B-2 (航空機・初代)

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カーチス B-2 コンドル

B-2 Condor in flight.jpg

  • 用途:重爆撃機
  • 製造者:カーチス
  • 運用者:アメリカ陸軍
  • 生産数:13機
  • 運用開始:1929年
  • 退役:1934年
  • 運用状況:退役

B-2 コンドル(B-2 Condor)はカーチス社が1920年代アメリカ陸軍のために製作し、制式採用された双発複葉の爆撃機。カーチス社が製作したマーチン社設計のマーチンMB-2(NBS-1)と、その発展型であるカーチスNBS-4の改良型であり、それらの胴体の木製構造を鋼管羽布張りに変え、エンジンを換装する等の改良が加えられている。

設計と製作[編集]

B-2の2基のエンジンは上下翼の間に、胴体の左右に添うように置かれたエンジンナセルに収められ、それぞれのナセルの尾部は機銃座に充てられていた。MB-2では後方の銃座は胴体に設けられていたが、射界を妨げるとして変更された。これは競作相手のXB-1も同様だった。尾翼は双尾翼式である。

B-2の試作機はXB-2(シリアル26-211)とされ、ハフ・ダランド XB-1シコルスキーS-37およびフォッカーXLB-2と競争試作が行われたが、他の3つはすぐに脱落しXB-2が選定された。XB-2はその後もより小型でコストも低いキーストンXLB-6と比較されたり、大型過ぎて格納庫への収納が難しいなどの問題があったりしたが、結局軍はその優れた性能を認め、1928年に12機の製造契約が締結された(シリアル28-398~399、29-28~37)。

B-2のうち1機は複操縦装置つきに改修され、B-2Aと呼ばれた。機長席と副操縦士席の複操縦装置は、1930年代以降爆撃機の基本装備となった。また、B-2を基本にした輸送機型C-30コンドルも2機制作された(シリアル33-320~321)。

B-2は1930年代の技術的進歩によって急速に時代遅れとなり、早くも1934年には部隊から姿を消した。B-2の後、カーチス社は爆撃機製作から撤退し、1930年代以降は「ホーク」戦闘機(追撃機)に全力を集中した。

性能諸元[編集]

  • 乗員: 5名
  • 全長: 14.5 m
  • 全幅: 27.4 m
  • 全高: 4.9 m
  • 翼面積: 140 m²
  • 空虚重量: 4,100 kg
  • 全備重量: 7,480 kg
  • エンジン: カーチス V-1570-7 "コンカラー" 水冷V型12気筒 600 hp ×2
  • 最高速度: 212 km/h
  • 巡航速度: 183 km/h
  • 航続距離: 1,300 km
  • 上昇限度: 4,030 m
  • 上昇力: 3.7 m/s
  • 翼面荷重: 53 kg/m²
  • 出力重量比: 120 W/kg
  • 武装: 7.62 mmルイス機銃 ×6
  • 爆弾: 1,100 kg(近距離作戦時1,800 kg)