5000万円を調達した[1]。以後も、2015年に35億円、2016年に33億円と、大型の調達に成功している[1]

累計資金調達額は96億円[1]

主なサービス[編集]

freee[編集]

2013年3月19日にサービスを開始。ウェブ口座の取引明細から会計帳簿を自動生成し、取引明細のテキスト解析を行い、自動的に会計帳簿にデータを振り分けていくことができる。また、テキスト解析が間違っていれば勘定科目を選択して指定し直すこともできる。サービス開始2週間で約1600事業所、2万7200件の明細処理を実行した[5]

会社設立 freee[編集]

2015年6月に、会社設立に必要な書類をオンライン上で作成できる「会社設立 freee」の提供を開始した[6]

イメージキャラクター[編集]

2015年2月1日より、テレビCMを放映している。

ツバメに扮したタレント小林歩乃佳が出演。放映エリアは、東京都茨城県栃木県群馬県埼玉県千葉県神奈川県山梨県静岡県

訴訟[編集]

競合他社であるマネーフォワード製品の勘定科目に関する自動仕訳の機能がfreeeの特許を侵害していると2016年12月に提訴したが、2017年7月にマネーフォワードが勝訴している[1][7]

ソフトウエア特許の侵害を立証するために、被告側(この場合はマネーフォワード)に裁判所から出される文書提出命令という手続きがある。ソフトウェア開発の設計書といったドキュメント類を原告側(この場合はfreee)に提示するのだが、営業機密に関わるため被告側にさざまな不利益が発生するおそれもある。このため、被告に証拠となる文書の提出を拒否するだけの正当な理由があるかどうかを裁判官等が文書を見て確認する手続き「インカメラ手続き」が採用された。今回、インカメラ手続きにより、原告側からの文書提出命令は却下されたが、ソフトウエア関連の発明に関する裁判で、インカメラ手続きが活用された点を評価する向きもある[7]

出典・脚注[編集]

外部リンク[編集]